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χブレード

きーぶれーど

χブレードとは、キングダムハーツシリーズにおける重要なキーワードの一つである。
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概要編集

キングダムハーツシリーズにおける重要なキーワードの一つ。

χは「カイ」または「キー」とも呼べるが、作中では「キー」と発音しており、キーブレードとは表記が違うが呼び方が同じなので少しややこしい。

見た目は二対のキングダムチェーンがX状に交差させたように繋がっており、交差した間から金色の刃が伸びている。


全てのキーブレードの元になったと言われる伝説の鍵で、真のキングダムハーツを守護する役目を持つ。

同時にキングダムハーツを完成及び出現させ、キングダムハーツの扉を開く事のできる唯一の鍵でもある。


遥か昔、キーブレード使い達がχブレードを求めて引き起こしたキーブレード戦争が原因で真のキングダムハーツは闇に呑まれてしまい、それに伴いχブレードも砕け散ってしまった。

その後、生き残った子供たちの心に残された光から世界は新たに再構築され、この時に砕け散ったχブレードの欠片は7つの純粋な光の意思13の純粋な闇の意思に分かれたと言われている。


シリーズにおける扱い編集

BbS編集

新たなχブレード誕生には前述の純粋な7つの光と13の闇を衝突させる必要があるとされ、マスター・ゼアノートはその代用としてヴェントゥスの心から純粋な心の闇を強制的に引き抜き、後々互いを衝突させる事を企む。この時引き抜かれた闇がヴァニタスとして誕生する事となる。


ストーリー終盤ではヴェントゥスとヴァニタスが直接対決をした事でついにχブレードが誕生してしまい、ヴァニタスはマスター・ゼアノートの目論見通りヴェンとの融合を果たし、ヴェンの身体はヴァニタスに乗っ取られてしまう。


しかし、正確な方法で創り出されなかった為か、精神世界で目覚めたヴェンが対峙したヴァニタスが持っているχブレードは所々が欠けたように破損し、刀身が錆びたように濁っているという不完全な状態だった。

しかし、この状態でもヴァニタスは多彩かつ強力な攻撃を繰り出したり一振りで強烈な突風を起こしており、本来の力がどれだけ強力なのかを窺える。


最後は現実世界でアクアに、精神世界でヴェンにそれぞれ破壊された事で消滅、そして自身の心から生まれたχブレードを破壊した事でヴェンの心も傷付き、長い眠りにつくことになる。


3D編集

マスター・ゼアノートは自分と過去の自分、そして自身の心を分け与え器とした者達を13の闇、そして純粋な光の心を持つセブンプリンセスを守護するキーブレード使い達を7つの光と見立て、より正確な方法でχブレードを新たに創り出そうと計画を進めていた事が判明(同時に、ヴェンとヴァニタスをぶつける形でχブレードを創り出そうとしたのは早計だったとも語る)。


そして自身がハートレスノーバディの二つの存在に分かれた事、セブンプリンセスを拉致して人の心のキーブレードを作り出そうとした事、XIII機関の結成といったこれまでの過去シリーズの出来事は全て彼の計画の内でもあった(ゼムナスの誕生については本人も想定外だったものの、逆に計画を達成させる為には好都合の嬉しい誤算だった)。


13の闇についてはソラロクサスリクも器の候補に挙がっていたが、


  • ソラ……リアによって阻止される
  • ロクサス……余計な自我を持った(=心が芽生えた)
  • リク……闇に耐性を持った

……といった理由で全て未遂に終わっている。


KHIII編集

物語終盤、7の守護者とマスター・ゼアノート率いる13人の闇の勢力の真っ向からの衝突が繰り広げられた事により、再びχブレードが出現。BbSの擬似的な再現とは異なり正当な手順を踏んだ争いなので、完全な状態でマスター・ゼアノートの手に渡ってしまう。

ゼアノートの手によってキングダムハーツの扉を開き、さらにラストボスとして襲いかかるゼアノートの武器としても猛威を振るうが、激戦の末にソラ達が勝利。

その後、テラの心に宿っていたエラクゥスの説得もあり己の敗北を認めたゼアノートが自らソラにχブレードを託し、キングダムハーツの扉を再び閉じるために使われた。


関連タグ編集

キングダムハーツ キーブレード 聖剣/魔剣

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