概要
覇王編 第1弾:英雄龍の伝説で登場した赤のスピリット。
一撃で軍列に穴を開けた!あれが炎楯の総大将か!
「龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード」は バースト:自分のライフ減少後 によって召喚できる、系統覇皇・古竜のスピリットである。また、幻羅星龍ガイ・アスラ以来となるLv4持ちのスピリットでもある。レアりリティはXレア、コストは8とかなり重め、軽減シンボルは赤×3。
効果について
ライフ減少時、ライフ3以下を条件としてBP15000以下のスピリット破壊効果と自身の召喚を行う【バースト】効果を持つ大型スピリット。
BP15000以下というラインは破壊効果としてはトップクラスであり、相手の大型スピリットの破壊も十分に狙える。
最大軽減でも5コストという重さなので、バーストによって踏み倒すことが前提とした運用が必要となる。
召喚後も指定アタック効果と自身のBPを参照した破壊効果を持ち、1体で2体分のスピリットを破壊できるため制圧力は非常に高い。
指定アタックは自身が古竜である事からドラゴンズラッシュやニーベルングリングなどのマジックとも相性がよい。
一方の破壊効果はLv3以上でバーストセット時のみと条件は厳しいが、最低でもBP13000以下という強力な除去。
BPアップによって容易に範囲を拡大できるため、鳥星鎧シソバードと合体させてアルティメットも対象に含めるようにするのもいいだろう。
特に、系統:覇皇なので英雄皇の神剣のLv2効果で破壊可能な範囲を大幅に拡大することができる。
ただし、こちらの効果は各種BP破壊効果の範囲拡大効果の恩恵を受けられないので注意が必要。
また、破壊範囲を拡大しつつ直接ライフダメージを狙える輝竜シャイン・ブレイザーとは抜群のシナジーを持つ。
双光気弾・烈の覇王セイリュービ・鉄の覇王サイゴード・ゴレム等、覇王編のインフレを象徴する一枚である。
バースト条件が同じ砲天使カノンと異なり単体のスピリットしか処理できず多数のスピリットを展開する相手には効果が薄い事も考えられる。
フィールドに出たあとの制圧力は申し分ないので、序盤から中盤に差し掛かる辺りにセットして盤面をコントロールするのが効果的か。
制限カード指定、そしてバトスピ史上初の解除
上記のようにデッキを選ばない【バースト】発動の容易さに反して強力な効果を複数備えるオーバーパワーから、2012年9月1日より究極1(現・制限)カードとなった。
その後は環境の高速化や【バースト】メタの増加によって全盛期ほど安定してバースト発動を狙えなくなった事もあり、赤メインのデッキでも採用されない事も多くなっていた。
年月とともにカードパワーのインフレも進み、互換とも言える強力な性能を持つ戦国覇王ギュウモンジが登場。
それ故に、「制限を解除してもいいのではないか」といったユーザーの声も一部で見られていた。
このような背景もあってか、2015年10月17日の大会よりバトスピ史上初の制限解除に指定される事が決まり、再びデッキに3枚投入可能となった。
名前
一応覇王編で出てきたカードなので英語表記が、「The DragonHero Sieg-Yamato-fried」になってる。