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リック・ディアスの編集履歴

2021-04-13 21:25:49 バージョン

リック・ディアス

りっくでぃあす

リック・ディアス(RICK-DIAS)は、アニメ『機動戦士Zガンダム』に登場するエゥーゴのモビルスーツ(MS)。

連邦軍はいつになったらここが地球と地続きでないという事が分かるのだ!


機体データ

型式番号RMS-099 / MSA-099
所属エゥーゴなど
開発アナハイム・エレクトロニクス
生産形態量産機
全高21.6m
頭頂高18.7m
本体重量32.2t
全備重量54.7t
出力1,833kW
推力74,800kg
センサー有効半径11,500m
装甲材質ガンダリウムγ
固定武装バルカン・ファランクス、ビーム・サーベル、ビーム・ピストル×2、多目的ランチャー×2
携行武装クレイ・バズーカ、ビーム・ライフル

概要

アナハイム・エレクトロニクス社が開発したエゥーゴの士官用量産型モビルスーツ(MS)。

本来の型式番号はMSA-099だが、エゥーゴ向けの機体であることを悟られぬように、地球連邦軍の規則に準じたRMS-099という型式番号も並行して用いられた。

主なパイロットはクワトロ・バジーナアムロ・レイエマ・シーンアポリー・ベイロベルトなど。


旧ジオン残党組織アクシズよりもたらされた新素材「ガンダリウムγ合金」と、アナハイム社がガザ系の「ブロック構造」を元に発展させ開発された最初期型ムーバブルフレーム形式の一種「ブロックビルドアップ構造」の2つの新技術を中核として生み出された、初の第二世代モビルスーツであり、かの「ガンダム開発計画」に関わっていた「クラブ・ワークス」と「第二研究事業部」の元、アクシズ製のリック・ドムの最終量産型ドワスの改造型である「ドワス改」をベースに開発が行われた。


開発当初はエゥーゴの指導者であるブレックス・フォーラ准将によって「ガンダリウムγを採用しているから」という安直な理由で「γガンダム」と開発コードが振られていたが、その外見がガンダムとは似ても似つかぬ物であった事や後述のガンダリウムγの名称の由来も既知でガンダムを知るクワトロ・バジーナは反感を示し、宇宙用の機体を意味する「リック」と、バーソロミュー・ディアスの「ディアス」を組み合わせた「リック・ディアス」を提案し命名された(バーソロミュー・ディアスは喜望峰の発見者であり、そこにはエゥーゴの活動が折り返し地点に到達したことを示す意味合いが含まれていた)。


余談だが、同時期にティターンズへ配備されたマラサイと出力と推力がほぼ同一であり、一部の資料ではマラサイは本機の仕様を変更した機体としているが詳細は不明(漫画『機動戦士Ζガンダム Define』では、ティターンズ用新型機の開発主任が本機の開発データを盗用して開発したコピー機と設定されている)。


ガンダリウムγ

クワトロ・バジーナことシャア・アズナブルがエゥーゴの活動にアナハイム・エレクトロニクス社の協力を取り付けるため、宇宙世紀0084年頃にアクシズから地球圏に持ち込んだ(事実上の裏取引)、革新技術による合金素材。ルナ・チタニウム合金(ガンダリウムα)の組成から高コストであるレアアース(希土類元素)を省き、代わりにケイ素やマグネシウムを加え生成炉のプラズマ操作などを行い無重力下で生成する合金である。

基礎開発及び生産ライン確保のための下準備は、“シャア直属”のエンジニアであり、同じくしてエゥーゴに参画したアルレット・アルマージュが中心となり、ジオン公国残党の研究者達が心血を注いだ。本合金の系列が何故「ガンダリウム」という連邦の機体であるガンダム由来の名称がつけられているのかというと、アルレットが初めて自身の才を用いて開発したシャア専用ゲルググが、ガンダムに対して有利な条件下で敗北を喫するばかりか、姉同然に慕っていたララァ・スンを喪うこととなった経験(後悔)から、『ガンダムを越える』事を目標として、敢えて「ガンダリウム」の名が与えられている。


ガンダムの装甲材であるガンダリウムα(ルナ・チタニウム合金)や同β合金と同等以上の強度を保ちつつ、ガンダリウムαの問題点であった脆さやレアアース使用由来の高コスト化を克服し、量産技術を確立するという、まさしく「夢の素材」として宇宙世紀0083年9月に完成している。この極めて優れた性能ゆえに、第二世代モビルスーツの必須条件となった


初めて採用された機体はリック・ディアスだが、後にティターンズからエゥーゴとの繋がりを疑われたアナハイム社が、その疑惑を躱す為にマラサイの提供を通して、製造技術を地球連邦軍に提供したため、グリプス戦役期序盤以降には、事実上あらゆる勢力がこの素材を利用するようになり「ガンダリウム合金」という略称はグリプス戦役以降同γ合金の事を指す様になっている。また、生成時の技術はチタン合金セラミック複合材等、従来の装甲材の耐久性を向上させる事にも成功している(一例として、第一次ネオ・ジオン抗争後に開発されたジェガンは、コストパフォーマンスの観点からチタン合金セラミック複合材製の装甲を使用しているが、その耐久力は一年戦争時のガンダリウムαと同等以上β合金相当とされている)。


なお、装甲だけでなくムーバブルフレームの機能向上にも貢献しており、フレームの強度が上がった事で、第三世代モビルスーツが実用化されるに至った。


機体説明

初の第二世代モビルスーツと言う事情故か、内部構造等は従来のMSとは一線を画す実験的なものが多いが、「反連邦組織」と宣伝され、人的資源に乏しいエゥーゴの組織事情を考慮した結果、全体的に防御能力や生存性に長けた機体として仕上がっている。


機体の基本設計はドワス改をベースとし、機体構造にブロックビルドアップ構造を採用。装甲はガンダリウムγの全面採用によって(ベースとなったドワス改では腕部など一部のみ採用されていた)旧来の装甲より正面部分を薄くすることに成功しており、同時に形状も連邦系特有の直線的なものに変更され、チョバム・アーマー、スペースド・アーマー、リアクティブ・アーマーなど現実の戦車に用いられている装甲構造が使用されている(これはデザイナーの永野護氏の趣味が取り入れられている為でもある)。


頭部には装甲と同時に取引された大型のガザ系規格のモノアイが採用され、コックピットブロックもこちらに移動している(機体構造の大幅な強化によって胴体部に大型ジェネレーター搭載したため)。このコックピットは機体大破時に自動で射出されるイジェクションポッドとしても機能しており、射出後は友軍機が回収するような運用が多々あった。ただし万全に機能しているとは言い切れず、アポリー・ロベルト両名のように別箇所に被弾したにも関わらず、機体の爆散に巻き込まれて戦死するような事例も存在している。この頭部周辺の構造は、新生ネオ・ジオン軍の総帥専用機サザビーにも採用されている。


各種推進系統はジオン系モビルスーツのように装甲内部に収納される形で配置され、背部にはビームピストルへのリチャージ機能を有するライトレーザーラックとGP02のフレキシブル・スラスター・バインダーの発展形に当たるAMBAC稼働肢「ランダム・バインダー」が装備される。このバインダーは推進用のプロペラントタンク・スラスター・スタビライザー等の機能が内蔵された複合機能モジュールとなっており、取り外して質量武器やシールドとしても使用が可能。


以上の様な要素をもって生まれた本機は、同時期にティターンズで開発されたガンダムMk-Ⅱと比較すると防御力(装甲防御・機動性)に優れるとされ、その装甲の冶金技術はΖガンダム開発に大きく貢献する等、グリプス戦役中のエゥーゴを支える傑作機として、MS開発史に大きく名を残す事となった。


活躍

TV版第1話よりエゥーゴの主力機として、クワトロ達が搭乗する。

いわゆる「量産機」の類ではあるが、当初より(ジムではなく)「ガンダム」の眷属との設定があり、初期にクワトロが乗るなどから作中では放映終盤までベテラン・エース用として比較的優遇されており、無名パイロット操る三下やられ役的ポジションとして扱われることは最後までなかった。

敵方であるスペック上は似通っているとされるマラサイのように、番組終盤になるとバーザム共々三下やられ役扱いだったのとは対称的である。


カラーリングに関しては当初、一般機はゲリラ運用を考慮して黒を基調とし、クワトロの搭乗するチューンナップが施された先行量産機のみ赤色と区別されていたが、クワトロの活躍が評判となりそれにあやかり、偽装の意味合いも含めて以降の生産型では赤いカラーリングが制式塗装として改められた(しかし、劇場版『恋人たち』では、アーガマがカミーユを迎えに来たときに黒のカラーの機体が存在しており、資料によっては赤いカラーリングはアーガマ隊所属機にのみ施されているとしている)。

他にも白と青、黄色のトリコロールで塗装されたデルフォイ所属機や、純白に塗装されたアスナ・エルマリート機などのカラーバリエーションが存在する。


第一次ネオ・ジオン抗争終結後は、各コロニーの警備隊やジオン共和国に払い下げられたが、中には宙賊に流れた機体も存在しており、その機体は入手経路こそ不明ではあるが、バックパックを最新鋭であるはずのジェガンのものに換装して運用されていた。


武装

バルカン・ファランクス

頭部コクピットの上部に装備された55mm連装機関砲。発砲時には頭部のカバーが開閉するため、コックピットブロックがむき出しになるという弱点が存在する。名前の由来は古代に存在した重装歩兵の陣形やMk.15 ファランクスに肖った物。


ビーム・サーベル

出力0.4MW。背面のライトレーザーラック下部に1本を装備。

エゥーゴ用モビルスーツの標準白兵戦用装備であり、同型のものをネモ百式が装備している。劇場版でビーム刃が緑色に変更されており(TV版は黄色)、以降のゲーム媒体やガンプラも劇場版に準拠する事が多い。


300mmクレイ・バズーカ

型式番号AE/ZIM.C-BAZ-531

ジオン公国の大手兵器企業ツィマッド社がアナハイム社に吸収合併されて誕生した企業AE/ZIM社開発のMS用バズーカ。ダブルカラム弾倉を採用しており、装弾数は8発(マガジン7発+1発)。元々は敵機の鹵獲等を目的とした粘着榴弾などの特殊弾頭を運用するために開発された装備で、名称も粘着榴弾着弾時の様子が粘土を叩きつけたように見えた事が由来となっている。戦時での通常弾種は「HEAT弾」であると一部資料で解説されている。エゥーゴ所属のモビルスーツで多く使われたが、第一次ネオ・ジオン抗争後はハイパー・バズーカの改良が進行したため、連邦軍の新型機には引き継がれる事は無かった。不使用時は背部アームユニットの基部に装備。


ビーム・ピストル

型式番号BP-L-86

ボウワ社の開発で、出力は「2.8MW」設定が採用されるケースが多いが一部では「2.2MW」設定も存在する。同型の物を強化型であるシュツルム・ディアスも装備している為出力の高い「2.8MW」設定はシュツルム・ディアス用の物の設定の可能性も有る。装弾数は18発。

クレイ・バズーカと併用される副兵装であり、Eパックは百式ガンダムMk-ⅢZプラスのものと同じエゥーゴ規格のスネイルタイプの物を使用する。不使用時は背部のライトレーザーラックに銃口を上部に向けて装備されるが、この状態でも発砲が可能であり、ラック内である程度可動させることで対後方・対空にも対応が可能。

また基本的には1挺ずつ手に持って運用する用い方だが、一部資料によると「2挺を左右に連結して腕に嵌め込む様にして装備する」パターンも有るらしい。


ビーム・ライフル

ガルバルディβと同型のEパック型。ジャブロー降下作戦時にアポリー機が運用していたもので、クレイ・バズーカを携行しない場合はこちらが主兵装となる。


拳部多目的ランチャー

両マニピュレーターの指基部に装備。歩兵を無力化させるトリモチ・ランチャーやダミー・バルーン、信号弾・照明弾を内蔵している(『機動戦士Ζガンダム Define』では、手甲内に装備)。


バリエーション

プロトタイプリック・ディアス

型式番号RX-098RX-98)。

雑誌企画『M-MSV』に登場。

エゥーゴの試作型MSで、リック・ディアスの前身にあたる機体。

当初、開発はアナハイムによって独自に行われていたが、開発期間とコストの低減のためアナハイムで請負生産している地球連邦軍のMSの機体構造を基本構造としている。

詳細はプロトタイプリック・ディアスを参照。


ディジェ

型式番号MSK-008

アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場。

カラバの試作型陸戦用MS。アムロ・レイ専用機として用いられた。

詳細はディジェを参照。


シュツルム・ディアス

型式番号RMS-099BRMS-099RS)。

ムック『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』が初出で、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。

リック・ディアスの強襲用強化型であり、グリプス戦役後にジオン出身者が持ち出した機体がネオ・ジオンで運用されている。

詳細はシュツルム・ディアスを参照。


リック・ディアスⅡ

型式番号MSA-099-2

雑誌企画『Ζ-MSV』に登場。

グリプス戦役後期におけるMSの著しい性能向上に対応するため、リック・ディアスを改良した機体。

詳細はリック・ディアスⅡを参照。


リック・ディアスS

型式番号RMS-099S

ゲーム『SDガンダム GGENERATION GATHER BEAT2』に登場。

Dディフェンサー装備のための改修が行われたリック・ディアスの改修機で、マウントラッチなどの増設が行われている。

詳細はリック・ディアスSを参照。


ΖレイピアⅠ

型式番号MSΖ-007

『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』に登場。

リック・ディアス系の設計を発展させて開発された、「Ζガンダムの第2段階」に位置付けられる可変MS。

詳細はΖレイピアⅠを参照。


リック・ディアス[シュトゥッツアー]

型式番号MSA-099

雑誌企画『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場。

ジオン軍出身のパイロット、ガブリエル・ゾラに与えられたリック・ディアスに、ゾラがエゥーゴ参加前に搭乗していたリック・ドム[シュトゥッツアー]の装備を参考に試作された増加装備を施した機体。

胸部などに増加装甲が装着され、背部にはスタビライザーが追加されるとともにバインダーもウイングバインダーに変更された。武装面では機体各部にミサイルポッドが増設されている。また、[シュトゥッツァー]系MSの特徴とも言える遠隔兵器「ウインチユニット」も引き続き胸部に装備しているが、従来のアームパーツを射出する形から大型クローを射出する形へと改められている。

これらのような追加装備の重量によって機動性が低下するという[シュトゥッツァー]系MS共通の弱点を解消できずにいたが、後に追加されたロング・シールド・ブースターを併用することによって機動性と攻撃力を強化・向上させることに成功した。

このロング・シールド・ブースターにはジェネレーターやスラスター、メガ粒子砲などが内蔵されており、さらに装備することで高速移動用の巡航形態への変形能力も付与される。ただし、リック・ディアス本体に可変機構はないため、[シュトゥッツァー]ユニットのバインダーを左右に展開し、ロング・シールド・ブースターを背中に装着するという、スーパーガンダムに近い簡易変形を採用している。

本来はガンダムタイプのフェイスガードも用意されていたが、ゾラはそれを使わず、ワイヤーカッターを追加しただけの通常頭部を使い続けた。

また、グリプス2攻防戦に参加するにあたって、ロング・シールド・ブースターを3基装着した「最終決戦仕様」と呼ばれる形態へ改装された。これに際して、メガ・バズーカ・ランチャーを装備する案も提案されていた。


リック・ディアス[デルフォイ所属機]

型式番号RMS-099 / MSA-099

雑誌企画『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』に登場。

エゥーゴのサラミス改級「デルフォイ」に配備されたリック・ディアスのマイナーチェンジタイプ。

ガンダム[ケストレル]と同様のカラーリングが施されている他、ダクトやスラスターの追加などの改修が行われている。

また、一般機では通常背部に2基備えられているバインダーが両腕にもさらに2基追加されており、機動力・防御力の向上に一役買っている。

武装は一般機と変わらないが、ジムⅡネモ用のビーム・ライフルを携行する事もある。


カノーネ・ディアス(カノネ・ディアス)

型式番号RMS-99

近藤和久による漫画版『機動戦士Ζガンダム』に登場。

ペイロードに余裕のあるリック・ディアスを中距離支援用に改造した機体。

背部バックパックをキャノン砲付きのものに換装しており、背部バックパックの換装に伴い、ビーム・ピストル及びウエポンラックは無くなっているが、バインダーについての説明は無い。

作中ではアポリーが搭乗した。


レッテン・ディアス

型式番号RMS-099NT

読者参加型ゲーム『機動戦士ガンダム G-STRATEGY』に登場。

リック・ディアスを原型機とするエゥーゴのサイコミュ搭載型MS。

背部のバインダーは廃され、代わりにインコムを装備している。また、腕部も有線による遠隔操作が可能となっており、指に備えられたビーム砲を用いてオールレンジ攻撃を展開できる。

ニュータイプ専用機として開発された機体だが、サイコミュを簡易型のものに換装することでオールドタイプのパイロットでも運用することが可能。


ビルドガンマガンダム

型式番号RMS-099BC

漫画『ガンダムビルドダイバーズブレイク』、配信アニメ『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場。

GBNで「フォース魂太」を率いるダイバー、オノコ(ユメサキ・エモ)が、リック・ディアスを元に製作した改造ガンプラ

リック・ディアスが「γガンダム」として開発されていたという設定を念頭にカスタマイズが行われており、頭部はV字型アンテナとツインアイを備えたガンダムタイプと言える形に改修されている。

武装面では、センサー部にリック・ディアスの頭部パーツを流用した巨大なビームガトリングバズを新たに携行しており、これを用いた必殺技「烈・男震具」を放つことも可能。また、背部バインダーも準サイコミュ兵器であるブースターバインダーキャノンへ強化され、有線式の操作によるオールレンジ攻撃を行うことができる。


ブレイク・ディアス

ゲーム『ガンダムブレイカー3』に登場。

ミスターガンプラがかつてガンプラバトルで用いた改造ガンプラ。デザインはNAOKI。同氏デザインによる百式Jとともに登場する。


余談

『機動戦士Zガンダム』劇中において最初に画面に登場したMSであり、旧作に登場したMSの意匠を残すガンダムMk-ⅡジムⅡハイザック等とは明らかに異なるデザインが「新世代のMSの出現」を視聴者に印象付けた。ちなみに本機は(外伝、ゲーム作品等は除く)本編シリーズの中で唯一、シャアとアムロが共通して乗った機体でもある。


イタリアセリエAACミランに所属するイタリア人FWのフィリッポ・インザーギは、一番好きなMSに本機を挙げている。


漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』では、ルナツー基地に納入された大量のガンダム型MSをエドワード・ボーマン提督が視察する際に同行した兵士が読み上げた機体名称の中に「ガンマガンダム」が含まれていた。『Ζ』のリックディアスと同一機種かどうかは不明。

このシーンはガンダム乱発に対する提督のメタ発言で有名。その直後、ある意味皮肉を字で行く展開が待ち受けていた……。


ガンプラ等

『Z』の主要機体だけあって、立体化には恵まれている。

ガンプラでは1/2201/1441/100がクワトロカラーで、HGUCMGで一般機とクワトロ機が発売されている。また、HGUC版にビルドガンマガンダムの新規関節パーツなどを追加したクワトロ機のアップグレード版が2020年にプレミアムバンダイから発売、2021年には一般機のアップグレード版がプレミアムバンダイ限定で発売予定。

完成品ではモビルスーツインアクション、ハイコンプリートモデルプログレッシヴ、ROBOT魂で商品化されている。

SDサイズでは、ロボチェンマンカワルドスーツ元祖SDガンダムでも商品化されている。BB戦士では商品化されていないが、SDガンダム三国伝呂蒙ディジェの仮面を外すとリックディアスの顔になる。



関連イラスト

RMS-099 リック・ディアス力克戴亚斯小队

リックディアスリックディアス

関連項目

機動戦士Zガンダム

エゥーゴ ネオ・ジオン

クワトロ・バジーナ エマ・シーン アムロ・レイ

ドム 百式 ガザC エプシィガンダム ガンダム試作2号機 ドライセン


スコーピオ - 外見がリック・ディアスに酷似しているモビルスーツ。

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