「ラ・イ・ジ・ン・グ」
概要
仮面ライダーイクサの使用する携帯電話型デバイス。初登場は第27話。
強化形態・ライジングイクサへの変身に用いる強化変身アイテム兼用専用武器。
普段は折り畳んだ状態で口部分(いわゆるクラッシャー)にマウントされており、イクサ バーストモード変身後に取り外して使用する。
口部分には元々「マスカーレギュレーター」というボンベが搭載されていたが、イクサライザー実装に伴い「マスカーコネクター」という内側の電気接点に移設されている。
機能・構造
メインカラーは白と青。劇中で電話として使用された事はないため、銃以外の機能は不明。
照星に相当する「オプティックエイム」が打ち込む光学ビーコンによる自動追尾と、電子制御による弾道補正機能を持った銃口「ライザーマズル」によって精密射撃を可能とし、表の面に配されたエネルギータンク「マスカーパック」内のエネルギーを利用した強烈な光弾を打ち出す。無補給での通常射撃最大数は3500発。
始めて使用した名護は反動で吹っ飛んでしまったが、これは引き方の強弱に応じてエネルギー弾の出力の大小を調整する「アナログトリガー」の働きにより反動も大きくなっていたため。自在に操るにはかなりの訓練が必要とするが襟立は初回から使えていた。
モニター部の「スカウティングディスプレイ」には『OSB(Optical Search Beam)』と呼ばれる光線よってターゲットを捜査し、ウイークポイントや光学ビーコンによる追尾情報などを表示することができる実戦的な機能を持つが劇中未使用。
各機能を発動させる「コーリングコンソール」はテンキーは△▽△▽に3つづつ区分けして配置されており、
/ \ ① ② / \ ③ ④ /
/ ⑤ \ ⑥ / ⑦ \ ⑧ /
/ ⑨ ⓪ \ /通話 終話\ /
というかなり独特な並びになっている。
運用
- 強化変身
コンソール上の数字を1→9→3の順番に押したあと、通話ボタンを押すと「ラ・イ・ジ・ン・グ」のコールが鳴り強化変身を実行。インナースーツが黒から白に変化すると同時に胸部を中心に余剰になるアーマーを展開、パージ。続けて頭部の金のシールドが再変形。
最後にイクサライザーに「ライザーフエッスル」を差し込むことで変身が完了する。
なお終盤はイクサライザーどころかバーストモードを経由することなく直接ライジングイクサに変身するようになっていた。
- モード
ガンモード
イクサライザーに「ライザーフエッスル」を装填してグリップを展開した銃型武器形態。
「ライザーマズル」からエネルギー弾を放って銃撃を行う。
コンソールのキーを押す事でシングル、バースト射撃への切り替えるも可能。
イクサカリバーと併用して使えるため、二丁拳銃も披露している。
テンキー操作やモニター部分を倒す事で以下の4モードへが使用可能だが何れも劇中未使用。
ファイヤーモード
テンキーの0を押すと起動。火炎放射が可能になる。
ブリザードモード
テンキーの2を押して起動。冷凍ガス(氷結ガス)を発射する。
レイザーネットモード
テンキーの4を押して起動。捕獲用レーザーネット(ビーム状のネット)を射出する。
スカウターサーチモード
ガンモードの状態でライザーのモニター部分を手前に90度折り曲げると起動する情報解析モード。
5→6→7→8→通話の順にテンキーを押すことでスカウターサーチを行う。
- 必殺技
ファイナルライジングブラスト
イクサライザーからライザーフエッスルを取り外し、イクサベルトに装填。イクサナックルでリードする事で発動。最大稼働したイクサエンジンのエネルギーをイクサライザーへと集中させ、通常の数十倍もの威力を誇る強力なエネルギー波を発射する。
反動も極めて強いが、それを利用して飛び蹴りへと連携することもある。発案者の名護曰く「遊び心だ」とのこと。
パック内のエネルギー消費が激しいので無補給で発動できるのは最大でも3回が限度。そのため使用回数はあまり多くない。
ライザーフエッスル
イクサライザーを銃型武器として使用するための紺色のフエッスル。イクサベルトにライザー用のフエッスロットはないためどこからともなく取り出す。
ライザーのグリップに差し込むことでセーフティーロックが解除され、イクサライザーの銃撃機能が使用可能となる。
前述の通りセーフティー解除後は取り外しても問題はなく、イクサベルトに装填・リードすることで必殺技を発動する。
製品化
2008年8月9日にDXアイテム相当の「仮面ライダーキバ 変身携帯 イクサライザー」が一般販売。
ライザーフエッスル付属。
2020年5月26日に「CSMイクサベルト&イクサライザー」がプレミアムバンダイで予約開始。
余談
関連タグ
ゼロノスカード(赤)←イクサライザー→ケータッチ
2号ライダー最終武器
デネビックバスター←イクサライザー→メテオストームシャフト
2号ライダーフォン