概要
CV:水沢潤
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』におけるゼルダ姫の子供時代の姿。
予知夢でガノンドロフが何を企んでいるかを察知し、父王に訴えるが相手にされなかった。しかし自分の話を信じてくれたリンクに信頼し、打倒ガノンドロフを誓い合う。
だがガノンドロフによるクーデターが起こり父王は死亡。ハイラル城は見る影も無くなり、乳母のインパに連れられて城を脱出。その際リンクに時のオカリナを託した。
漫画版
姫川明著『ゼルダの伝説 時のオカリナ』では城を抜け出して「普通の女の子」として過ごすなどかなりのお転婆。素の口調も原作とは異なり、勝気で生意気な女の子と言う感じ。
お金と言う概念を知らずに飲み食いしてしまったリンクの代わりに支払いを済ませたことで知り合い、城下町で一緒に遊んだことで親交を深める。後日、リンクは「普通の女の子」の正体を知ることとなる。
以後はゲーム通りの性格になるが、リンクの頬にキスをするなど好意を見せている(リンクが舞い上がって城中を駆け回ったほど。ちなみに『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』で真のラスボスを倒すとゼルダ姫がリンクに頬キスをする)。
一方で正体を隠してリンクと城下町のボムチュウボウリングで遊んでいた際にゼルダ姫のはどんな人なのかと言う話をしたリンクが「すっげぇブスだったりして!」と悪口を言ったのに怒ってボムチュウをわざと当てて仕返しをするなど、怒らせると怖い一面を見せている(似たようなネタとして知恵のかりものでは、カカリコ村の道具屋の娘に話し掛けると「魔物だらけの世界を冒険するなんて、ゼルダ姫ってきっとムッキムキなんだろうな」と酷いことを言われる)。
またガノンドロフがクーデターを起こした際は、悲しみをこらえながら「時の勇者が必ずあなたを倒す」と告げ、怒りを買って危うく殺されるところだった。
外見
原作では頭巾を取らないため髪型は不明だが、姫川明の漫画版では「普通の女の子」としての姿時に判明している。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』~『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、カービィがゼルダをコピーした際にこのこどもゼルダの帽子をかぶる。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツで登場。この作品に登場するゼルダは『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の衣装をモデルとしているが、仕草はこどもゼルダからも輸入されている(原作で否定的な選択肢を取ると見せる)。
余談
生真面目な性格のように思えるが、あえて否定的な選択肢を選ぶことで意外な言動が垣間見れる。
時のオカリナ百科のシナリオによれば、予知夢ができるため事前に阻止・解決して来たという。だが予言をできるということは、それを変えられる立場にあるということでもある。
しかし不幸な予言をしても周囲は信じず、自分で解決して来たことで「予言は外れた。ゼルダ姫は嘘ばかり言う」として周囲から白眼視され孤独に生きて来た。
唯一自分を信じて協力してくれたのが乳母のインパである。
関連イラスト
関連タグ
漫画版初代ゼルダの伝説(未将崎雄)、黒き影の伯爵:ゼルダ姫がロリキャラとして登場する書籍作品。