概要
芳文社の漫画雑誌まんがタイムきららCaratにて連載されていたGAGAGA氏による漫画作品。おばけや妖怪がヒト型に変化した“妖人”(あやしびと)の世界に迷い込んだ女子高生・言ノ葉アヤを軸に、「妖し」をテーマとした妖怪ファンタジー作品。この世界では人間だとバレると命が危なく、彼女は妖怪“枕返し”のフリをしながら妖人の学校に通い、元の世界に帰る方法を探す物語となっている。
2019年4〜5月号に読み切り掲載後、同年9月号から2022年2月号まで連載されていた。
単行本は全2巻。
登場キャラクター
- 言ノ葉アヤ
人間。いつの間にか妖人たちの世界に迷い込んでしまい、元いた世界に帰る方法を探している。学校では人間だとバレないよう『枕返しの妖人』として通している。ツッコミはきつめ。貧乳な事をかなり気にしている。私服はかなり個性的である。
- 雪女原みぞれ
雪女の妖人。アヤと最初に出会った妖人で寮では同室。冷気を操る他、空気も読まず頻繁にぶちまけるダジャレはとても寒い。
- 不死田カバネ
ゾンビの妖人。意識的に体のリミッターを外すことで人体強度をある程度無視した行動も可能。「死ぬほど〜」が口癖。
- 裏反サカサ
天邪鬼の妖人。他者の感情などを読み取ることに長ける。
- 魂詠サトリ
覚の妖人で学校の校長。読心能力により相手の考えていることを平然と見抜ける。外見は幼いが成人済である。
- 夢食ユユ
獏の妖人でアヤとみぞれの生活する寮の管理人。寮生たちの悪い夢を食べたりもしている。サトリには頭が上がらない。
- 雪女原ふぶき
雪女の妖人でみぞれの姉であるが性格は大きく異なり「氷の女王」の通り名で知られている。勉学、運動共に学内トップな上に雪女としての力もみぞれの比ではない。みぞれに対してはかなり辛く接しているがそれにはある理由があった・・・。