掃海艦3代目「あわじ」(現役)
MSO-304「あわじ」は、平成25年度計画掃海艦304号艦として建造され、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)横浜事業所鶴見工場で2014年2月27日起工、2015年10月27日進水ののち2017年3月16日に就役した、あわじ型掃海艦のネームシップ。海上自衛隊では、「えのしま」型掃海艇に次いで2例目のFRP製掃海艦艇になった。
艦名は淡路島に由来し、当代は旧日本海軍の御蔵型海防艦「淡路」より数えて3代目にあたる。
掃海隊群第1掃海隊に所属、定係港は横須賀である。
掃海艇2代目「あわじ」(除籍)
MSC-634「あわじ」は、第3次防衛力整備計画に基づく昭和44年度計画掃海艇334号艇として、日立造船神奈川工場で建造され、1970年4月20日に起工、1970年12月11日に進水ののち、1971年3月29日に就役した、「たかみ」型掃海艇の5番艇。
就役後は第1掃海隊群第41掃海隊配属となり、呉を定係港とした。
のちに第45掃海隊→第48掃海隊へと転属、1983年1月27日に第48掃海隊が佐世保地方隊沖縄基地隊に編入されたことから、定係港も勝連に変わる。
1987年3月24日には、特務船となり船籍番号がYAS-85に変更され、舞鶴基地を定係港とした。舞鶴地方隊隷下の舞鶴水中処分隊母艇となる。
1993年3月25日付で除籍となった。
関連
ひらど(4代目)・・・あわじ型掃海艦の2番艦。