CV:釘宮理恵
演:夏緒
概要
桐生一馬、錦山彰、澤村由美の3人が育った養護施設「ヒマワリ」にいた少女。
母を捜すためにヒマワリを飛び出し、神室町で桐生と出会った。
愛らしい見かけによらず肝が据わっており、自分の命が危険に晒されていても一歩も引かない胆力の持ち主。初登場時の『1』から、抗争に巻き込まれて腕に銃槍を負っても心配する桐生を「かすり傷だから平気」と突っぱねたり、プロボクサーのジャッカル八木沢のファンだったり、わずか9歳にしてソープランドがナニをする場所なのか理解しており大人をからかって楽しむ等々、並の女児ではない様を見せていた。
『1』では9歳、『2』では10歳、『3』では12歳、『4』では13歳、『5』では16歳、『6』では20歳になったが、相変わらず桐生に対してのおねだりは健在である。
シリーズを追うごとに、着実に背が高くなっており、桐生との間に築かれた信頼関係は目を合わせただけで意志の疎通が出来る程になっている。
経歴(ネタバレ込み)
その正体は神宮京平と澤村由美の間に生まれた私生子。政界進出間近の神宮にとってはスキャンダルの種であり、神宮の急所を握ろうと目論む中国マフィア「蛇華」に身柄を狙われていた。
『1』では出生そのものがネタバレのためか、澤村由美の娘という点を伏せるため、登場人物の紹介等でも名字は無く単に「遥」としてクレジットされている。またギャンブルの才能を垣間見せており、後にトラブルの種となった。
『2』以降は桐生の実質的な養子となり、共に暮らしていた(姓は「澤村」のまま)。
桐生家の食事は彼女が担当している。
『3』では桐生と共に沖縄へ移り、養護施設「アサガオ」を運営していた。
『5』では主人公の一人に昇格。芸能事務所の社長に見初められアイドルとしての才能を開花させた。
完結編となる『6』では自身が原因のスキャンダルにアサガオの子供たちを巻き込む事を恐れ、アサガオを離れて姿を暗ませていた。後に一夜の過ちから妊娠していたことが発覚。新たな争いの種を(文字通り)生むことになる。
彼女の母親である由美は亡くなる間際に彼女に対して「逃げたら幸せが逃げる」と遺している。この幸せを“桐生の側に居る”事と捉えると、奇しくも母親と似た経緯を辿ってしまった。
『6』の時系列的な続編である『ジャッジアイズ』ではモブが持っている雑誌にマスコミが本人を追っている記事が写っている。
その後、『7』にて桐生は再登場したが遥の話は一切なかったため、消息不明だったが、外伝作品となる『名を消した男』にて、成長したアサガオの子供たちやハルトと共に僅かながら登場。
『8』のトレーラーでは、病床の桐生の空想シーンで登場が確認されている。