概要
「ガチョウと黄金の卵」(英:The goose and the golden egg)は、イソップ寓話のひとつ。
内容
ある日農夫は飼っているガチョウが黄金の卵を産んでいるのを見つけて驚く。それからもガチョウは1日に1個ずつ黄金の卵を産み、卵を売った農夫は金持ちになった。しかし農夫は1日1個しか卵を産まないガチョウに物足りなさを感じ、きっとガチョウの腹の中には金塊が詰まっているに違いないと考えるようになる。そして欲を出した農夫はガチョウの腹を切り裂いた。ところが腹の中に金塊などなく、その上ガチョウまで死なせてしまった。
教訓
欲張り過ぎて一度に大きな利益を得ようとすると、その利益を生み出す資源や人材まで失ってしまうことがある。経営者への戒め。
余談
現代日本においては、ヒット作を生み出す漫画家やアニメーターが「黄金の卵を産むガチョウ」に例えられたりする。