【タグ】
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などなど、複数の意味を持つタグである。
【裸に見えるか、裸に見えないか】
女性が上半身裸のときに、不自然な逆光・物陰>・濃い過ぎる霧などなどで女性の乳首を隠す技法がある。しかし、それでは水着を着ているのとなんら変わりなくなり、『裸』ではなくなる。
だから、前向き姿の女性が全裸だと分かる全年齢の表現方法は、乳首が見えてこそ『裸』に見えるのではないだろうか。
【世間の間違い】
もしも、「男性と女性では『性欲』に差がある」と思っている方がいたら、下記の『5項目』を読んで欲しい。
間違い1
- 【セックスアピールがあるのは、女性の上半身裸だけ】
セックスアピールがあるのは、男性の上半身裸も同じ。
もし、女性の上半身裸のみにセックスアピールがあるならば、実際には「男性キャラの上半身裸を見て黄色い声を挙げる女性はいない」事になる。
しかし、現実にはそのようなことはない（相撲、プロレスなどの格闘技や水泳を見れば一目瞭然）。
間違い2
- 【男児の裸は笑いのネタ、女児の裸は嫌悪】
男児キャラの全裸が出たら笑うくせに、女児キャラの全裸が出たら苦虫を噛み砕いた様な嫌な顔をする人が、世の中に未だに多い。
おかしな話だ。
なぜ、
男児キャラの全裸で笑うならば、女児キャラの全裸でも笑わないのか？
女児キャラの全裸で嫌な顔をするならば、男児キャラの全裸でも嫌な顔をしないのか？
とても、とても、不思議だ。
間違い3
- 【性欲があるのは、スケベなのは、男性だけ】
そんなわけがない。ちょっと考えれば分かる事。性欲は、男性・女性・両性・性別不明、共にある。
性欲の強弱は『性別差』ではなく、『個人差』。
同様の間違いに【裸の羞恥心があるのは、女性だけ】、【スケベでないのは、女性だけ】がある。
そんなわけがない。ちょっと考えれば分かる事。実際には「肉食女子」なる言葉も存在する。さらに、「女性専用の風俗が存在しない」という突っ込みに関しては、「実際に存在するが、なり手の男性が消耗されるため運営が厳しい」という話がある。
間違い4
- 【女性性器の名前は性行為の意味】
そんなわけがない。ちょっと考えれば分かる事。『男性性器の名前』同様に『
間違い5
女性の胸を性的なものとする価値観は明治時代に西洋から入ってきた、たかだか100年そこそこの新しい価値観であり、日本古来の価値観ではない。
江戸時代までの日本では女性の胸は「赤ん坊の飲み物」としてしか認識されておらず、性的なものではなかったとされる。
事実、当時の日本では女性が上半身裸で胸部を露出しているのは普通の事であり、西洋からやってきた宣教師などがそれを見て驚き、日本を文明未開国扱いしたほどである。
もちろん当時の日本は世界的にも立派な文明国であり、価値観の違いだけで未開国扱いされたのは大変失礼な話である。
明治以降、日本としては西洋諸国に馬鹿にされないためにも、西洋諸国の価値観を取り入れる必要があり、その中で「女性の胸はやらしい」という価値観も取り入れられてしまい、今日に至っている。
(……とはいえ、現代では西洋諸国の価値観という感覚よりも、日本国内においては、「架空の創作表現を規制あるいは萎縮させる可能性のある」法案・条例案、およびそれを制定しようとする団体等の活動による価値観の影響がとても強い印象である)
【現代の表現規制に疑問】
過剰な表現規制をする人達で、よく聞く言葉に「こんな裸の絵を子供が見たらどうする!」「子供に悪影響だ！」というものがある。そして、「規制するのは子供のためだ!」という言葉もよく耳にすると思われる。
これらの意見を聞いて、「果たして本当に子供の事を考えているのだろうか」と疑問をいだかないだろうか?
「裸の絵」を嫌っているのは「過剰な表現規制をする大人達」であり、そこには「子供自身の考え」はありません。
一方的な過剰な表現規制は、子供の性的欲求を全否定している事になると推測される。
そして、パンチラや乳首描写を見たがる高校生以下(性別問わず)の性的欲求を全否定されてしまえば、大人がどんなに規制で押し付けても、子供たちは各種の(その中には独自のものも含まれる)調査をおこない、みずからの性的欲求を満たそうと努力する。
その結果、大人が「性」を教えきれない（性的欲求を全否定する）ばかりに、子供が間違った「性」を覚える場合も発生する恐れもある。
本当に子供のためと思うならば、子供の躾を規制にまかせっきりにするのではなく、子供自身の考えに耳を傾けるべきであろう。
【法律的に】
なお、日本の法律上、女性の乳首や胸は18禁にはあたらない。（おっぱいは性器では無い為。）
この為、本来は女性の上半身の裸を放送したり掲載したりしたとしても、18禁指定を行う必要は無い。
TVなどで女性の胸にモザイクがかけられたり、アニメで不自然な光に遮られたりするのは、あくまで自主規制であり、法律で義務付けられているわけでも、法律によって規制されているわけでもない。
ただし、これはあくまで日本国内だけの話であり、これが海外となると、例えばアメリカなど、女性の胸部が法律によって明確に年齢制限の対象とされている国もある。
勿論逆に、日本以上に規制の緩い国も存在する。
【pixivでは】
上記の理由から、日本にサーバーを持つpixivは日本の法律の下にあり、仮に女性の胸部を一般で投稿したとしても、罪に問われる事はなく、それらを18禁で投稿しなくてはならない法律上の決まりも無い。
pixivの利用規約にも、猥褻画像(いわゆる性器無修正画像、ガイドラインでは性に関連したもの、あるいはそれを表現しており、性器の結・接合、あるいは性行為を想起させるものを表現してあるもの)の投稿を禁止する項目はあっても、女性の胸部が露出した画像を一般に投稿してはならないとする項目は無い。
しかしながら、現在はユーザー側で自主規制が行われており、「女性の胸部の露出した画像はR-18で投稿すべし」という暗黙の了解がある。
とはいえ、あくまで自主規制であり、規約上も法律上も問題の無い行為であるため、仮に一般でそれらの絵を投稿したとしても、基本的には何らペナルティは課されるものではない。
もっとも、暗黙の了解を無視するという行為に対するリスクは付きまとう。
また、pixivは海外のユーザーに関しても開かれており、場合によっては「それらの国のレーティングにあわせて」作品の公開レベル等を変更する可能性が存在し、その場合運営によって『第13条 禁止行為 ( 18 )その他、当社が不適切と判断する行為。』に判断されたり、利用規約やガイドラインの変更が行われる場合もあるため、必ずしも大丈夫というわけではない(ただし、過去においては「ドラゴンボールのブルマのオッパイレベルだったらOK。」「基準は少年誌であるジャンプでOKだったら『pixiv』でもOKと。」引用元という発言が存在した)。
その場合は法的に罪に問われる事はないが、運営判断によって画像の削除もしくはカテゴリ移動、最悪の場合はユーザーアカウントがBANされる可能性もゼロでは無い。
pixivにおける具体的な可不可はユーザーではなくpixiv運営が判断する事であるため、こればかりはユーザーがいかに持論を展開しようとも無意味である。もしpixivにおいて持論を振りかざし、運営から何らかの制裁を受けたのならば諦めるべきではなかろうか。
それでも「女性の乳首は全年齢!」を主張したい場合は、女性の乳首を全年齢として扱っている画像サイトに投稿するか、自分でそれが出来るサイト(個人･SNSどっちでも)を立ち上げるなりすれば良い。
法律的には別に問題は無いため、自主規制が気に入らないなら、自主規制のあるサイトや団体を利用しなければ良いだけであり、その為の選択肢は常に用意されており、どうしてもルールに抗いたいのならば、自分でそれが出来るサイトを立ち上げるという切り札だって用意されているという事を忘れてはならない。
