概要
完全新作としては1作目、習作も含めると2作目のモンティ・パイソン映画。監督はテリー・ジョーンズとテリー・ギリアム。
アーサー王にまつわる伝説をネタにしたコメディ。ナンセンスギャグとブラックユーモアで占められた内容にもかかわらず、ジョーンズが歴史研究家のため、時代考証は正しいらしい。
「予算の少ない冒険活劇」であり、ロケ地の城が個人所有の民家だったり、モンスターと戦うシーンで急にアニメになったりする。
今作のオマージュ作品としてテレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』(2011年)がある。
なお、興行は大ヒットしたため、次回作以降は予算に余裕ができた。
2005年には、エリック・アイドルの手により『スパマロット』としてミュージカル化された。
2012年に日本公演が行われたが、企画・脚色・演出をしたのが『ヨシヒコ』監督の福田雄一である。