「一気に死んでもらおうかしら。ビビデビ!」
概要
『電磁戦隊メガレンジャー』第11話「あぶない!赤いバラの誘惑」に登場。
薔薇とシボレナの遺伝子を元にネジレ科学で生み出されたネジレ獣。本編初の女性型ネジレ獣である。
女性の顔を赤い薔薇の花弁が取り巻いた頭部をしている他、青いボディスーツに身を包んだ右手足と胴体の一部が創造主であるシボレナを彷彿とさせる。
ネジレ獣特有のねじれた意匠も、左腕や右肩から左足に掛けて見受けられ、その形状も束ねられた薔薇の蔓のそれ。
総じて薔薇とシボレナを組み合わせた容姿と言える。
戦闘では両目から発射する光線や茨のムチを武器に戦う他、不死身といっても過言ではない程の驚異的な再生能力や耐久力を併せ持つ。これだけ挙げれば中々に強力なネジレ獣に思えるが、「シボレナの受けたダメージが自身にもフィードバックしてしまう」という、創造主とその被造物という関係ならではの弱点も抱えている。
だが、このネジレ獣の最大の能力は自身の花弁に含まれる成分である「アクマテラピー」を有した「薔薇の聖水」をシボレナと共に作り出し、人間の子供に飲ませる事で、その子供をプチバラネジレという下僕のネジレ獣に変えてしまうことにある。劇中ではそうやって全ての子供をプチバラネジレに変えることで、人類を根絶やしにしようというシボレナの作戦に従事した。
活躍
自身はメガイエローを除く4人と交戦。
メガピンクのメガキャプチャー等の個人技や4人のファイナルシュートすら物ともしない強さを持つ。
その後、シボレナがメガイエローと戦っている間に残りのメガレンジャーを一気に始末すべく、上記の台詞と共にビビデビを呼びつけて巨大化ウイルスを注入してもらい巨大化を果たす。
巨大戦ではギャラクシーメガのメガサーベルの斬撃を受けて倒されても、持ち前の再生能力で即座に復活。ムチを主な武器に追い詰めるが、シボレナがメガイエローの個人技・ブレードアームによる一撃を喰らったことで自らも大ダメージを負い、不死身の能力を喪失したところにメガサーベルで身体を貫かれて爆散した。
プチバラネジレ
シボレナ「ネジレジアの花壇を飾る、美しくねじれた花になるのよ」
シボレナとバラネジレが作り出した薔薇の聖水を、子供達が飲んで変貌してしまったネジレ獣。
頭部はバラネジレに似て、濃い緑色の顔を囲む様に赤い薔薇の花弁がついた頭部をしており、手足はねじれた茎となった姿をしている。
ちなみに戦闘には参加していない。
バラネジレの爆散後、プチバラネジレに変えられた子供達も元に戻った。
余談
モチーフは言うまでもなく薔薇だが、他にも創造主であるシボレナも含まれている。
スーパー戦隊シリーズにおいて薔薇がモチーフの怪人は『地球戦隊ファイブマン』のバラドルギン以来、7年ぶりの登場である。
声を演じる芳野氏は今作がスーパー戦隊シリーズ、延いては特撮初出演。
関連タグ
電磁戦隊メガレンジャー 邪電王国ネジレジア ネジレ獣 シボレナ
マシン獣:『超力戦隊オーレンジャー』の敵怪人の総称で、名前の頭に「バラ〇〇」とつくが1ミリも関係ないが、その中のバラブレインはバラネジレと同じく分身が受けたダメージがフィードバックして倒されたことが共通している。