概要
アニポケのタケシが名乗ったのが初出だが、ゲーム版のNPCトレーナーとしても第3世代の『RSE』から登場するようになった。
男女両方おり、第4世代まではバンダナとエプロン、以降はオーバーオールのスタイルで描かれることが多い。また、グラフィックではデッキブラシやバケツなどを持っていることがある。
特に育て屋、預かり屋周辺のフィールドにいることが多く、セリフではポケモンの大切さをそのままプレイヤーに訴えている。
現在のメイン画像は『ORAS』の男性ブリーダーの容姿である。
各作品の特徴
(左:RSE、中央:XY、右:SM)
『RSE』ではバンダナとエプロンの色は赤。『FRLG』では黄緑、『DPt』は緑。
『BW』では男性が赤いバンダナに緑のオーバーオール、女性が緑のサンバイザーに赤いエプロン風の服を着ている。
『BW2』では、通りかかるたびに再戦を挑んでくる仕様となった。
プレイヤーがマップを切り替えると、最初に対戦した時と同じように目があっただけで勝負を仕掛けてくる。
道中急いでいるときは鬱陶しいが、本作にはバトルサーチャーがなくトレーナー再戦の機会が少ないため、貴重な経験値稼ぎの手段でもある。
因みにライモンドームでも同じトレーナーと戦うことができるが、1人のトレーナーに対し1日1回という条件を「かたやぶり」してくる。
クリア後では勝つとふしぎなアメをくれるため、廃人ご用達となることも。
『XY』では男性がキャップ、女性がバンダナを着け両方ともオーバーオールを着ている。色は黄緑。
『ORAS』ではRSEのデザインほぼそのままでイラストが起こされた。
エプロンの模様がモンスターボールからピカチュウのプリントに変わっている。
『サン・ムーン』ではこれまでの若い男女のペアから一転、男性は金髪にヒゲを生やした恰幅の良い中年、女性は金髪を三つ編みにした少女ほどの容姿に。
男性は麦わら帽子、女性はテンガロンハットを被り、水色のオーバーオールを着ている。
このデザインは『DPt』のぼくじょうおじさん、カウガールと全く同じであり、彼らが『SM』で肩書が変わり再登場したともいえる。
『DPt』で両者がいるのは育て屋がある町に隣接した道路であり、『SM』でもポケモンブリーダーは主にウェスタン風の町並みのオハナタウン近くのオハナ牧場に配置されているため、ウェスタンかつ牧場というコンセプトが同じことから転用したのだろうか。
『ソード・シールド』では、男女ともにグレーのキャップとオーバーオール、黄色のチェックのシャツを着用。こちらでは男性が若く、女性が中年寄りのデザインになっている。
ポケモンブリーダーのテツコ
「ワタシとっても強いよ! おこづかいもいっぱい持ってるし!」
剣盾のワイルドエリア各所にランダムで現れるトレーナー。
なお、ワイルドエリアにいる野良トレーナーは彼女一人のみ。
特に特殊な手順などもなく再戦が可能なので、本人の自己申告通り金策や経験値稼ぎでお世話になったプレイヤーもそこそこいるものと思われる。
が、最も特徴的なのはモブにもかかわらず手持ちがガラル御三家三体で構成されているという点。
エンジンジム突破前(Lv.13)→エンジンジム突破後(Lv.30)→殿堂入り後(Lv.60)、と段階を踏んで手持ちが強化され、最終的には60レベルのガラル御三家を繰り出してくるようになる。
事故死の報告も上がっており普通に強い部類のトレーナーだが、実は負けてもこちらの手持ちを全回復してくれるなど至れり付くせりのお助けキャラでもある。
適正レベル帯になったら胸を借りるつもりでぶつかってみるのも一興。
使用ポケモン
これといって中心となるタイプを持たず、たねポケモンやベイビィポケモンを中心に、バランスの取れたポケモンを使用する。
また、使用ポケモンはレベルが低めで数が多めという傾向がある。
再戦可能な作品では進化する事もあるため、大幅に強化される場合も多い。
関連タグ
ポケモンブリーダーの著名人