※Pixivでイラストを調べる際「おせん」で検索した方が良い。
概要
「モーニング」(講談社)にて1999年16号から2001年33号まで連載された。その後「イブニング」(こちらも講談社)にて2001年9月号から連載されたが、2008年9号を持って作者の意向により(後述)事実上打ち切られてしまった。
なお、「イブニング」移籍後も、「モーニング」2002年43号と44号に掲載されている。
その後「イブニング」2008年24号に読みきりという形で掲載されたあと、同誌2009年4号から「おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。」というタイトルで連載再開、2014年13号で最終回を迎えた。
そして2022年8月からは、幻冬舎コミックスのウェブコミック誌「コミックブースト」において、「―おせん―和な女」というタイトルで続編が発表されている。
単行本は「おせん」は全16巻、「おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。」は全11巻。「―おせん―和な女」は2024年6月時点で3巻まで刊行されている。
この作品をベースにテレビドラマが作られた事がある。後述。
主な登場人物
半田仙(はんだ せん)〈メイン画像〉
本作の主人公。通称「おせん」。老舗の料亭「一升庵」の女将を務めており、「笠置の弁天桜」との異名を持つほどの美貌でファンも多い。時には自ら板場に立って包丁を振るうことも。さらには店の食器や看板を自作したり、野菜を自家栽培したりと、とことん店のため、人のために尽くす。
テレビドラマ
2008年4月から6月(または7月初旬)にかけて、日本テレビ系列(全27)局(に加えてフジテレビ系列局・テレビ朝日系列局各約1局ずつ)にて放送された。
このドラマの初回を見た作者のきくちは、あまりにもの曲解ぶりにショックを受け、創作意欲を失ってしまった。そしてそれがもとで連載を突如打ち切ってしまった。
そんな事もあり、後にドラマの事を、それこそボコボコにバッシングしている。
さらに言えば、このようなトラブルがあったが故に、最終回では「原作」表記が「原案」に改められた。
キャスト
半田仙:蒼井優
江崎ヨシ夫:内博貴
藤城清二:杉本哲太
竹田留吉:向井理
鈴木テル子:鈴木蘭々
久保田冬子:工藤里紗
脇坂玉子:森田彩華
長谷川健太:奥村知史
林隆史:宅間孝行
珍品堂さん:渡辺いっけい
浅井シズ:余貴美子
半田千代:由紀さおり
木下秀雄:松方弘樹