概要
ポケモンシリーズの一部地方で登場する、自転車でしか進めない道路の事。
自転車用に道が整備されている事が多く、自転車がないとゲートの警備員に注意されて通してもらえない。ただ、ゲート前でわざわざじてんしゃを選択せずともゲートをくぐれば自動的に主人公がじてんしゃに乗る仕様となっている。
正確にはサイクリングロードというのは公式で呼ばれる通称で、この場所でタマゴを孵化しても「◯◯ばんどうろ(サイクリングロードがあるどうろ)で かえって であった」になり、「サイクリングロードで」とは表記されない。
現在のところ、ジョウト地方の他、外国モチーフのイッシュ地方・カロス地方・アローラ地方、パルデア地方には確認されていない。
(そもそもアローラ地方には、代わりにライドポケモンが担うため、じてんしゃが存在しない。)
(それとパルデア地方には、平坦な土地ではなく「不安定などうろ」ばかりのため一律ライドポケモンとなっている。)
カントー地方
道は陸続きの急な坂道になっている。間違っていなければクチバシティから行き来する船が通航出来るのはここしかないはずだが…?
HGSSになってようやく開発側も矛盾を解決する気になったのか、海の上に高架橋のように通路が設けられた道路に変更された。それでも坂道になっている海を渡るという矛盾は残ってしまっているが。
開発時期のヤンキーブームを反映させたのかこの頃のサイクリングロードの治安は相当悪く、トレーナーはぼうそうぞくとスキンヘッズといった柄の悪いヤンキーで溢れかえっている。
続編では減少し、丸くなった暴走族が目立つようになった。
以降の作品のカントー地方以外ではトライアスリートが走るようになり、時代の流れもあってヤンキー風の暴走族も登場しなくなった。
また初代のみじてんしゃを持っていなくても強引にサイクリングロードを通行できるバグが存在するが、その時もじてんしゃに乗っている。尚、壁抜けバグによって徒歩でサイクリングロードに侵入した場合はそのまま徒歩で通行できる。
LPLEではじてんしゃが廃止されたため、ポケモンロードという名前に変更。
ここに登場するトレーナーは手持ちをボールから出した状態で配置されている。
また、リザードンやプテラといったライドポケモンを外に出していると、普段より高く空を飛べるようになり、障害物やトレーナーを無視して移動できる。
他にも初代ポケモンのCMに登場した通信ケーブルを振り回す女性の「わたくしのポケットモンスターと勝負しなーい?」という台詞で勝負を仕掛けてくるトレーナーがいたりする。
ちなみにアニポケ無印では、初代のじてんしゃに乗る時のBGMが本編ではここを舞台にした36話でしか使われていないのは有名な話。
ホウエン地方
サイクリングロードと呼ばれるのは高架化された道路の方で、シーサイドサイクリングロードと呼ばれている。
道路上にいるのはトライアスリートばかりで中には勝負を挑んでくるものもいる。
マッハじてんしゃを利用していると南側入り口寄りのトライアスリートからタイムを計ってもらえる。ただしタイムが悪いと主人公をボロクソに言ってくる上、マッハじてんしゃに乗っていればいかなる時でも必ず勝手にタイムを計測してくるため段々イラっとしてくる事請け合い。
タイム計測者のオレ様な態度がむかつくならあえてこの時だけダートじてんしゃに切り替えておくのも手だろう。
シンオウ地方
カントー同様急な坂道で構成されており、サイクリングするトレーナーが大勢存在する。
一人だけ道路を右往左往しているサイクリングがいる。