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ミュシャ風の編集履歴

2023-12-31 20:28:15 バージョン

ミュシャ風

みゅしゃふう

ミュシャの作風を模して描かれたイラストに付けるタグ。

アルフォンス・ミュシャ画風を模して描かれた作品にこのタグがつく。

大きな特徴として、フチ付きで装飾的に描かれた人物草花自然モチーフの繰り返し・絡み合う曲線パターンを利用した華美な枠装飾が挙げられる。


pixivでは代表作「黄道十二宮」を模したイラストが多い。絵柄までミュシャに寄せるかは作者による。

アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)

アール・ヌーヴォーと聞けば真っ先に連想される画家。初期にはパリで活躍し、後年はアメリカに滞在したのち故国チェコに戻り、祖国の歴史を描いた連作「スラヴ叙事詩」の制作を行った。挿絵、装飾パネル、カレンダーポスターなどのグラフィック作品のみならず、装飾品やテキスタイル、インテリア用品のデザインなども手がけた。


彼を語る際に必ず話題に上る伝説的な出来事がある。彼が印刷業者に勤めていた折、大至急のポスター依頼が舞い込むも職場のデザイナークリスマス休暇で出払い、作業に取りかかれるデザイナーはミュシャだけであった。

彼が商業ポスターを描いたのはこれが初めてだったにもかかわらず、完成したポスターが貼り出されるや否や大好評を博し、一夜にして彼の名はパリ中に知れ渡る事となる。ミュシャすげぇ。


ミュシャが一躍有名となったエピソードであるが、これは女優サラ・ベルナール主演の芝居、「ジスモンダ」の為のポスターとしてよく知られている。ちなみに芝居も大成功に終わり、サラ・ベルナールがフランス演劇界の女王として君臨するきっかけとなった。ミュシャ超すげぇ。


ちなみに近年では、伊藤園缶コーヒー「サロンドカフェ」のパッケージに用いられたりもした。


アール・ヌーヴォー

またはアール・ヌーボーフランス語で「新しい芸術」の意味。


19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで流行した芸術様式。イギリスの「アーツ・アンド・クラフツ運動」がフランスにおいて発展したものであり、日常生活を芸術に結び付けることが目的であった。絵画彫刻はもちろん、装飾建築にまで幅広く応用された。


植物の形を取り入れた曲線的パターンが特徴。

後には機能性よりも過度な装飾性に流れてしまい、その意義を失った。


関連イラスト

連作『Elysion』四季の使い

1945-1989ROYALLY


関連タグ

芸術 アール・ヌーヴォー アールヌーボー アールデコ

たまゆら タロット

名画オマージュ


外部リンク

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