声:千葉一伸(TVアニメ『GTO』)、堀秀行(OVA『湘南純愛組!』)、佐々木啓夫(デジタルコミック版『GTO』)
演:山口祥行(Vシネマ版『湘南純愛組!』)、天野浩成(Vシネマ版『BAD COMPANY』)、城田優(2012年ドラマ版『GTO』)、金子大地(Webドラマ版『湘南純愛組!』)
概要
(『湘南純愛組!』時代の彼ら)
『純愛組!』での準主人公および『BAD COMPANY』『GT-R』での主人公。鬼塚英吉の親友。
現役時代の通称は「爆弾龍二」で、かつて英吉と共に鬼爆コンビとあだ名された。
仲もいいが殴り合いの喧嘩もするほど。
『GTO』ではバイクショップの雇われ店長をしていて、未だ破天荒な行動や問題を起こす鬼塚と違い、常識人だがよく尻拭いをさせられていることも。但しスピンオフで夜な夜な首都高で高速隊・交機相手にカーチェイスをやりやんちゃしている模様。恋人は長瀬渚。
『GTO』ではいかんせん地味なポジション(学園ものである以上しょうがない部分もある)だが、
- 一度教員採用試験を受けに行き忘れて意気消沈する鬼塚に面接をパスすれば採用になる吉祥学苑を紹介する
- 沖縄移動教室の費用として800万必要になった鬼塚に金の代わりに福引き券を渡した結果、鬼塚が860万円相当のベンツを引き当てる(原作では鬼塚の強運ぶりに呆然としつつツキ過ぎていることを内心心配する程度だったがアニメ版だと龍二はこの事実に納得できず、自慢しにきた鬼塚にベンツを渡すように迫ったり、それがダメとわかると「だったらその売った金で俺が貸してる87万返せ!」と要求するも鬼塚には突っぱねられてしまった)
- タダ働きになるのを恐れて他人の顔色をうかがいながら汚いポイント稼ぎに走ってしまっていた鬼塚に敢えて軽蔑する言葉を向けて突き放し、結果的に彼が本来の自分を取り戻すきっかけを作る
と言った感じに出番が少ないだけで要所箇所で重要な役割を担っている。ここぞという場面で彼に活を入れたりするなど理解者の一人として接している。鬼塚が危篤状態に陥った際は彼の元へ駆けつけており、心肺停止状態で死亡判定を受けた際は泣きながら彼の胸を殴り、叩き起こそうとしていた
スピンオフ漫画『GT-R』にてついに主役に返り咲いた……絶賛休載中だが。
ドラマ版
鬼塚の旧い友人という設定は共通しているが、演者のイメージに合わせるように設定が変更されている。
旧ドラマ版
警察官・冴島龍二という名前で登場。お察しの通り、不良警官の冴島の設定も引き継いでおり、藤木直人氏が演じている。
2012年版
飲食店『CAFE&DINER NAGISA』のマスター。明るい笑顔を見せていた原作とは違い、演者の城田氏に合わせてクールな性格になっている。
独自のコネがあり、居場所のない不良少年たちに大学に入学するためのバイト先を紹介したり、情報を集めたりなど器の大きさを見せるが、鬼塚と同じく元ヤンなのでキレると滅茶苦茶怖い。
来歴
生い立ちから『BAD CONPANY』まで
裕福な実家に生まれるも、成長するにつれて次第に素行が悪くなり、だれかれ構わず気に入らない相手に喧嘩ばかりするようになる。当然、通っていた名門といわれる徳丸付属中学も放校され、英吉のいる辻堂八中に転入する(この時、『GTO』のように長髪を結んでいるが眼鏡をかけていない。『純愛組!』では短髪になっている)。教室に入る前、上級生相手を完膚無きに叩きのめしている鬼塚を目撃し、彼にライバル心を抱く。直接本人と目が合うも、「どこかで会ったことあったっけ?」と返されて相手にされないことに苛立ち、クラスで気に入らない奴らに当たり散らしてばかりいた。そんなある日、鬼塚に不意打ちを食らわしてようやく相手にされたことに乗り気になり、遂にタイマンとなるもテンションが上がった周囲の不良たちが喧嘩をはじめ『ウォーリーを探せ!』状態になり、キレた大和桜にホースで水播きされて引き分けとなった。「食う寝る遊ぶ」に実践的な英吉の姿を見て次第に態度を軟化させ、英吉たちの仲間入りを果たす。