概要(本来の意味)
どんな食べ物?
親子丼とは、ほとんどの場合において、食べやすく切った鶏肉を醤油味の出汁で煮込み、溶き卵で閉じたモノを丼飯の上に乗せたものを指す。
由緒正しき食べ物?
丼ものという庶民的な食べ物ではあるが、この親子丼は他の丼ものとはちょっとワケが違う。
東京は日本橋人形町に店を構える、「玉ひで」という超老舗鳥鍋店(創業1760年)が明治25~28年の間に考案した料理。
「玉ひで」はランチタイム営業も行っているが、来店する客のオーダーの9割以上がこの親子丼だそう。
公式サイトには食べログへの直通リンクもある事からその自信が垣間見える。
これが転じて…
Pixivにおいては、この食べ物としての親子丼のイラストより、性的な意味での親子丼のイラストが大部分を占める。
鶏肉(親)と卵(子)を一緒に食す事になぞらえて、母と娘を性的な意味で美味しくいただく事を、「親子丼(母娘どんぶり)」と呼ぶ。
直接的に母娘丼とも書かれる。
当然、父と息子の親子丼のパターンも少ないながら存在する(日本神話の依姫ことタマヨリビメなんかは姉の旦那に手を出して、更に姉の息子=甥を旦那にした)。むしろ、こちらは大昔は現実で多くあったともいえる。古代の遊牧民族では特に権力者は一夫多妻制が多かったが、夫の死後に未亡人となった妻達は後継者となる夫の兄弟もしくは息子と再婚する(流石に実子との再婚は禁忌であり、義理息子が対象)、というのが社会習慣として幅広くあった(これをレビラト婚あるいはレビレート婚という)。これは当時の彼等にとって婚姻は権力や同盟の重要な手段の一つでもあったためであり、後継者が先代の権力や同盟関係を維持し引き継ぐのが目的であった。
その他
野球における『親子丼』とは、一つの塁に2人以上のランナーがいる状態を指す。
この場合、前のランナーにのみ塁の占有権があるので、後ろのランナーはタッチされるとアウトになる。
関連イラスト
親子丼
版権
関連タグ
他人丼 / 開化丼(豚肉 / 牛肉) 木の葉丼(かまぼこ) 衣笠丼(油揚げ) たぬき丼(天カス) から玉丼(唐揚げ) カツ丼 親子カツ丼 玉子丼
親子鍋:当記事の関連商品。親子丼やカツ丼を調理するための専用の小鍋。
クッキングバカ:キャビアとチョウザメで親子丼を作った人がいる。なぜベストを尽くしたのか。