お露
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おつゆ
本項では「怪談牡丹灯籠」のヒロインのお露、及びその乳母のお米について解説する。
三遊亭円朝作「怪談牡丹灯籠」のヒロイン。
旗本飯島平左衛門の娘で、浪人の萩原新三郎に恋焦がれて恋の病を患うが、身分の違いから父に許されず、やがてそれが原因となって命を落とす。
しかし新三郎へお強い思いからあの世に旅立つ事ができずに亡霊となり、同じく命を落とした乳母のお米を伴って、お盆の晩にカランコロンと駒下駄の音を立てて毎夜、愛しい新三郎の元へと通うようになるが、ふとしたことでやがて正体を萩原家の下男の伴蔵に知られてしまう事となる。
お米
お露に乳母。新三郎に焦がれ寝込んでしまったお露の看病を続けていたが、彼女の死後、看病の疲れから後を追う様に亡くなり、その後、お露と共に亡霊となり新三郎の元へと訪れる。
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