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この項目ではイソップ寓話狐と葡萄」から派生した慣用句について解説する。人間の心理については「酸っぱい葡萄」の項目を参照。

物語🦊🍇

お腹を空かせたがとぼとぼと歩いていると、ぶどうの木を見つけました。

狐は喜んで何度も跳び上がってぶどうを手に入れようとしましたが、ぶどうの木は高くて狐にはとても届きません。

とうとう諦めた狐は立ち去りざまに呟きました。

「へん、どうせあのぶどうはすっぱいに決まっている。最初から食べる気なんてなかったもんね」

教訓

自分の能力や地位に見合わない物を得ようとして得られない時、人はその物の価値を貶めて心の平安を図ろうとする。

慣用句

有名な話であるため、「Sour Grapes」で「負け惜しみ」を意味する慣用句となっている。

また日本でも「すっぱい葡萄」で通じることも少なくない。

心理学者・フロイト親子の「防衛機制」で言う所の「合理化」に当たる。

対義語は甘いレモン、「手に入ったからには価値があるに違いない」「手に入ったからには必要なものより優先的に使いたい」と考えてしまう心理状態を指す。

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