ファンタジーレイズバックル
ふぁんたじーれいずばっくる
概要
『仮面ライダーギーツ』第43話に登場した新たな大型バックル。
鞍馬光聖が英寿に頼み込んでエントリーした際に誕生した特殊なレイズバックルで、彼が用いることで仮面ライダーギャーゴ・ファンタジーフォームとなり、その後コアと共に祢音に受け継がれ、彼女が変身に用いた。
英寿が創世の力を使って生み出したためか、単体の大型バックルの中では抜きん出た性能を持つ。
外見・機能
金と紺色に包まれた外見をしており、幾何学模様が特徴。
リアクターパーツ「ファンタジーリアクター」は金縁に青。
最大の特徴として変身者の「幻想」を具現化する力を持ち、機能以上の多彩な戦闘を可能とする。
起動に必要な八角星「トゥインクルケイン」を操作することでドライバーのエネルギーを幻想エネルギーとして抽出、ファンタジーフォームを展開・実装する。
バックル中央部の太陽の様なユニット「サークルジェネレーター」はデザイアドライバーのトーラスリアクターと連動する事で幻想具現化能力や必殺技「ファンタジーストライク」の発動エネルギーを生み出す。
この機能により、願った幻想次第で如何様にも変化する実質的な拡張武装である特殊能力・ファンタジーエフェクトを発動する事が可能になっている。
戦闘経験の無い光聖が最後まで祢音を守りきれたのはこの圧倒的自由度を誇るファンタジーエフェクトの力によるところが大きく、大型バックルの中でも破格の性能を持つ。
更に隠し機能として英寿の創世の力との共鳴が存在しており、元が彼の力で生み出されたからか変身者の願う力と共鳴する事でより真価を発揮することができる。
実際に祢音が初めて使用した時には彼女を守る様に9本の白い尾が出現しており、祢音の強く願う心によって父・光聖の時よりも更なる力を発揮している。
上記の幻想実体化機能は彼の創世の力から由来していると考えると、恐らくバックルを介して創世の力の一端を行使できるバックルであると思われる。
なお、ファンタジーフォーム変身後も当然ながらドライバーのライドルベース左側が空いているので、やろうとすれば他のバックルと同時使用ができる。この点はブーストマークⅨよりも拡張性があると言えるだろう。
『バンマニ!』では変身遊びの一例としてファンタジービートフォーム、ファンタジーブーストの組み合わせが披露された。リボルブチェンジフィギュアシリーズではファンタジーゾンビフォーム、ハンマーファンタジーフォーム(『バンマニ!』より)、ナーゴとギャーゴの下半身リボルブオン(『バンマニ!』より)の作例が存在する。
立体物
2023年7月18日より、プレミアムバンダイから予約開始。ギャーゴのIDコアも付属する。
本編に登場した3号ライダーの最強フォームがプレバンから発売されるのは、グリスブリザード、インビンシブルジャンヌに続き、3人目。
2024年7月22日にはMEMORIAL版が発売。塗装量などが増加している上に祢音をはじめ複数のキャラクターのボイスが収録されている。なお、通常版と比べギャーゴIDコアは付属しないので購入の際は注意。
余談
- 前々からドライバーの誤作動や解析などで存在自体は知られていたバックルだった。
- 創世の女神登場後は何らかの形で関係するのではないかと言われていたが、光聖の使用により一気に祢音の最強フォーム説が浮上、的中することとなった上に間接的に女神の創世の力も扱えることが判明した。
- バックルの造形はニンジャレイズバックルと酷似しており、レバーを引いて変身するタイプとなっている(メタ的に言えばリデコなので当然だが)。
- しかしレバーを引いたあとに押し込む必要のあるニンジャバックルと異なり、レバーを1回引くだけで自動的に回転する仕様という点で差別化されている。
- モンスターレイズバックル以来の専用拡張武装が無い単体バックルであり、モンスターフォームと同様に変身したフォームの能力が他のフォームよりも高くなっている。
- しかし、モンスターと違ってファンタジーは劇中ではデザイアグランプリに実装されていないバックルなので形態のステータス数値だけに留まらず、バックル自体の能力も他の大型バックルよりも抜きん出ている。
関連タグ
ブーストマークⅨレイズバックル:英寿の創世の力で生まれたバックルであり、根幹で繋がっている。
ブジンソードバックル:こちらはツムリの創世の力で生まれたバックル。色んな意味でベクトルが異なる。
ブイコマンダー:使用者と同じ役者が演じるキャラが大切な仲間に託す強化アイテム繋がり。
マジシャイン:魔法使い且つカラーリングが似ている。
ドクター・ストレンジ(MCU):恐らく魔法陣のモデル。
キングコブラバイスタンプ←ファンタジーレイズバックル→メタルマッハウィール/メタルダイオーニ