概要
「きらきらひかる」とは、郷田マモラの漫画作品。1995年から2000年にかけて発表された『きらきらひかる浪速美人監察医物語』講談社より刊行、全13巻。続編として2002から2004年にかけて『きらきらひかる2』、2007年には『きらきらひかる最終章』も描かれている。
1998年にはフジテレビ系にて深津絵里主演でドラマ化。オープニング曲は Mr.Childrenの「ニシエヒガシエ」。主人公の天野ひかる以外原作とは異なるキャラクターやストーリー展開で原作とは別物の、スタイリッシュな物語になっている。
遺体を検案し、その死因の真相を究明する女性監察医にスポットをあてた物語。
登場人物(ドラマ)
天野ひかる(あまのひかる) 演:深津絵里
25歳の新人監察医。大学卒業祝賀パーティで爆発事故に巻き込まれ、そこへ監察医として現れた裕里子に感銘を受け監察医を志す。気になったことがあると、とことん調べないと気が済まない性格。死者の最後の言葉を聞くことを信念としている。
杉裕里子(すぎゆりこ) 演:鈴木京香
国立第一医科大学法医学教室の助教授、29歳。嘱託医として、関東監察医務院の仕事を手伝っている。妹・冴子の死の真相を調べるべく、外科から転じて法医学の道に進んだ。クールな性格で死体に表れた所見のみを重視するため、ひかると対立することが多い。
黒川栄子(くろかわえいこ) 演:小林聡美
ひかるの先輩監察医で毒物分析のエキスパート。バツイチの33歳。おいしい料理と若い男に目がない。
月山紀子(つきやまのりこ) 演:松雪泰子
警視庁刑事部捜査第1課の警部補。「あたしを誰だと思ってんのよ」が口癖の女刑事。行き過ぎた捜査で窮地に立たされることがしばしばあり、事件が起きるたびにひかるたちに協力を仰ぎ真相へと迫っている。