概要
キングダムハーツシリーズに登場するキーブレードの一つであり、その代表格。
主人公のソラは、ある日突然キーブレードの使い手に選ばれ、以降はこのキーブレードが標準装備となる。
見た目はウォード錠型(一昔前の鍵の形)をモチーフにした鍵の形をしており、金色の持ち手に銀色の刀身となっている。そして先端の凹凸は王冠を象ったものとなっている。
キーホルダーの形は銀色のミッキーマウスのシルエット。
キーブレードはキーチェーンのホルダーを付け替えると様々な形に変わるが、キングダムチェーンはキーブレード本来の姿であるらしい。
(その為、キーブレードの原型でもある『χブレード』を見ると、キングダムチェーンを二つ合わせたような形をしている)
また、王様はこれと同じ見た目だがカラーリングが対照的になっている「キングダムチェーンダークサイド」という闇の世界のキーブレードを所持している。
ゲーム内の性能
KH(初代)
初期装備という事もあり、全てにおいて標準的な性能となっている。
COM
本作では装備の変更ができないので、終始ソラの装備となっている。
アタックカードとしては標準的な性能で、フィニッシュの際に使うと少しだけ威力が上がる。
KHII
ロクサスの初期装備としても登場。
残りHPが少ないピンチ状態になると防御力が上がる「ディフェンダー」というアビリティが付いている。
リメイク版のFMではアビリティが「クライシスハーフ」に変更されており、こちらはピンチ状態の時に被ダメージ量を半減させるといった効果で、微妙に内容が異なる。
358/2Days
引き続きロクサスの初期装備として登場する他、シオンや隠しキャラとして登場するソラも装備する。
強化版に「キングダムチェーン+」や「キングダムチェーン++」が存在し、最終的には全武器の中でも非常に強力な性能となる。
付加されるアビリティは過去作に登場した「ディフェンダー」と「クライシスハーフ」に加え、即死レベルの大ダメージを受けてもHPが1だけ残って一度だけ耐える「ラストリーヴ」が付いており、全体的に防御能力に特化している。
Coded
本作の主人公であるデータ・ソラが装備。しかし、本物のキーブレードではなくデータから作られたまがい物。
COMの時と同様、本作に装備変更のシステムが存在しない為、常にこれを装備する事となる。
Re:coded
無印と同様、「データから作られたまがい物」という設定は変わらない。
リメイクに伴って装備の変更ができるようになり、初期装備というポジションに再び落ち着く。
付加されるアビリティは体力が少なくなると即座に回復アイテムを使う「オートポーション」や、回復アイテムを使った時の回復量が強化される「メディック」などといったもの。
他にも純粋な攻撃力を強化したり敵から攻撃を受けても攻撃アクションがキャンセルされないといったアビリティも習得できる。
また、ストーリー後半で見た目がドット化した「ゼロ・ワン」というよく似た見た目のキーブレードが手に入る。
こちらはデータ・ソラの心に反応した本物(?)のキーブレード
3D
同じくソラの初期装備として登場。
作中で手に入るキーブレードの中ではリーチが一番短い。
KHIII
例に漏れずソラの初期装備として登場。
アビリティは遠くのアイテムを引き寄せる「ドロー」が付いており、加えて4段階目まで強化するとフォームチェンジを行う為のコマンドが表示される時間が延長される「シチュエーションタイム」が追加される。
シュートフローは複数のハート型の弾が敵を追尾する「キングオブハート」。ロックオン数が24だと強化版の「ラグナロク」に変化する。
専用フォームは「2ndフォーム」。フォームチェンジ時にキーブレードが変形しない数少ないフォームでもある。
ストーリー終盤に登場するとあるキャラクターも装備しているが、こちらは名称が「レプリカキングダムチェーン」となっている(アルティマニアで判明)。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
最後のファイターとして参戦したソラが使用する武器として登場。
ゲームバランス上、剣としての性能は特に設定されていない。
しかし演出としては力が入っており、スマブラはゲームキャラクター限定のクロスオーバー作品なので、王様をはじめとするアニメ関係の要素が排除された中で例外的にミッキーモチーフのアクセサリーがそのまま登場した。
他にも『キーブレードは選ばれし者にしか使えない』という設定から、コピー能力を持つファイターがソラをコピーしてもキングダムチェーンまでは再現出来ず、キーブレードを模した光を出す仕様となる。
ソラの参戦ムービーでは任天堂の代表的なキャラクターであるマリオが炎を飛ばしてキングダムチェーンを出現させ、更にキングダムチェーンから放たれた光から扉が開かれ、扉からソラが登場するという感動的な演出が描かれた。