「ようこそ 僕のブルーベリー学園へ!」
概要
ポケモンSVのDLC『藍の円盤』にて登場するキャラクター。ブルーベリー学園の創設者であり校長である。一人称は「僕」。
彼が主人公の噂を聞きつけ、交換留学生として招待しにくるところから藍の円盤のストーリーが始まる。また、クラベルとは旧知の仲のようである。
容姿
白のスーツとハット、ヒトツキのような模様が入っているストールを身につけている。
また、指輪をつけていることから既婚者であると思われる。
余談
名前の由来は藍藻とも呼ばれるシアノバクテリアというのが有力。また、ブルーベリーの学名「Vaccinium cyanococcus」からも取られていると思われる。
彼が身につけているストールから、「ギルガルドを手持ちに入れているのでは?」という声があるが、前作のDLCのキャラクターもあるポケモンを想起させるようなリボンを着けていたにもかかわらず、そのポケモンを使用しなかった(それどころか登場すらしなかった)ため、これもただそういうデザインのストールだったというだけの話の可能性も十分にある。
黒幕疑惑?
公開早々に黒幕疑惑がかけられてしまっている、とされている。
現段階では事件どころかどんなシナリオになるかすら一切が不明な状態にもかかわらず、である。
近い立場にあってメインシナリオで同じく疑われた人々が真っ当な善人だったというのが原因だろうが、考察を深めるには情報が足りず時期尚早と言わざるを得ない。
ごく一部では「スター大作戦でスター団にアカデミーから追い出されたいじめっ子達がブルーベリー学園に紛れ込んでいる」などという噂まで飛び交っている。
少なくともスター団との関連性を示唆する情報は現在公式から一切出ておらず、SNSで一部のユーザーが冗談交じりに呟いている程度の話でしかないため、くれぐれも真に受けて触れ回ることのないよう留意されたい。
以下はネタ半分で呟かれている考察ともいえないネット上の反応を箇条書きにしたもの。
- 根拠その①・『メインシナリオに権力を持った悪役がいなかった(=そろそろ出てきてもおかしくないのではないか)』
上述のとおり疑われた二人は善人であり、スター団ともあくまでケジメとしてバトルを行い、最終的に和解している為、これまでのシリーズにおける「権力を持った黒幕との思想の違いによる明確な対立」という展開が今作には存在せず、後のDLCにそういった展開を持ってくる可能性も考えられるというもの。
→根拠、とあるが単なるプレイヤーの期待に過ぎない。
→そもそも状況証拠を踏まえても校長の彼よりも教員であるブライアの方が後編の黒幕である可能性が高い。
→ブライアはその後公開されたキービジュアルにて不敵な笑みを浮かべており、現時点では最も疑わしい人物となっている。
- 根拠その②・『モチーフが浦島太郎』
本作「藍の円盤」は全体的に浦島太郎を意識したイメージが見受けられる。
海の中に建てられたブルーベリー学園はおそらく竜宮城がモチーフであり、今作の鍵となる伝説のポケモン「テラパゴス」は亀がモチーフである。
校内にある「テラリウムドーム(4つのエリアに分かれている)」も、作中で浦島太郎が時間を忘れるほど夢中になった「四方四季の庭」がモチーフと思われる。
浦島太郎の有名なシーンの一つに「冒頭でいじめっ子達から亀を助ける」というものがある為、スター大作戦によってアカデミーを退学したいじめっ子達が新たにブルーベリー学園に入学している可能性が高い。
→いじめっこから亀を助けたのにいじめっこが竜宮城に逃げ込んでいるという点で話が繋がっていない。
→ただし前編のモチーフが『善悪が逆転した桃太郎』という事を考えれば浦島太郎の反転要素としていじめっ子が学園に逃げ込んでいてもおかしくはない。
→また、浦島太郎におけるいじめっ子達の標的はあくまで亀である為、「テラパゴスを狙って暗躍している連中こそかつてのいじめっ子達」という形ならば成立する。
→もしくはただ単に「浦島太郎をベースにしたストーリー」と考えれば悪役ポジションとしていじめっ子が出てくるのは別に不自然ではない。
- 根拠その③・『「僕のブルーベリー学園」というあたかも学校を私物化しているような発言』
とても大勢の生徒や教師陣を束ねる校長としての発言ではない。
そもそも留学とは任意で行うものなのに「個人を招待する」というのも少々常識を欠く行いである。
→揚げ足取りの範疇を出ない。
→しかし、林間学校だの交換留学だのと主人公が都合良く選ばれ過ぎだという事は否定できない。
→なお、主人公はクラベル校長からの信頼が厚くシアノ校長側から「信頼出来る人間を選んでほしい」と依頼されたのなら選ばれる可能性は高い。
結局はどれも前編のコンセプトが『善悪の逆転している桃太郎』であったが故のプレイヤー達の不信感と言える。
ただ、黒幕かどうかはともかく、立場や学園の設備などからテラパゴスやテラスタルに関する何らかの情報を知っていて、旧知であるクラベルが1年半前まで研究者であった事から同様に元研究者であるのはほぼ確実で本編のラスボスとも関りがあった可能性が高く、藍の円盤に新パラドックスポケモンも登場する事が確定している点を踏まえると物語の中でもかなり重要な存在となるであろうことは間違いないだろう。
『いじめっ子達がブルーベリー学園に潜んでいるかもしれない』という噂に関してもそもそもいじめっ子側が真実を口にする訳が無く
『アカデミー側の事情を知らないシアノ校長がいじめっ子達を在籍させている』という可能性も考えられる。
しかもクラベル校長ですらスター団の真実を知ったのは本編の時期でありそこからシアノ校長に伝えられたとしてもシアノ校長側には元いじめっ子とそうでない学生を判別する方法が無いのでどの道無理な話である。
また、ブルベリーグ四天王の4人は全員髪と眉毛の色が異なる為、意図的に容姿を偽っている可能性がある。これをスター団関連と見るかは人それぞれ。
(最新PVにはメロコらしき赤髪の少女が映り込んでいる。)
放課後のブレス2話にてブルーベリー学園のある生徒が「一度負けたポケモンは手札がバレるし、出さないようにしてる」と発言したこと、それを裏付けるかのようにあるポケモン達をパーティーから外した生徒がいたことから、バトルで勝つ事のみに執着しポケモンに対する愛情を疎かにしがちな教育が施されているという噂もあるが、前者は彼独自の方針、後者は精神が弱っていた可能性もあるため決めつけるのは早計である。
この事やクラベル校長が積極的に生徒達と交流していた事から黒幕説とは逆に
『善人ではあるが研究者気質でもある為、それ故に学園の生徒達を信用し切ってある程度の自治権を与えてしまい起きている事態の大半を知らないのでは?』という考察もある。
またここから派生して、「彼の対として『娘に対して過保護と言えるピオニー』が登場して絡むのではないか?」とも言われている。
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