屋根にあたる部分には布製やビニール製の幌を使うことが多いが、近年はFRPなどの軽量な素材を使った自動開閉式のハードトップを使用するものもある。
これらはヴァリオルーフ、メタルトップオープンなどと呼ばれる。
歴史
自動車の歴史は馬車からの発展であり元々は幌を利用していたケースが主流である。
その為、近代までは寧ろオープンカーが一般的であり、金属製の屋根を持つものは高級な商品であったと言える。また、屋根を持つ車をハードトップと呼んでいたことからも、屋根がある方が特殊であったことが伺える。
ハードトップ式の自動車普及後は、オープンカーは特殊性上に高価である上に、その構造により剛性・安全性・保安性などに問題があり徐々に廃れていった。
現代に残るオープンカーは、マツダのロードスターのヒットに起因するところが大きい。これを受けメルセデス・ベンツやBMWまでもが追随をすることとなったが、ロードスターほどのヒットとはなっていない。
オープンカー乗りのファッション
一般的なオープンカー乗りというと帽子にサングラス、指切りグローブを標準装備していることが多く傍目にはただの痛い人或いは厨二病にしか見えないファッションをしていることが多い。
しかしながら、帽子は飛び石や鳥の糞などの飛来物から頭部を守る為でありサングラスも同様に目を保護するためである。また、指切りグローブは寒さ対策はしたいが、手袋をしてしまうとスイッチ類がうまく操作できないがための苦肉の策である。彼らも必死なのだ。どうか暖かい目で見守ってほしい。
劇中車としてのオープンカー
古来より映画に登場する車にはオープンカーが多い。これはアニメでも同様である。
別に格好が良いとかではなく、屋根があいていないと役者の顔が見えなくなってしまう為である。
日本車初のボンドカー([007]]シリーズ)であるトヨタ2000GTも本来存在しないオープンモデルが劇中に登場しているように、必要があれば有りもしない車すらでっち上げる。
代表的な車種
普通自動車
軽自動車
など