ダイオウイカ(Splatoon)

だいおういか

ゲーム『スプラトゥーン』に登場するスペシャルウェポンのひとつ(メイン画像上)。なお、この項では『スプラトゥーン3』に登場する「テイオウイカ」についても扱う。

曖昧さ回避

現実世界に存在するイカの一種。→ダイオウイカ

概要

ゲーム『スプラトゥーン』に登場するスペシャルウェポンのひとつ。

発動すると、一定時間完全無敵の巨大なイカに変身し、相手のインクを無視しつつ自分の色で塗り返しながら移動できるようになる。

攻撃を受けてもダメージは入らないが、バリア使用時と同じくノックバックを受ける。

さらに、ジャンプ時は強力なスピンで相手を攻撃でき、当たれば一発でキルすることができる。

立ち回り方

発動中はバリアと同じく完全無敵になれるため、敵陣への突撃やとっさの防御など用途は広い。バリアに比べると、移動速度はこちらが勝る分、メイン・サブを一切使えなくなるというハンデがある。

一方で、塗り幅はせいぜいホクサイの塗り進み程度と狭く、またイカ状態で固定される都合上金網をすり抜けてしまうという弱点が存在する。うっかり敵に誘い込まれて落下死しないように。

テイオウイカ

シリーズ3作目『スプラトゥーン3』では「テイオウイカ」としてリメイクされ再登場。

ジャンプ攻撃が一撃必殺でなくなった代わりに、ZRボタンを長押しして放すことで前方に突撃し、一撃必殺の攻撃を繰り出すことができるようになった。

なお、「イカ」と名前についているが別にタコでも問題なく使うことができ、また見た目もイカとタコでちゃんと違う。テイオウタコ...?

発動音はダイオウイカ......ではなくバリアと同じ。ちなみにダイオウイカの音はウルトラハンコに取られている。

実装当初は完全無敵になる性質を利用(というか悪用)して、「ガチヤグラに乗ってジャンプし続け無理やり確保する」「ガチアサリを持った状態でゴール下に移動し安全にゴールを決める」といった戦術が横行した。

理不尽であるとの声が高まったため、実装から1か月と経たずにバージョン3.1.0のアップデートで「ガチヤグラ上でのノックバック増加」「発動時にガチアサリ含めたアサリをその場に落とす」という弱体化を受けた。

...ちなみに、この時に生まれたのが現在までプレイヤー間で用いられるスラング「好ましくない体験」である。

しかし今度は後者が「ゴール下にテイオウイカで突撃しそこに味方をスーパージャンプさせ強引にゴールを決める」(通称テイオウアサリ)と形を変え流行。それを汲んでか、バージョン7.3.0のアップデートで、テイオウイカ使用中の味方へのスーパージャンプが現在位置ではなくテイオウイカ開始時にいた地点となる弱体化を受けた。

サーモンランNEXTWAVEでは

2023冬Chillシーズン直前のVer6.0.0アップデートより、テイオウイカも使用できるスペシャルの一つとして追加された。

最大の特徴は無敵になれること。そして、発動中も金イクラを獲得・納品可能なこと。これにより「金イクラはコンテナ付近に大量に転がっているが、周りにシャケが多すぎて納品できない」といった窮地の際に大きく活躍する。

攻撃力も絶大であり、テッキュウはチャージ突撃2回、その他のシャケもジャンプ攻撃を繰り返していれば簡単に一掃する。

また、ジャンプ攻撃にはクマサン印のスロッシャーのように貫通性のあるインクの渦が発生するらしく、装甲に隠れているコウモリ、地中を潜るモグラはおろか、低空飛行中のカタパッドも操縦士のコジャケに渦を当てれば撃墜可能。ドロシャケ本体すらも根本でジャンプ攻撃を繰り返せば倒せてしまう。

チャージ攻撃も強力であり、チャージ攻撃でグリルに突っ込めば一発でスタンさせられる。

まさしく万能……なのだが、欠点もある。

サメライドと違ってヘビの胴体は貫通不能。遠距離攻撃ができないため、ハコビヤやオカシラシャケのタツといった、地面から高い場所を飛ぶシャケに対しては全く攻撃が届かない（ハコビヤはコンテナに取り付いた際も同様）。

そして最大の欠点として、発動前後はバトルと同じく隙が大きいため、タイミングを見誤ると一瞬でシャケの群れにリンチされること、金網をすり抜けてしまうため、シェケナダムのように金網の多いステージの満潮では水没の危険性が非常に高いこと、などが挙げられる。

搭載ブキ