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概要
第1世代から登場し、通常のフィールド上だけでなく、サイクリングロードにも出没する事が多い。つるんでいるのかスキンヘッズも近辺にいる。
暴走族の名の通りバイクに乗る事が多く、ケンカ腰で勝負を仕掛ける事がある。
性格は不良同然で非常に悪く、その口調も非常に荒々しく、悪さをするロケット団に憧れる者もいるが、バイク音のせいでポケモンが逃げてしまわないかどうかと言うほどポケモンの事を大切に思う者も意外といる。
第1世代ではかなり柄が悪く、FRLGでも連合化して一つの島を襲撃した事があるほど。因みに第1世代ではバイクで遠くの相手に対応できるというのか、全トレーナー中トップクラスの索敵範囲を誇る。
第2世代とHGSSでは外見が悪いが、まるで改心したかのように良心が目立つようになった。
しかし、第3世代ではトライアスリートに差し替えられ、第4世代もDPptには登場しなかったために皆勤賞は逃してしまうが、第5世代では見事に復活を遂げ、ブラックエンペルトというグループまで登場する。
外観は、GSCまでモヒカンヘアだったが、HGSSでは少々肥満でドレッドヘア、第5世代ではアメリカンなバイカーのような髭を生やした姿に変更されている。HGSSではバイクから降りて隣に置いてある。
なお、9番道路(BW2)に登場するぼうそうぞくのうち、エイキチとリュウジは『湘南純愛組!』『GTO』の鬼塚英吉と弾間龍二に由来する。
第6世代以降では……
あろうことかバッドガイに差し替えられ出番を失った。ピカチュウ版リメイクのピカブイで原典でぼうそうぞくが登場するところでもバッドガイに差し替えられた。
差し替えられた理由は第6世代では不明だが、アローラ地方作品やピカブイだと恐らくプレイヤーが自転車で走れるエリアが無いからか。
ピカブイでは極めつけに「サイクリングロード」だったエリアが連れ歩きを楽しむ「ポケモンロード」に名前を改められているからだろう。
年代が移り変わるにつれて往年の暴走族賛美が世論的に通用しなくなり、寧ろ「教育に悪い」として退場を余儀無くされたのかもしれない。
第9世代ではバイクをモチーフにしたモトトカゲが登場するが、 ぼうそうぞくに出番はなく、代わりにスター団がそのポジションに収まっている。
使用ポケモン
悪さが好きと言う事で、ドガースやベトベターと言った毒タイプや、
デルビルなどと言った悪タイプのポケモンを使用する事が多い。
ただし、FRLGのトレーナータワーにはカードe+で読み込ませることでトゲピーのようなベイビィポケモンから一匹選出して戦う者が2人、
HGSSでは、それに問わず可愛いポケモンを中心に使うと言う、
みんなの嫁と言えるくらい非常にお茶目で可愛い者もいる。その関連イラストは下記の通り。
電話での会話によると連れ歩きが羨ましいらしい。
黎明期にスクエニから出されていた四コマ劇場では主人公のレッドを脅してピッピにんぎょうを買いに行かせ、憧れのピッピにんぎょうが手に入る事をドキドキしながら心待ちにするという話もあった。
バイク好きのチャールズ
5世代のホドモエシティに登場した街の名物的人物で、
主人公にトリプルバトルのやり方を教えてくれる人物である。
概観は暴走族とは変わらないが、肩書きが『バイクずき』と言う事から、どうやら別物らしい。
アニポケでは
第1世代から登場しているということもあって、アニポケでは無印編第36話「あらしのサイクリングロード」にて登場。
自分たちのテリトリーが「サイクリングロード」になってしまった事を受け、わざわざ自転車で暴走行為をしている律儀な一面のある奴らでその名も「チャリンコ暴走族」。
コジロウとムサシも元構成員で、コジロウはかつて「補助輪のコジロウ」という名誉なんだか不名誉なんだかわからないあだ名を戴いていたがお互いに面識はない。
赤い逆立った髪の頭領は「マサ」(CV:小西克幸)といい、先輩のコジロウを尊敬している。
サンダーの意匠が加えられた自転車を駆り、4倍弱点の「つるのムチ」に耐えるゴローニャを持っているが、ヒトカゲのほのおのうずに破れてしまう。
緑髪の女ヘッドの方は「ミサ」(CV:木藤聡子)。何気にバッドガールよりも登場が早い。
男相手でも食ってかかる気の強い人物で、こちらはムサシを尊敬しており、パルシェンを連れている。
世間的には彼らは悪童なのだろうが、病気のシェルダーのためにサトシ達が薬を輸送中であった事を知って手助けをする一面もある。
小ネタ
第5世代にて、ぼうそうぞくがいる場所でBボタンを押すと、その動きが普通より早くなる。ただし、チャールズは加速しない。「バイクずき」であるためか?