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禁止・制限カード(バトスピ)の編集履歴

2024-04-27 17:10:41 バージョン

禁止・制限カード(バトスピ)

きんしせいげんかーどばとすぴ

バトルスピリッツの公式大会でデッキに入れられなかったり枚数制限のあるカード

概要

第11回改訂までは『伝説・究極カード』と呼ばれていたが、アルティメットの登場に伴い名称が改められた。

また、第34回改訂では新たに禁止ペア(似たような効果を4枚以上採用できるのはまずいという判断から、禁止ペアに指定された中から1種類のみを3枚まで採用できる制限。事情は異なるが結果だけ見るならデュエル・マスターズで言う所のプレミアム殿堂コンビに見える)が登場している。

なお、昨今の禁止・制限に指定されるカードの傾向としては、大会で猛威を振るったカードの規制もあるが、他のTCGに比べ新ギミックの登場に伴い既存カードの妨害が強力すぎると判断されたためにリスト入りされる事例も多い。

下手をすればそのギミックの登場の前年に登場したメタカードもリスト入りすることもあるため、運営に対する調整不足など批判の的になる例も見られる。


余談だが、バトルスピリッツダブルドライブではアルティメットが禁忌扱いとされており、別世界からやってきたメンバーが驚く一幕があった。


禁止カード一覧

一覧は第35回禁止・制限改定 (施行:2024/5/1~) 適用後のもの。

【スピリット】

2013年3月23日に禁止カード入り。

どのようなデッキでも簡単に大量のコアを使いまわせる点などが問題視された。


このカードを採用した多くのループデッキによる遅延行為が問題となった他、禁止カードに指定された直接的な要因は創界神の導入による容易なコア稼ぎの抑制の面もあった。


「ネクサスを配置したら2枚ドローし1枚破棄する」という、青お得意の手札交換能力を持つ。

登場当初こそ「ネクサスを大量に配置しながらも手札リソースの枯渇をケアし、キーカードである海賊龍皇ジークフリード・アビスを自分のスピリットに《煌臨》、配置されているネクサスを煌臨元として下に敷いて多重シンボルで殴り切る」というデザイナーズコンセプトのもと作成されたカードであったが、後に創界神 (グランウォーカー) と呼ばれる新タイプのネクサスが登場してから能力が一変。これらは配置に必要なコストが非常に軽量 (2コストや3コストがほとんど、軽減することで0コスト配置も可能) であることから、なんとドローエンジンとキーパーツ以外はすべて創界神ネクサスで構成、0コストでネクサス配置を繰り返し、デッキを全部ドローし切ってキーパーツを手札に揃える荒業が可能になってしまったのである。結果として、強力な制限<1>カードであろうと難なく手札に持ってきてリーサルする「創界神ワンショット」と呼ばれるデッキタイプが横行してしまい、これを重く見た運営によってスピリットとしては初の一発禁止に指定された。

なお「創界神ワンショット」のドローエンジンとして本カード以外にもかの有名なブレイドラも採用されていたため、こいつも罪を背負って制限<1>に指定された。


最大の問題は手元にある間、お互いに赤/紫/黄/青のスピリット/ネクサスの効果でドローできない効果。

手元にあるカードを除去するのは専用カードでなければ難しく、それをドローしたくてもこのカードの効果によって一切行えなくなるというメタ性能の高さが問題視された。

採用される例は稀だが、このカードを手元に置く手段はコストをあまり要さないため、白でも活用可能。


トラッシュからスピリットカードorブレイヴカードを1枚手札に戻す効果を持つ。

またリバイバル版はこの効果に加え、アクセル (マジック的な効果としても運用できるスピリットカードのこと) によってさらに赤のスピリットカードを回収できる効果が付与された。

環境を席巻していたデッキタイプ「皇獣」を弱体化させるために制限<1>に、その後禁止に指定された。


「相手フィールドのコスト6スピリットを、そのまま自分のフィールドに持ってくる」という、バトルスピリッツでは後にも先にも本カードしか持っていないような非常に特殊な能力を持っている。

環境で猛威を振るったということでは特になく、問題だったのはこの能力の複雑さである。持ってきたスピリットに乗せられているコアはどうするのか、持ってきたスピリットに《煌臨》はできるのか、フィールドを跨ぐときに「相手によってフィールドを離れるとき」効果は発生するのか……等、新ギミックが開発されるたびに本カードに対する特殊裁定を制定しなければならず、しかもそれを全プレイヤーが把握することなんて到底不可能だろうと判断した運営により、一発で禁止カードに指定された。「裁定を考えるのが面倒くさがったんやろ」なんて決して言ってはいけないが、その特殊な能力故に後にも先にもこのカードと全く同じ効果を持つカードを登場させていないのは紛れもない事実である。


自分のトラッシュにある「黄泉」/「神産」を含むカード1枚を回収しながら相手の使用可能コア2つをトラッシュに送り、さらにLv2以降になると自分のトラッシュから「黄泉」/「神産」を含むスピリット1体をリアニメイトする効果を持つ。

たった1枚で2枚ものカードを釣り上げる効果に注目が集まり、召喚時コアブーストを行うスピリット等と組み合わせて相手のフィールドとコアを空っぽにしてゆく悪質なループ・通称「オロチループ」が開発されたことにより一旦制限<1>となる。しかし1枚になってもなおループは可能であることが示され、結局禁止の一員になった。


アタック時にカウントを4つ消費することで、相手のフィールド/リザーブ/トラッシュからコア8個までをボイドに戻す能力を持つ。

また、スタートステップに手札から破棄することで系統:「起幻」を持つスピリットのドロー枚数を追加できる能力もあることから手札事故の要因になりづらく、主に「紫起幻」デッキでアタッカーとデッキ圧縮の役割を器用にこなしていた。

しかしながら2022年の契約編からカウントが以前よりも格段に増加しやすい環境になり、ゲーム開始早々に相手のコアをボイドに消し飛ばして再起不能にするプレーが予見されたため、契約編が始まる前に一発禁止とされた。


相手の手札が、効果によって同時に2枚以上増えたor効果によって6枚以上に増えた時点でバーストとして飛来し、手札・手元・フィールドのカードを合計4枚になるように残してそれ以外を全てデッキの下に叩き込むというまさに「運営オリカ」としか形容しようのない強力なドローメタ効果を持つ。

非常に緩いバースト条件なのに踏んだらほぼ試合終了になってしまうこと、さらにはバースト効果であるため白以外のデッキにも出張できるといった要素が重なってしまい、第24回制限改定 (施行:2019/8/1) で制限<1>に指定される。しかし、その後も枠が余ったデッキに1枚採用される傾向が続き、数多のカードとプレイヤーの気力を同時に沈めてきた結果、第32回制限改定 (施行:2022/8/1) でついに禁止カードとなった。


相手が《煌臨》しただけでそのターンを強制終了させるという、煌臨に対する強力なメタカードとして登場した。

2022年より始まる「契約編」では、初手に1枚確定で持てる契約スピリットを召喚し、そこにキーカードを《煌臨》しながらリーサルまで運ぶ流れが一般的になったのだが、《煌臨》するだけでリーサルが遅れてしまう本カードはもはや「契約編の否定」とまで呼ばれるほど強力なメタカードとして浮上したため、制限を経ずに一発で禁止に指定された。


相手のソウルコアを効果によって動かせなくする効果を持つ。

これにより既存の《煌臨》などのメタとしても強力に働いていた他、新ギミックの《顕現》に対する強力なメタとなるために禁止カードに指定された。

要するに上記のグラナート・ゴレムと同じような理由で禁止カードに指定されたと言える。


アタック時に自分のカウント2つにつき相手のライフを1つボイドに置くというライフバーン効果を持つ。

2020年の転醒編、続く2021年の真・転醒編では、ゲームがもつれにもつれ込んでようやくカウント6に行くか行かないかというくらいにカウント進行が遅く、それほど採用されているカードではなかった。

しかし2022年の契約編からはカウントがバカスカ増える環境となったために評価が一変。バーン上限のライフ4点破壊が現実のものとして君臨し、赤デッキと対面するプレイヤーにとっては残りライフ4ですら即死圏内となってしまった。

さらにたちが悪いのが、このライフバーンがアタック時に発生することである。これがフラッシュタイミングやバトル終了時に発生するのならばライフ減少を抑制する防御札を打ったり本体を除去したりで対処が可能ではある。が、相手にアクションを起こさせる猶予も与えずにライフを消し飛ばす本カードは、カードゲームの醍醐味である読み合いを無視した単なる殺戮兵器として生まれ変わった。

以上の事態を予め危惧していた運営によって契約編開始に先立って制限<1>となることが発表されたものの、赤属性はドローが得意なことからピン刺しの本カードでも難なく手札に引き込めるため、結局次の禁止・制限改定で禁止に格上げされた。


カウントの数だけレベルを上げ、Lv2からは手札・手元の青以外のカードを使用不可に (例えば白青などの複色カードであっても、青以外の色があれば使用不可のため使えない) 、Lv4では相手のライフを1点リザーブへ置き、さらに相手のスピリットがいれば回復などという頭のおかしい性能をしているスピリット。

カウントの進みが比較的遅かった転醒編や真・転醒編においてさえ青起幻デッキ (転醒をこなしてカウントを貯めていくデッキ) や複色起幻デッキに多く採用され、猛威を振るっていた。

カウントが爆発的に増加する契約編に突入することから予め制限<1>となることが予告されるも、手札交換を得意とする青属性であったことも手伝ってか相変わらず数多のプレイヤーを轢き殺し、上記のリバーサルドラゴンと同様に次の禁止制限改定にて禁止に格上げされた。


アタック時にカウントを6つ消費することで次の相手のターンを省略する能力 (実質自ターンの追加能力) を有する。

登場したのが真・転醒編の最終章 (カウントが6まで貯まる前にゲームが決着していた時代) のために当初の評価はそこまで高くなく、ハズレXレアやネタカードといった不遇な扱いを受けていた。

が、リバーサルドラゴンと同様にカウントが6がすぐ達成できる契約編環境において評価が激変し、手軽にエクストラターンを確保できるカードとして投入されていた。

もちろんこんなことがまかり通るはずもなく、対戦開始から早々にエクストラターンを確保されてはゲームバランスが崩壊すると判断した運営により、第32回制限改定 (施行:2022/8/1) で一発禁止の判断が下された。

余談だが、本カードは転醒編と真・転醒編の背景世界におけるラスボス「創界神クロノス」の化神としてデザインされ、「時冠」デッキのフィニッシャーでもあった。しかしながら、そもそも時冠デッキには強力なカードが少ないために「ホントにこいつラスボスか?」などと散々ネタにされ、挙句の果てにはエースすらも新ギミックの巻き添えを食らって消失してしまうという、なんとも不遇なデッキタイプとしてその名を残すこととなってしまった。


相手の召喚/煌臨時効果に反応して発動する紫のバーストである。

このカードの最も強い点は自分のカウント増加にも反応し、能動的に開け、スピリット上のコアを4つトラッシュに送ってくるところである。この理不尽ムーブを見越して契約編開始前に制限<1>に指定されたのだが、やはり契約スピリットがアタックするだけで4コアトラッシュというのは制限<1>であっても目に余るため、制限から禁止に格上げされた。


12コスト軽減0というオバケみたいなコストを持ちながら、自分のカウント1つにつき召喚コストを2マイナスし(=カウント6で0コスト召喚)、かつ召喚時に自分のカウント1つにつき2個の相手コアをトラッシュに送る超大型スピリット。

初登場の転醒編と続く真転醒編でこそ召喚前に勝敗が決していたためにロマン砲の域を出ず、最高レアリティのくせしてシングル価格も3桁止まり、絵柄違いのシークレット版カードとの枠取り合いから他の三災獣と併せて「三歳児」などとバカにされていたが、カウント関係のロマン砲の宿命といったところか、契約編に入ってから日の目を見ることとなる。すなわち、カウントが6以上になりさえすれば脅威の0コス召喚12コアシュート、Lv3ではアタック時手札ロックもしてくる化け物の爆誕である。

カウント関連のロマン砲が契約編で化けることは火を見るよりも明らかであったにもかかわらずなぜか禁止ないしは制限の指定をしばらく受けず (その間にガルメジャード・リバーサルドラゴン・ヴァルシャルク・シンクロノスが禁止、エルサルバトールやその他諸々の強力カードも制限<1>) 、このお化けクジラは契約編開始から1年も先となる2023年5月1日付で禁止になるまで暴れ回ることとなった。

第31回改定 (ガルメジャード) 、第32回改定 (シンクロノス) に続き第33回改定でもカウント関係のカードに一発禁止の措置が下っていることから、いかに契約スピリットがバランスブレイカーだったのかがうかがえる。本カードも契約編の被害者と言えよう。


バトスピプレイヤーには言わずとしれたブレイヴキラー。ブレイヴが重要な役割を果たす「契約編:界」の開始にともなって強力なメタとして浮上したため一発禁止。

先に超星デッキの弱体化を図って制限に入れられた滅神星龍ダークヴルム・ノヴァXの存在も相まって「運営はダノヴァに恨みでもあるんか?」と勘ぐられ、全国のダノヴァファンは血の涙を流しているとかいないとか。


召喚時効果は無魔の存在が条件ではあるものの紫のカードを何でも回収でき、このカード自身が無魔であるため複数枚あるだけでループが可能となり、2024年現在の環境においては珍しくターンに1回の制限が無い。

そして最大の問題は同弾で初登場となる魔導の契約神ハデスの【契約域】とのループが発売前の時点で露見し、そのループ速度があまりに速すぎたことにある。

このカードも「魔導」を名前に持つためハデスの【契約域】の対象に含まれ、このカードとハデスでコアさえあればループが可能となる。

紫マジックであるリターンスモーク(トラッシュの他の色のスピリットも召喚できる)はこのカードの回収で使い回せ、コアブーストも紫以外が回収できることで調教師ライナ兄弟などを使えば、容易に様々なループにアクセスできてしまう。

そしてこのカードの召喚時効果も含めトラッシュに必要なパーツを落とし込むだけでループが行え(つまり手札に持つ必要も無いし回収自体も容易なため手札破棄メタは機能しにくい)、何より先述の通りハデスとエシュゾさえあれば僅か数ターンでループが完成する異常な速さが安定したメタすらままならなくするため、「バトルをただ見ているだけ」なゲーム展開を危惧した公式が制限カードを経由させずにこのカードが収録されたパックの発売直前に禁止カードに指定した。

発売前に禁止カードに指定されるケースはTCG全体でも前例はあまり無く(発売前に制限カードになるケースは幾つかある。またデュエルマスターズの緊急プレミアム殿堂WIXOSSエクスチェンジセレクター元々禁止カード(あるいは公式大会使用不可のプロモーションカード)のつもりで世に出したネタカードである)、当然テストプレイをしていないなどと言った批難も見られ、テストプレイの時点では想定していない動きを見せたと公式が即座に弁明している。

さらに創界神ディオニュソスの無魔強化に繋がる貴重なカードであったことから、多くのディオニュソス使いが涙することとなった。

なお、直前に新たに登場した禁止ペアにすれば良かったのではないかという意見も多かったが、上記の通り禁止ペアのそもそもの存在理由は同一効果を持つカードの過剰な積み込みの抑制であるため、このカードの規制には当てはまらない。


【アルティメット】

トリプルアルティメットトリガーのみを持つ、コスト8の大型アルティメット。

アルティメットトリガーとは、相手のデッキを上から1枚トラッシュに置き、そのカードのコストがトリガーを発揮したアルティメットのコストよりも低ければ効果を発揮する、運要素が強めな攻撃手段のことである。

本カードの「トリプルアルティメットトリガー」はこのアルティメットトリガーを同時に3回行い、成功した回数によって効果を追加発揮していく能力であるが、どの能力も非常に強力かつ本カードがコスト8であることから失敗の確率が比較的少ないために安定した攻撃性能を持ち、紫デッキではかなりの採用率を誇っていた。

単体性能があまりにも高すぎることから、第20回改定 (施行:2020/4/1) でアルティメットとしては2番目になる制限指定、第28回改定 (施行:2021/4/17) にてついにアルティメット初の禁止指定を食らった。


【ブレイヴ】

合体中のアタック時効果として、ゲーム中1回のみのエクストラターンを確保するブレイヴ。また、初の10thXレア (バトスピ10周年を記念するレアリティ) でもある。

本カードはコスト踏み倒しができない、合体条件がコスト9以上と重く設定されているといったことからゲームバランスは崩壊しないと判断されて世に出されたのだろうが、《煌臨》などによってコスト9以上のスピリットを用意するのは非常に容易く、本カードを召喚しさえすればエクストラターンで簡単に巻き返しを図れた。すなわち、調整もクソもないただのパワーカードである。第23回禁止制限改定 (施行:2019/4/1) にて制限<1>指定、さらに第26回禁止制限改定 (施行:2020/5/1) にて禁止指定を受けた。


「色魔神」と呼ばれるダブルシンボル異魔神ブレイヴであり、6色それぞれに存在する。

ダブルシンボルのブレイヴという点でも相当強いのに、これらは2体のスピリットと合体できる「異魔神ブレイヴ」という特殊なブレイヴであるため、雑に3点以上を最低2回叩きつける荒業を可能にしていた。

バーストや煌臨による合体コストの条件も簡単に達成でき、デッキによってはフィニッシュプランの固定化を招いていたため一発禁止となった。



【ネクサス】

自身のデッキを破棄することでネクサスの配置コストを代用でき、Lv2からはネクサスが配置されるたびにコアブーストを行うネクサス。


相手が使用したマジックカードの効果を無効にするネクサス。


フィールドにいるスピリットが3体以下のプレイヤーはアタックできないというロック効果を持つ。

数を並べずに1体2体でケリをつけるような中速デッキが一斉に人権を失ったほか、相手のアタックを完封しながら時間稼ぎをし、機動要塞キャッスル・ゴレム等の召喚時デッキ破棄で一気に勝つという戦術が横行したため、第7回禁止制限改定 (施行:2012/1/1) にて禁止カードに指定された。

制限を経ずに直ちに禁止指定を受けた初のカードである。


【バースト】以外のノーコスト召喚を制限する効果を持つ上、自分のメインステップであればトラッシュから再配置もできるため、除去が困難。

《顕現》によるノーコスト召喚が増える環境だとこのカードや上記のヴァンピーアヴォルクを採用した紫デッキが台頭するため、禁止カードに指定された。

何気に青以外のネクサスでは初の禁止カードである。



【マジック】

ボイドからコアを4個前借りするマジック。

(1ターンのみと言えども) 3コスト紫2軽減という使用コストに見合わないほどのアドを獲得できるため、第1回禁止制限改定 (施行:2009/5/1) にて制限<1>指定、さらに第3回禁止制限改定 (施行:2010/6/1) にて禁止指定を受けた。


自分のスピリット1体を破壊し、そのスピリットのコスト分だけボイドからコアを追加するマジック。

スピリットのコストを増加させられるカードカテゴリ「ブレイヴ」の追加によっていとも簡単に大量のコアを調達できるようになってしまったため、禁止指定を受けた。


3枚ドローした後に手札2枚を破棄する手札交換マジック。

現在は青のお家芸である手札交換であるが、バトスピの初期の初期は緑に割り振られていた。

使用コストが2コストと非常に軽く、またコアブーストを得意とする緑属性に対してドロー要素すらも大量に追加するのは優遇されすぎていると判断されたため、第2回禁止制限改定 (施行:2010/1/1) にて制限<1>指定、さらに第6回禁止制限改定 (施行:2011/9/1) にて禁止指定を受けた。


発揮者のエンドステップを3回行うまでアタックステップを省略する遅延マジック。

これを打ち破る手段が全くと言っていいほど存在しなく、しばらくお互いアタックできずに盤面を整理するだけとなる最強最悪の遅延マジックとして使用された。それに加え、下のハンドタイフーンと組み合わせて「バトルしないスピリッツ」と揶揄される事態を引き起こしたため、禁止カードとなった。


自分のトラッシュにあるカードを5枚選び、好きな順番でデッキの下に戻すマジック。

ループパーツとして様々なデッキに悪用されたため、ループデッキを好まない運営によって一発で禁止指定を食らった。


お互い手札を全て破棄し、デッキから新たに4枚ドローさせる効果を持つ。

「これを延々繰り返したら実質デッキ破棄じゃね?」と気づいた天才たちにより、上のルナティックシール導化姫トリックスターが組み込まれたループデッキが構成されたことにより、禁止の判断が下された。


使用したターンの間、バニラ以外の相手スピリットのアタックとブロック、さらには黄色以外の手札カードの使用を封じるマジック。

この非情なまでのロック効果を防ぐためにはバニラスピリットをわざわざ採用するorこちらもウィッグバインドを使用するといった対処法しか存在せず、それによってデッキの拡張性を著しく制限してきたため、一旦制限<1>を経て禁止カードに指定された。


お互いそれぞれのスピリット/ネクサスから、コア4つをボイドに戻させるマジック。

プレイヤー1人に対して1個しか使えない特別なコアである「ソウルコア」の特性 (ボイドに戻せない) を利用して相手のみにデメリットを押し付けることが可能になったため、一発で禁止に指定された。


自分のトラッシュにあるコア全てを、【覚醒】を持つスピリット1体に置くというマジック。

プレイヤー1人に対して1個しか使えない特別なコア「ソウルコア」の使いまわしを防ぐために一発禁止となった。


自分のトラッシュにあるコア全てを、自分のスピリット1体に置くというマジック。

上記のグレートリンク同様、ソウルコアの使い回しを防ぐために一発禁止とされた。


自分のトラッシュにあるコスト6以下のスピリットカード1枚を手札に戻す回収マジック。

重要なのは「トラッシュにあるこのカードは、自分のスピリットが相手によって破壊されたとき、手札に戻せる」という自身を回収できる効果も付随していることであり、3コストという軽さも相まって色を問わず多数のデッキで採用されていた。

また多くのデッキにはその回収力を鑑みて1枚のみしか採用されていなかったこともあり、制限<1>の意味が薄いと判断されて一発禁止を食らった。

カード名に反して実際の効果は強かったと世間的に判断されてしまったのだった。


自分のフィールドのスピリットを破壊しつつ、トラッシュのスピリットを回収する、言わば手札交換系のカード。

当然ループパーツとしての採用が主であり、ループ行為やその結果として時間切れによる両者敗北など大会運営を妨げる異常な事象が確認されたために制限を経ずに禁止カードとなった。

当カードゲーム自体は過度にループを規制している訳ではない(そもそもこのカードが初登場した烈火伝の時点で環境的な実用性はともかく極悪なループ自体はいくつも存在していた)ものの、このカードの場合は「自分のスピリットの破壊」「破壊したスピリットの数だけトラッシュからスピリットを回収する」効果が一つであるため、1つのカード効果の解決に時間がかかったのが問題と推測される。


名前はふざけているように見えるが効果自体は制限<1>に指定されていた通り強力で、契約創界神の登場で《神託》が重要となる関係で禁止カードに指定された。


Revival後はセクシーバズーカと同様の効果の【ミラージュ】を持つため禁止カードに。


契約編環境で序盤のアタックを抑制することでカウントを増やせなくなり機能不全に陥る状況が多かった他、創界神メタ効果もある上に除去の難しい【ミラージュ】であったため、契約創界神の登場により禁止カードとなった。


バインドエッジと全く同じ【ミラージュ】を持つため禁止カードに。


お互い、ターンごとに創界神ネクサスにコアを1個ずつしか置けなくなる強烈な創界神メタの【ミラージュ】を持つため、契約創界神ネクサスの登場で禁止カードに。

ちなみにコラボ初の禁止カードの1枚である上、元ネタが作品の根幹を成すものであり作中で秘匿されたという事情が存在していることから、原作再現になったとネタにされた


制限カード<1> (デッキに1枚までしか入れられない) 一覧

一覧は第34回禁止・制限改定 (施行:2024/3/30~) 適用後のもの。

【スピリット】


【アルティメット】


【ブレイヴ】

【ネクサス】


【マジック】


制限カード<2> (デッキに2枚までしか入れられない) 一覧

設定はされているが、現在登録されているカードは無い。


制限カード<20> (デッキに20枚までしか入れられない) 一覧


禁止ペア

一方を採用する場合、もう一方は一切デッキに入れることができない。



余談

制限が解除されたカード一覧

カード名制限<1>制限解除
龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード第10回 (2012/9/1)第14回 (2015/10/17)
北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン第12回 (2013/9/1)第15回 (2016/4/1)
騎士王蛇ペンドラゴン第12回 (2013/9/1)第16回 (2016/11/1)
双光気弾第12回 (2013/9/1)第20回 (2018/4/1)
プリズモルフォ第11回 (2013/3/23)   〃
森羅龍樹リーフ・シードラ第12回 (2013/9/1)第25回 (2019/11/1)
灼熱の谷第6回 (2011/9/1)第31回 (2022/5/1)
タマムッシュ第10回 (2012/9/1)   〃
ストームアタック第12回 (2013/9/1)   〃
バルカン・アームズ第12回 (2013/9/1)第33回 (2023/5/1)
闇騎士アグラヴェイン第11回 (2013/3/23)   〃
インビジブルクローク第33回 (2023/5/1)第34回 (2024/3/30)
放浪者ロロ第13回 (2015/4/1)   〃
マジックブック第6回 (2011/9/1)   〃

禁止が解除されたカード一覧

カード名制限<1>禁止禁止解除→制限<1>
大天使ミカファール第1回 (2009/5/1)第2回 (2010/1/1)第31回 (2022/5/1)
インビジブルクローク第5回 (2010/12/1)第12回 (2013/9/1)第33回 (2023/5/1)

一発で禁止となったカード一覧

カード名禁止時改定 (施行年月日)
巨人港第7回 (2012/1/1)
トリックプランク第8回 (2012/4/1)
インフェルノアイズ第13回 (2015/4/1)
グレートリンク   〃
ネイチャーフォース   〃
龍皇海賊団 見張りのネコジャジャ第22回 (2018/9/1)
冥犬ケルル・ベロス第27回 (2020/11/1)
やっぱ拾ったカードは弱い第28回 (2021/4/17)
蛇皇龍ガルメジャード第31回 (2022/5/1)
グラナート・ゴレム第32回 (2022/8/1)
時冠超神シン・クロノス   〃
全6種の色魔神第33回 (2023/5/1)
三災獣・海災ディザイアタン   〃
滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ   〃
ダークイニシエーション第34回 (2024/3/30)
七大英雄獣ヘクトル   〃
ヴァンピーアヴォルク   〃
月鬼城   〃
宇宙世紀憲章   〃
冥府大魔導エシュゾ第35回 (2024/5/1)

関連タグ

バトルスピリッツ

禁止・制限カード 禁止カード 制限カード

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