概要
タカラ(現:タカラトミー)による発売玩具『チョロQ』のシリーズの一つ『カスタマブルチョロQ』より1997年に『マッドレーサースペシャル』の名で発売。
デザインコンセプトはマツダのrx-01。ボンネットの不死鳥がトレードマーク。
その後には、タカラ(現:タカラトミー)による発売玩具『チョロQ』を題材としたゲーム『チョロQ2』『チョロQ3』『チョロQ64』『チョロQ64 2』『コンバットチョロQ』『Qボート』に登場もした。
インパクトの強さや完成デザインでだろうか、チョロQファンの間ではかなりの人気者。
ゲームでのマッドスペシャル
チョロQ2
序盤のライバルとして登場し、チョロQシリーズでは今作から初登場。
パーツを揃えるまではなかなか勝つことができない一番手を取る強敵ライバルマシン。
だが、スーパーグランプリで参戦する更なる強敵『ブルー・ペガサス』にあっさりトップの座を奪われてしまう。
更には隠しコースである旧コースにおいては、隠しライバルボスマシン『ブラック・マリア』が参戦し、ぶっちぎりにされる。
ブラック・マリアとブルー・ペガサスにつぎ、ゲーム内では三番手と最終的には落ち込む。
ちなみに、プレイヤーもマッドスペシャルのボディは使用可能だが、ゲームクリアしないと使用不可能*。
ゲームクリア後に、謎の店にてボディパーツ「マッドスペシャル」が発売開始する。
チョロQ3
引き続き序盤のライバルとして登場。
コース『オーバルサーキット』のみ、なぜかプレイヤーの装備をコピーして出走する(だがグランプリではコピーしてこない)。
そのため、あらかじめ考えてパーツを選ぶ必要がある。だが。勝てない事は無いのでプレイスキルを上げて戦うのもヨシ。(特にアクマシリーズを装備してしまうと大変な事に)
前作から進化したマッドスペシャルだが、スーパーグランプリで参戦する強敵『レッドペガサス』にトップを奪われてしまう。
またも同じく、ハイパーグランプリでは謎のラスボスライバルマシン『????????』に抜かれる。
結局は永遠の三番手として健気に走り続ける。なんとも不遇である。
また、ゲーム開始時のチョロQシティの展示場には、なぜかマッドスペシャルのボディが飾られている。
ちなみにチョロQシティでは、昼ではパトカーのボディをして街を走ると、水色のマッドスペシャルが突然逃走車として登場。
夜に山奥に行くと、なぜか水色のマッドスペシャルがプレイヤーの上に落ちてくる。
レースに登場する マッドスペシャル との関係性は不明だが、同一車両では無いと思われる。
ちなみに今作もマッドスペシャルのボディは使用可能。
ゲーム終盤の方ではあるが、ボディショップ4の開店後に「チョロQ74ごう」で発売する。
チョロQ64
使用可能ボディの一つとして登場。
また、今作のライバルマシンは、ランダム生成の為、たまにライバルマシンもマッドスペシャルのボディを使用してくる。
ボディナンバーは「チョロQ11ごう」である。
更には、スペシャルボディとしてメタル化したマッドスペシャルのボディも登場。
スペシャルボディの為、入手困難なボディだがライバルマシンは使用出来ないボディなので、オリジナリティを出すことが出来る。
ボディナンバーは「チョロQ14ごう」である。
チョロQ64 2
使用可能ボディの一つとして登場。
ボディナンバーは「チョロQ28ごう」である。
更には今作もメタルマッドスペシャルが登場。
ボディナンバーは「チョロQ29ごう」である。
コンバットチョロQ
マッドスペシャルを題材とした架空の戦車『マッドタンク』として登場。
Qシュタイン帝国の兵士。のちにマッドタンクSとして強化される。
一応プレイヤーも使用可能ではあるがマッドタンクSのほうは使用不可。
Qボート(※ネタバレ有)
※ネタバレ注意※
マッドスペシャルを題材とした架空の船として登場(名前はそのまま「マッドスペシャル」である)。
本編のラストエピソードにあたるエクストラモードでマリノイド要塞に味方する敵の攻撃艇として登場し主役のドルフィンスターに襲い掛かるが真のEDでマリノイドにつかまってしまい、敵であるはずのドルフィンスターに救出され一緒に脱出する。
エクストラモードをクリアするとドルフィンスターと一緒にレースやエクストラモード、対戦プレイでも使用可能になる。
ゲーム中ではドルフィンスターと並ぶ最高スピードの性能を持つ。
余談
プレイステーション2のゲーム『チョロQHG』には、マッドスペシャルのオマージュとみられる『ブラックシャドー』が存在する(ボディはチョロQHG4にも登場する)。