キノピオ隊長
きのぴおたいちょう
概要
初登場は『スーパーマリオギャラクシー』。
キノピオ有志が結成した「キノピオ探検隊」の隊長。
各ギャラクシーに飛び、道中マリオの手助けをしてくれるが、隊員が任務そっちのけで遊んでいたり、パワースターを手に入れたはいいが帰れなくなっていたりと、微妙に役に立っていない。
かなりのビッグマウスで見栄っ張り。
その後、『スーパーマリオ3Dワールド』でプレイヤーキャラ化。『キノピオ隊長の冒険』と称したいくつかのおまけマップで、プレイヤーのキノピオとは別にグリーンスターを集める。
好評を受け、このマップのみをパッケージ化した初主演作『進め!キノピオ隊長』も発売されている。
初登場から約10年後の作品である『スーパーマリオオデッセイ』にも登場。各ステージのどこかにおり、話しかけるとパワームーンを貰うことができる。どのステージにおいても見つけにくい場所にいる他、どうやって帰るのか本人も分かってないようなとんでもない場所にいることも。
2Dマリオシリーズ新作の『スーパーマリオブラザーズワンダー』では、隠し要素として各マップのどこかにある土管を通じて彼に会うことができる。2Dマリオ初の本人登場作品であり、プレイアブルキャラではないものの彼に話しかけるとフラワーコインを譲ってもらえる。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではキノピオを超化させると入手可能。アイテム引き寄せの得能を持つ上にスロット3だが、同じ得能を持つ存在がその、何と言うか……
登場作品
身体能力・装備
個人としての攻撃力・身体能力は皆無に近い。
マリオと一緒に冒険する『スーパーマリオUSA』のキノピオや、Newスーパーマリオブラザーズシリーズなどのあおキノピオ/きいろキノピオがマリオと同等、一部マリオをしのぐ能力を持っているのに対し、彼はキノピオ族の中でも屈指の弱さを誇る。
装備はヘッドライトと大きなリュック。トレードマークのヘッドライトは常に光を放っており、その光でテレサを倒すことができる。
リュックは相当重い(『進め!キノピオ隊長』の説明書によると、地図や着替えや食料などが入っている)らしく、そのせいでジャンプ不可という致命的な欠点を抱えている。
『進め!キノピオ隊長』では、『スーパーマリオUSA』のように野菜をぶつけて攻撃したり、ツルハシでブロックを破壊することができるようになるが、移動速度が『スーパーマリオ3Dワールド』よりも遅く設定されているため、WiiUゲームパッドで敵の動きを止めなければならない。
『スーパーマリオくん』のキノピオ隊長
どの作品でもチョビヒゲを生やした中年のキノピオのデザインになっている。
「スーパーマリオギャラクシー」編ではオヤジギャグばかり喋る熱血漢キャラとして登場。
部下がクリスタルに封印されてしまったところをマリオに助けられ、協力してボスカメックを倒したことでマリオの友人となった。その後、クモキングにも捕まってしまうが、マリオと意外な助っ人によって助け出される。
後日談の星祭りではキノピオ親衛隊に昇格しており、新キノコ船のちくビームでキングボーネに苦戦するマリオを援護するなど大活躍を見せた。
「スーパーマリオ3Dワールド」編では中盤にてメインキャラクターとして登場。マリオとは初対面ということになりいくつか設定が見直された(例を上げるとオヤジギャグはあまり喋らなくなり、「~なのだ」が口癖になった)。
戦闘経験がないためクリボーですら見ただけで震え上がる。本人曰く「数々の困難を乗り越えて来た」とのことだが戦闘は別らしい。
後日談では体を鍛えてマッチョになったものの、相変わらずクリボーにすら勝てないメンタルの弱さをほこる。