くーデレとは
くーデレの由来は、その名の通り、キャラクターの性格の一つを表す言葉として存在するクーデレの斉木楠雄バージョンである。作中で楠雄の母・久留美が楠雄のことをくーちゃんと呼んでいることから、いつの間にか密かにファンの間でそう呼ばれるようになった。
『斉木楠雄のΨ難』の主人公である超能力者・斉木楠雄は、幼い頃から超能力のせいで様々なことを悟ってしまっているせいか、基本どんな時でも冷静沈着でクールな性格である。典型的なやれやれ系主人公であり、「やれやれ…」「全く…」というようなセリフを毎χ必ずと言っていいほど発している。
しかし、基本的に「目立たず、人と関わらず」がモットーな楠雄だが、困っている人間や純粋な人間に対しては、なんやかんや理由を付けながらも度々超能力を使って本人に気付かれないように助けている。また、少々他人を見下したり小馬鹿にしたりする傾向がある楠雄だが、たまに前述のような人間の行動や内面を褒めたり認めたりすることがある。これがくーデレである。
代表的なくーデレ発言(コミックス0~3巻まで)
・「コイツをそばに置いとくのもアリかもしれないな…」…0巻/第2話
・「お前が良い奴だなんて普通に分かる訳ないもんな 超能力でもない限りな」…0巻/第4話
・「全く…大した奴だ」…1巻/第3χ
・「まさかあの2人に助けられるとはな まぁそんな事 お前らは夢にも思ってないだろうけど」…1巻/第5χ
・「友達はよく選んだ方がいいぞ 友達からの忠告だ」…2巻/第11χ
・「結果によっては友達になってやらんこともない」…2巻/第15χ
・「だが まぁ… たまにはこういうのも悪くないかもな…」…3巻/第19χ
・「ちっ」…3巻/第23χ ※燃堂の無自覚なピュア発言の後に楠雄が言ったセリフ。ある意味くーデレという言葉が生まれる最大の原因となったセリフである。
・「バカな…!!寝れるじゃないか…!」…3巻/第27χ
いつもクールなくーちゃんも、愛しのコーヒーゼリーに対してはキャラが変わるほどデレデレになるようだ。
・「やれやれ… 占いはやっぱり信用出来ないな」…3巻/第28χ
※こちらの発言については、是非現在好評発売中のコミックスにてくーちゃんの表情を確認して欲しい。ステマ?さぁ、何の事だかな。
・「うーむ…あそこまで完璧に演じきれるならこの子はもはや完璧なのかも知れない…」
…3巻/第29χ