概要
『黄金のマスク編』に登場する6人の悪魔超人の集団で、悪魔超人の中でも選り優れのエリートたち。キン肉族ひいては超人界の宝である「黄金のマスク」をめぐり、キン肉マンたち正義超人と死闘を繰り広げた。
メンバーは6人それぞれが「地獄めぐり」と呼ばれる地獄を各地に張り巡らせ、相手をその場所に引き込む。
メンバー
脱皮することであらゆる爬虫類に姿を変える。「地獄めぐりNo.1・ワニ地獄」を司る。
太陽系12番目の惑星・バルカンの化身。「地獄めぐりNo.2・宇宙地獄」を司る。
攻撃を食らった相手は全身の血液を抜き取られてしまう。「地獄めぐりNo.3・血の海地獄」を司る。
多彩なテクニックとスピード、忍術を駆使して闘う。「地獄めぐりNo.4・焦熱地獄」を司る。
3つの顔と6本の腕を持つ魔界の王子(プリンス)。「地獄めぐりNo.5・竜巻地獄」を司る。
変幻自在の砂の体を持つ、悪魔騎士の首領格。「地獄めぐりNo.6・砂地獄」を司る。
悪魔将軍との関係
悪魔将軍の部下であるとともに、アシュラマンを除く5人は悪魔将軍の肉体を形成する役目も担っていた。
(後にアシュラマンも将軍の肉体に吸収される)
また、悪魔将軍がキン肉マンに倒されるとともに消滅したかに思われたが、直後にアシュラマン・サンシャインのニ名は肉体から離脱するとともに悪魔将軍との決別を宣言し、後の『夢の超人タッグ編』に登場。マッスルブラザーズとの試合では、悪魔霊術によって他四名およびバッファローマンとブラックホールを除く7人の悪魔超人の内5名を悪霊として召喚・使役した。
さらに『運命の5王子編』にて、ザ・ニンジャもまたキン肉マンソルジャー率いる「超人血盟軍」の一員として再登場している(どのようにして復活したかは不明)。
新シリーズでは再び悪魔将軍の下に結集。共に超人墓場に侵攻し、完璧超人のルーツである完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)の抹殺に乗り出した。
なお悪魔将軍の必殺技である「地獄の断頭台」は六騎士の力をフルで活用している為、裏を返せば六騎士の最も優れた能力は完璧超人始祖に匹敵する程と言える(現にサンシャインはシングマンを軽々と持ち上げて叩き付けたり、ザ・ニンジャはカラスマンと同等のスピードを得ると持ち前の忍術でそのまま撃破してしまった…実際、始祖と六騎士との戦績は五分五分と言った感じで相性・マッチング次第で勝てた対戦もある)。
六騎士の子孫と弟子
六騎士には、『キン肉マン』本編や『キン肉マンⅡ世』にて数人の子孫と弟子が登場している。
六騎士 | 子孫 | 弟子 |
---|---|---|
サンシャイン | チェック・メイト、レックスキング(※1) | |
ザ・ニンジャ | コクモ(※2) | |
ジャンクマン | ||
スニゲーター | スニゲーターJr.、[MAXマン]] | 7人の悪魔超人(※3) |
プラネットマン | ||
アシュラマン | シバ |
※1…dMpでは、少数ながら悪魔超人軍として他に何名か所属していたような描写がある(dMp壊滅時の描写より…ただし、単にサンシャインを慕っていただけや、dMp壊滅に賛同しただけの超人という可能性もある)。
※2…キン肉万太郎やハンゾウの心の師として描かれることもある。
※3…要所要所で、鬼教官としての描写がある。中でも、ステカセキングとスプリングマンには目をかけていた様子。
というように、悪魔六騎士の教えや血脈は受け継がれている。
なお、偶然か狙ったのかは不明だが、『キン肉マンⅡ世』にて子供や孫が登場した六騎士の超人は全て完璧超人始祖に敗れてしまっている。