概要
初代プレイステーションのゲーム「チョロQ3」に登場するライバルチョロQ。先に弁明するが、????????はゲーム中に登場する正式名称である。
とはいえややこしいので普通は後発作品の呼称にちなみ「人生カー」、さらに縮めて「人生」と呼ばれる。
元ネタはタカラの代表的なボードゲーム「人生ゲーム」のコマ。乗っている2体の人形は夫婦を意味する。
なので本作においては「人生オワタ\(^o^)/」といっても人生が終わったのではなく????????の順位が落ちたという意味なのだ。
チョロQの人生論
チョロQ3での人生
タムソフトが製作した初期三部作の最後を飾る「ハイパーグランプリ」に出場。
事実上のラスボスであり、それ相応の実力を持つ。
「ハイパーグランプリ」初戦のオーバルサーキットで初めてその姿を見せる。が、プレイヤーが最後尾からスタートするのに対し、人生カーはポールポジションなので、追いつかなければその姿を見ることはできない。
そしてこのコースのみ人生カーがプレイヤーの装備を真似するのでほぼ追いつくのは不可能。
最下位覚悟で最弱パーツを装着して人生カーだけを道連れにするか、ダートパーツを装着してプレイヤーは路肩を走るかの二択になる。
そして初見プレイヤーは「一体どんなヤツが一位なんだ」「????????ってふざけてるのか?」と意気込んで第二戦に挑み、追いついてその姿を目にし呆然とするのである。それが世の常、人の道。
そしてハイパーグランプリ最終戦は今まで過ごしたチョロQシティが舞台となるちょっとしたサプライズ。神曲と呼ばれるBGM「PARTY ROOM」も合わさりかなり感動的である。
しかしこのコースはアップダウン峠に並ぶかなりの難関コースなので、一位になるのは至難の業。人生カーも激狭直角シケインにやられ、よく人生オワタ状態になっている。ちなみにあの不死鳥もよく転落人生に陥る。
人生カーのボディはシークレットボディであり、チョロQ1〜99ごうを全て購入後、謎の店に行くことでチョロQ100ごうとして購入できる。ちなみにスモールウィングはコマに乗っている人形がマントを付け、ビッグウィングは人生ゲームのもう一つの象徴、ルーレットである。あのカラフルなやつです。さすがタカラ。
本作のみ車体後部のブレーキランプが取り付けられておらず、完全にタイヤの生えた人生ゲームのコマである。
チョロQワンダフォー!での人生
「チョロQ3」以外にもE-GAME製作の「チョロQワンダフォー!」に人生カーが登場する。
こちらはゲーム中でも「人生カー」と呼称される。
グリーンパークで道案内を担当するスタッフとして登場する。
????????にはついていなかったブレーキランプが取り付けられよりクルマらしくなった。
チョロQHG2での人生
「チョロQHG2」ではクラウドヒルの住民スチュアートとして登場。クラウドヒルには他にも個性的なデザインのチョロQが登場している。
ブレーキランプのデザインが角形だった「ワンダフォー!」に対し丸型になった。
その他の作品での人生
「チョロQHG」、「チョロQHG3」、「チョロQHG4」にも人生カーのボディは登場しているが、ライバルレーサーや町の住民としては登場しない。
人生観
人生カーは夫婦愛の象徴としても有名……なのか?
何はともあれ、仲良く二人で走る姿は現代人の離婚率の高さに一石を投じているはず。
とりあえず子どもはいないようである。
実力としては上の中の上ほどで他のライバルのレッドペガサスやブラック・マリアには劣ると思われる。人生は短くゼンマイは長いのだ。