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概要編集

WiiUのメインコントローラーで、通称「タブコン」、「ゲムパ」。標準的なボタン類に加え、タッチパネル、カメラ、NFCや各種モーションセンサーを搭載する。


テレビとGamePadとの2画面で、あるいはGamePad画面のみでゲームを遊ぶことができる。ただし、初回起動で本体と接続する際は、WiiU本体を必ずテレビに接続しておく必要がある(パスコードをテレビ画面に表示しなければならないため)。一度ペアリングを完了しておけば、あとはテレビから接続を切っても大丈夫。


無線式コントローラーの宿命として重いバッテリーを内蔵しているが、NFCリーダーや大型の液晶画面などそこら辺の携帯ゲーム機に匹敵する機能も持つ。その代償として重量も500gと嵩んでいる。このためコントローラーとしては最重量級であるが、裏側に掴むための出っ張りがあるため、無闇に振り回したり片手で持ち続けない限りは手が疲れにくい構造になっている。これはあらかじめその難点を想定した作りであり、その点ではSwitchよりも長時間持ちやすく優秀。(そのためSwitchの周辺機器にはJoy-Conにグリップを追加するものも多い)


しかし肝心のGamePadの二画面を活かしたゲームが発売されるのがまちまちであったことから、その存在意義に疑問を持つユーザーは多く、中期はGamePad単体でプレイ出来ることを売りにするゲームが多数登場するが、総合的な評価は微妙だったようだ。しかしWiiUのゲームで評価が高い作品は概ねこのGamePadありきのゲーム作品が多い。要するに任天堂がGamePadの機能面のアプローチを疎かにしてしまったことも、低評価の原因となっている。


また、Wii Uの本体設定アプリはGamePadの電源が入ってないと起動できないため、少々煩わしい。


リージョンロックがかけられており、Wii U本体とGamePadのリージョンが一致しないと認識しない。


特徴編集

WiiUコントローラーを模倣してみたり

やはり液晶付きコントローラーという珍しい構成が目に付く。これは特殊なチップを用いることでほぼ遅延のないように作られており、よほど本体から離れたり部屋をいくつも挟まない限り、遅延プレイヤーが感じる遅延はほぼない。


これの恩恵とWii由来のそれと相まってボタンレスポンスがSwitchと比べて良好であり、特にSwitch移植版の作品でいくつかでその傾向が見られる。


ステックが左右の上部に付いているという特殊な配置をしており、これはやや好みが分かれるところだが、それ以外は標準的で、十字キー、ABXYボタン、L・R・ZL・ZRが入力用。その他にWiiUメニューボタン、TVii、Nintendo TVii用のボタン、そして電源ボタンが存在。


サブ機能としてサブモニター、カメラ、マイク、ジャイロ、そしてWiiリモコンセンサーバー機能、極めつけとしてIC読み取りリーダーが内蔵されている。

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