概要
XIII機関を前身とし、マスター・ゼアノートが結成した組織。
全員がマスター・ゼアノートの心を宿した13人の”ゼアノート”によって結成された機関であり、キーブレード戦争を再現するうえで必要な“13の純粋な闇”の役割を担う。
その為、元13機関メンバーを含めた全員は目が金色になっている。
『KH3D』では青年ゼアノートによってそれぞれ時を超えて集まった。
『3D』で判明されているメンバーは、
の6名である。
なお、13番目の器としてリクが狙われていたが闇に耐性を持った為、次にソラ(ロクサス)に狙いを定めた。しかしリクやリア達によって阻止され、器になることを免れた。
そして『KHⅢ』のPVで判明されたメンバーは、
の7名。
元13機関メンバーは全員目が金色になっており、再ノーバディ化された模様。
機関員
以下KH3のネタバレ注意
選定の条件はあくまでマスター・ゼアノートの器に適しているかのみで、倒されたメンバーも疑似的な時間跳躍や再スカウト&ノーバディ化といった、ある意味再生怪人よりも強引な手段で復帰している。
加えて、機関の悲願・目的が「ゼアノート一人の個人的な目標」の為でしか無かった事が明るみに出た事で、ほぼ全てのメンバーは組織への忠誠心が無くなっており、側から見るともはや烏合の衆と評されるレベル。
最初から裏切るつもりで入っている者、その裏切り者の手伝いをする者、機関にいる理由は知人に付き合っただけの者、計画について割とどうでもよくなった者、と個人の思惑で動いている者が多い。
マスター・ゼアノート自身も彼らを器及び、「13の闇」の頭数としてしか見ていない為、各メンバーの行動に干渉している様子は無い。
そもそも彼がここまで壮大な遠回りをしてまで「自分でもある存在」を増やしたのも、誰がどれだけブレようが、形式さえ満たせば必ずχブレードが再誕する裏技を成立させる為であった。
正規メンバー
- No.I マスター・ゼアノート
- No.II 闇の探求者アンセム(※1)
- No.III ゼムナス(※1)
- No.IV シグバール
- No.V ルクソード (※2)
- No.VI ラクシーヌ (※2)
- No.VII マールーシャ (※2)
- No.VIII サイクス
- No.IX テラ=ゼアノート(※3)
- No.X ダーク・リク(※1)
- No.XI ヴァニタス (※4)
- No.XII ヤング・ゼアノート (※1)
- No.XIII シオン (※1)
補欠
- デミックス (※2)
※1:機関が用意したレプリカに過去から呼び寄せた心が入り、疑似的なヒトと化した存在。HKの世界観では、時を越えた者が長期間活動するにはそうする必要があるとの事。
※2:古のキーブレード使い達を探すために機関に召集された。
※3:テラの体は、アンセムとゼムナスが消滅した際に、マスターゼアノートと共に復活したが、テラの心が別の場所に囚われていたため、再びゼアノートに身体を利用されてしまった。
※4:アルティマニアではレプリカに過去の心が入っているとされているが、ディレクターは「過去の存在ではなく復活している」とコメントしている。
No.は当初振られていなかったが、後述の再現データにて判明した。
再現データ
「ReMind」の追加イベントで、クリア後のリミットカットエピソードにて挑める。
消えてしまったソラの調査中にシドのコンピューターとレイディアントガーデンの城とトワイライトタウンのネットワークを繋いだ際に現れたデータで、調査の妨げとなっていた。しかしそれと同時に、消える直前のソラを再現したデータも現れており、出現データの調査のためにこのソラのデータを使って真XIII機関を倒すことがエピソードの目的となる。
IIと同様、集積の庭園のモニュメントから手合わせ可能。
最初はNo.IとNo.XIIIの2つのモニュメントが反応せず、他の11人を撃破することで起動して挑めるようになる。
今作の再現データはストーリーの一部として組み込まれた要素であり、全ての再現データを撃破することで次のエピソードに挑める。
各再現データは自由に何度でも再戦可能で、シークレットエピソードのクリア以降でも再戦できるが、前作と異なり勝利によるごほうびは初回撃破時にしかもらえない。
一筋縄ではいかない高難易度は健在で、全員に共通しているのが「行動を終えた後のみ怯みが発生する」という作りのため、とにかく相手の攻撃や行動をよく見て覚え、こちらの攻撃を叩き込むチャンスを逃さないことが重要となる。HPがある程度減ると行動パターンが変化または発狂モードに入るため、さらに隙が無くなってしまう。しかもストーリーの関係上仲間にも頼れないソラ1人のタイマンとなるため、前作以上にプレイヤーのスキルが試されることだろう(リンク魔法は使用可能)。
IIの再現データに比べると、いずれも本編で戦った時のボス性能との差異が大きく「完全に別物」。AIからアクションまで全て作り替えているという。
本編で見覚えのある技も使ってくるが、いずれも性能が強化されていたり、行動パターン一新により技を仕掛けてくるタイミングや状況が本編とは異なり、本編では使用しなかった技を使う者もいるため、見た目だけ同じのボスと思った方が良い。
BGMも1人1人にそれぞれアレンジしたものを使用されており、胸が熱くなる者も多いだろう。
まあ彼らの強さを知っていれば悠長に聞いていられないであろうが。
また、データを全て解析または倒してもソラの手がかりは無しというオチで終わる。