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水精鱗の編集履歴

2013/05/15 09:49:03 版

編集内容:Mermail Abyssbalaenの日本語名称が判明したので追加。

概要

第8期ブースターパック「ABYSS RISING」で登場したモンスター群。属するモンスターは全て水属性で統一されている。人魚がモチーフとなっており、「水精鱗(マーメイル)」という名前も「マーメイド」と「スケイル()」を掛けあわせたものと思われる。

また「メイル」には転じて「」の意味もあり、イラストのモンスターは皆、鱗がヨロイの様な姿になっているのも特徴。専用装備カード「アビスケール」はまさしく人魚用のヨロイの形状をしており、彼らの強化装甲のような姿となっている。

一部のモンスターはワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』の第1幕(序夜)『ラインの黄金』が元ネタとなっており、サポートカードである「アビスコール」ではその一場面が元とされるイラストが描かれている。

特徴

効果モンスターは大体以下の3種類に別れる。

  1. 「自身が墓地に送られた(捨てられた)場合発動」するレベル3/水族女性型モンスター
  2. 「手札の水属性モンスターを1体捨てて発動」するレベル4/魚族男性型モンスター
  3. 「手札のモンスターを墓地に捨てて特殊召喚」できるレベル7/海竜族または水族魚人モンスター

基本的に1をコストとして2や3の効果を使うことで、それぞれの効果を有効に使うことができる仕組みとなっている。

ただし、(海外産を除く)下級モンスター全てに「同名カードの効果は1ターンに1度しか使用できない」制約がついているので、そのターンにどのモンスターの効果を使ったかを覚えておかないといけない。

サポートカードにはカードの効果を無効にできる専用装備魔法や、破壊されることでメリットが得られる罠カードなどトリッキーなものが多い。

同時期に登場した「海皇」とはコンセプトが似ており相性も良く、「海皇水精鱗」としてよく組み合わせて使われている。

背景

「ガガガ学園出張版」にて、水精鱗と海皇、および炎王について触れられている。

それによると、もともと水精鱗は高い武力を擁しながら戦闘を好まず、海底の「忘却の都 レミューリア」にて静かに暮らしていたようだ。

しかし大規模な海底地殻変動によって都が浮上、住処を喪う。

その頃、あくなき支配欲を糧に炎王に侵攻を掛けるも膠着状態に陥っていた「海皇」軍は、住処の喪失により行き場を失っていた水精鱗に目をつけ、その秘宝を奪うことで水精鱗を侵攻の配下とする。

こうして、海の「海皇水精鱗」軍と陸の「炎王」軍との戦闘が勃発したのである。

「水精鱗」と名のついたモンスター一覧

モンスター名種族名前の由来外見の特徴
水精鱗-アビスリンデラインの乙女「ヴォークリンデ」?
水精鱗-アビスグンデラインの乙女「ヴェルグンデ」クマノミ
水精鱗-アビスヒルデラインの乙女「フロースヒルデ」エビ
水精鱗-アビスディーネ水の精霊「ウンディーネクリオネ
水精鱗-オーケアビス泉や森の精霊「オーケアニス」トビウオ
水精鱗-アビスタージチョウザメ(sturgeon)
水精鱗-アビスパイクパイク(カワカマス属の魚:pike)
水精鱗-アビスラングハイギョ(lungfish)
水精鱗-アビスノーズエレファントノーズフィッシュ
水精鱗-アビスマンダーサンショウウオ(salamander)
水精鱗-メガロアビス海竜絶滅したサメの一種「メガロドン
水精鱗-リードアビス海竜絶滅した巨大魚「リードシクティス・プロブレマティカス」
水精鱗-ディニクアビス絶滅した古代魚「ダンクルオステウス」の科名「ディニクティス」
水精鱗-サルフアビス現存する最大の動物種シロナガスクジラの英語での異称「sulphur bottom(硫黄色の腹)」クジラ
水精鱗-ガイオアビスポセイドンの別名「エンシノガイオス」海皇龍ポセイドラ
水精鱗-アビストリーテ海竜ポセイドンの妃「アムピトリーテーイルカ

※ワーグナー「ラインの黄金」より

関連イラスト

pixivでは3姉妹やディーネなどの女性陣が人気のようだ。

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