概要
テレビアニメ『ケロロ軍曹』のニンテンドーDSソフト。タイトルの通り「間違い探し」を題材とした完全オリジナルストーリーである。
本作の特徴は「主人公がケロロではなく、あなた自身」という設定であり、今まで主人公がプレイヤー自身という設定がなかったケロロのゲームでは初の試みとなる。
時系列はタルルが幼い姿であり尚且つガルル中尉が登場しているため、30~101話の間に起こった出来事であると思われるが、ケロレンジャーが本作で初登場しているという設定であるため、パラレルワールドである可能性が高い。
登場キャラクター
主人公
本作の実質的なプレイヤーになる地球人。名前は自由に名付けられる。
プレイヤー名がそのままセーブデータ名になるパターンであるため、名前変更はできない。
立ち位置的には冬樹に似ており、基本はケロロと一緒に相手が出してくる間違い探しを次々と正解していくことが目標である。
デフォルトネーム設定のあるゲームによく存在する基本的にしゃべらないキャラであり、さらに単なる間違い探しゲームであるためか容姿・性格なにもかもが不明。しかし何故か周りの人たちはプレイヤーの気持ちを理解している時がある。
デフォルトネームも存在しないが、公式PVや取扱説明書などでは「ばんなむ」と名付けられている。
ケロロ
本作では保護者的立ち位置として登場。
ゲームモードの担当はまちがいさがしモードであり、上記のように主人公と一緒に次の間違い探しの対戦をする相手の元に行くという役回りである。
出題相手として登場するのはもちろん最初。これには準備運動も備わっている模様。
ゲーム上では所謂ナビゲーター役であり、ゲームのチュートリアル指導も担当する。
間違い探しの正解・不正解のジャッジも彼であり、それに伴ってボイスやアイコンも一部モードで彼のものが使用されている。またサポートアイテムを使えば手助けもしてくれる。
クルル
ストーリーでの挑戦者として登場するのはステージ4のレベル1。
ゲームモードでは通信モード担当。他プレイヤーとワイヤレス対戦やダウンロード対戦ができる。
タママ
ストーリーでの挑戦者として登場するのはステージ2のレベル1。
ゲームモードでは美術館担当。いままで解いた間違い探しを見直したり復習したりできるいわゆるコレクションやトレーニングの担当である。
ギロロ
ストーリーでの挑戦者として登場するのはステージ5のレベル1。
ゲームモードでは検定モード担当。間違い探しの特訓を受けることができる。
ただ間違い探しをするのではなく、制限時間内でどれだけ正解できたかをテストする「スピード検定」、どれだけ間違えずに正解できたかをテストする「サバイバル検定」、直感でどれだけ問題数をこなせるかテストする「ニュータイプ検定」を受けられる。
各検定のベスト記録数によって階級が決まるシステムとなっており、最上階級は「大将」。
ドロロ
ストーリーでの挑戦者として登場するのはステージ3のレベル1。
ゲームモードとしてはケロロのストーリーモードをクリアすると解放される「すっげーモード」担当。つまり隠しである。
いわゆるストーリーモードの難しい担当であり、このモードでストーリーを始めるとケロロではなくドロロと一緒に間違い探しの旅ができる。それに伴い正解・不正解のジャッジボイスやアイコンも彼のモードで始めれば彼のものに変更される(他モードも同様)。
ケロロのように会話イベント的なストーリーはなくなるが、通常の間違い探しの他に神経衰弱が遊べるようになったりと、一部ステージでゲームの遊びが変更される。
その他ストーリーモードで出演のあるキャラ
地球人
- 日向冬樹(ステージ1レベル2 / ステージ4レベル3)
- 日向夏美(ステージ1レベル3 / ステージ5レベル2)
- 日向秋(ステージ1ボス)
- 西澤桃華(ステージ2レベル2)
- ポール森山(ステージ2ボス)
- 東谷小雪(ステージ3レベル2)
- サブロー(ステージ4レベル2)
- 裏桃華(ステージ4ボス)
- お観世(ステージ7レベル3)
宇宙人
- アンゴル=モア(チュートリアル、ステージ7レベル2)
- タルル(ステージ2レベル3)
- カララ(ステージ3レベル3)
- ヴァイパー(ステージ3ボス / ステージ6レベル3)
- ラビー(ステージ5レベル3)
- 556(ステージ5ボス)
- ケロロ父(ステージ6レベル1)
- ダソヌ☆マソ(ステージ6レベル2)
- ポヤン(ステージ6ボス)
- ガルル中尉(ステージ7ボス)