概要
SoundHorizonのアルバム第6弾「Moira」に収録される楽曲名であり、その楽曲内に登場する人(神)物。
冥府に君臨する冥王にして生者に死を与える死神。アルバム名でもあるMoiraという女神から生み出され、神々の中では末の子にあたる。
死、闇を司る死神として人間からも、他の神々からも忌み嫌われ恐れられてきた。
痛みと苦しみの続く生よりも、全てに平等に与えられる安らかな死こそが本当の救いだと考え、
アルバム全体の物語において全ての人間と自らを生み出した母であるMoiraを殺めるために一人の人間を選び自らの器とするために暗躍する。
最終的に器を得ることにも成功し、神の領域にてMoiraの眼前にまで迫るところまで描かれるが、
その後どうなったのかは一切記されておらず、勝敗やその後の行方も不明となっている。
外見
姿はCDジャケットの裏面やCDブックレットの裏面などに描かれており、長い黒髪に髑髏をあしらった数々の装飾のされた黒いローブを身にまとった長身の男となっている。
ちなみに顔は生気のない真っ白な肌だがきちんと肉や皮があるのに対し手だけは骨(もしくはガリガリに痩せこけている)となっている。ローブの中がどんな状態なのか非常に気になるところである。
また額の中央には名前のイニシャルでもあるΘの文字が描かれており、この素顔が見れるのはMoira初回特典のイラストか、CDブックレットの裏面のみ。ジャケットの裏面では髑髏とも怪物とも取れない不気味な仮面をつけている。
ちなみに、Revo陛下に似て非なる人の一人。
Thanatosという別のアルバムとの関係は不明だが、恐らくこの頃のタナトスと
キミが今見ている眩いこの記事のタナトスさんはなんかしら関係があると思われる。
幼少&大人、親子だったり、関係は無かったり…と、まあつまり解釈は自由である。
冥王の従者
○μ&φ
冥王の最も近くに立つ従者。楽曲内ではコーラスを担当している。
よく冥府の双子と表記されているが、公式で双子かどうかのハッキリとした言及はない。
詳細についてはそれぞれの記事にて。
○亡者
その他大勢の従者たち。外見は全員同じ黒いローブを纏い大鎌を持つ骸骨という典型的な死神の姿。
物語中に今後死亡する人物の背後に現れ、その瞬間まで延々と着いて回り、死んだ瞬間にその人物の魂を持ち帰っていく。エレフには人の死がこのように見えていた。
ライブなどの舞台公演では数々の人物の背後に現れている。ようするに見える死亡フラグ。
ちなみに一応名前もあり、ライブではギターやドラムなどの演奏担当のメンバーが中の人となり、名前もその人の名前やニックネームのイニシャルからきている。
流石に演奏に支障をきたす為か手の甲は骨で指だけ生身という中々愉快な手をしている。
タグについて
特殊な(ギリシャ)文字故打つのが面倒、大変なのか、このタグは全く使われていない。
だが「冥王」、「タナトス」、「θ」…などは、このお方以外の名前以外でも
使われているため、投稿は少なくとも専用の項目だけでも作ってあげようという
編集者の冥王様を思う気持ちである。
空耳ネタ
設定で言えば物語においてかなり重要な立場で、かつシリアスな存在の彼だが、Moira、サンホラ内でも随一のネタキャラもである。持ち歌「冥王―Θανατος―」では、「遅かれ早かれ 避けられぬ別れ」が「遅カレー 早カレー 避けられぬ和カレー」
と聞こえたりとか、「殺め続ける事で」が「マヨネーズつけることで」に聞こえたりと、空耳ネタによって別の意味でも有名となっている。
関連タグ
↓タナトス違い↓