CV:水瀬いのり(ノンクレジット)
概要
アニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』に登場する妖精で、キラ星シエルの本来の姿。
語尾は「~キラ」。
この姿では一人称が「キラリン」(時々シエル同様「わたし」という事もある)になり、口調と声が若干幼くなる。
ぺコリンと同様、気分によって耳の色が変わる。満腹時やうれしいときは耳がピンク色に光り、空腹時は耳が青色に光る。
詳細
プリキュアに強い憧れを持ち、双子の弟ピカリオと共にパリでお菓子作りの修業をしていた(これを裏付けるかのように、第7話では「外国で修業している仲間が心配」とペコリン達が話すシーンがある)。
移住してしばらくは、とある家の屋根裏にて妖精の姿でピカリオと暮らしながら、人間のパティシエの様子を上から見るという方式でスイーツ作りを学んでいた。そんな中やがて彼女は人間の師匠に師事するようになりスイーツ作りもますます上達、結果人間化する能力を得た。
しかし一方でスランプに陥っていたピカリオとはすれ違いが生じ、ある日ピカリオは彼女の前から姿を消してしまう。
本作では全ての妖精が人間化できる訳ではなく、キラリンが人間化できるのはパリでの鍛練の賜物である。当然修業前には人間化する能力を持っていなかったため、顔見知りである長老やペコリンもシエルの正体に気づくことはできなかった。シエルの姿でいるときは語尾の「~キラ」はついていないが、これは意識的に矯正しているようで、第20話ではプリキュアに会えた興奮のあまりシエルの姿で「~キラ」と口走っていた。
ずっとパリにいたためか、第1話冒頭でのガミー達を始めとする悪い妖精達の襲撃事件およびクリーム爆発は知らなかった。その為、第19話においてもぬけの殻となったいちご山の青空工房の様子を見た際は驚いていた。
第21話で宇佐美いちか達がプリキュアだと知った際は最初こそ驚いたが、落胆するどころか、これまで自分がいちかに土下座で弟子入りを申し込まれていた立場にもかかわらず、今度は自分が逆に(しかも土下座で、かつ全く同じ台詞で)弟子入りを申し込んだ程であった。
(上記の画像はイメージです。お互いに謙虚になって天狗にならないようにしましょう)
本編登場まで
キラリンの初登場は、前述した第21話である(ただし第19話でシルエットや後ろ姿、部分と言う形で姿を見せている)。
しかしファンの間では、彼女は「謎の妖精」と言われてきた。というのも、OPにはペコリンや長老と共に第1話から(一部シーンは第2話から)登場しており、放送開始と同時に朝日放送からリリースされた公式応援アプリのダウンロードサイトにも、ダイアログという形で登場していたためである。
だが、2017年6月1日にバンダイの玩具公式サイト(関連サイト参照)にて名前(と玩具第1弾のぬいぐるみ)が公開されるまでは、その出自や演者に関する情報は固く秘匿されていた。そのため、ファンの間では「ほぼ同時にOPに登場したジュリオの正体ではないか」との説が上がった他、公式応援アプリでピカリオの存在を知った者からは、キラリンとピカリオが対になるキャラクターデザインを持つ事から「何らかの関係があるのではないか」との考察もなされてきた。
ちなみに、第1話からOPに、または放送開始前の宣材ビジュアルに登場していながら、本編への登場がプリキュア達よりも遅れたキャラクターにはミルキィローズとトワイライト、ブルーキャットがいる。ミルキィローズは第10話、トワイライトは第13話、ブルーキャットでさえ第15話で初登場を果たしているので、キラリンはその3人を大きく上回る遅参となった。
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
キラリンとしての姿しか描かれていないイラストに対して、別の姿である『キラ星シエル』や『キュアパルフェ』等のタグを付ける行為は、変身後の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、別の姿しか描かれていないイラストに対して、『キラリン(プリキュア)』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、別の姿のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
キラキラ☆プリキュアアラモード キラ星シエル プリキュア妖精一覧
キラリンアニマル:7年後の作品にて登場する妖精枠のキャラクター。名前や語尾が完全に一致している。ただしこちらはいわゆるコレクションアイテムに類するキャラクターで、ウサギやペンギンなど様々な動物を象った個体が複数匹存在している。