走り始めたのなら───儚くも強い意志が込められた楽曲。
秘めた想いを胸に、夜空に浮かぶ月へと祈る。
― ゲーム版 / ライブシアター紹介文 ―
概要
ウマ娘・ライスシャワーのキャラクターソング。
アニメ『ウマ娘 プリティーダービー season 2』第7話のエンディングテーマ、続く第8話でも挿入歌として使われた。
シングルCD『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』ANIMATION DERBY Season2 vol.2「木漏れ日のエール」(通常ED)のカップリング曲として収録されている。
また、アルバムCD『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』ANIMATION DERBY Season2 vol.3「Original Sound Track」にもアニメで使われたTV Sizeが収録されている。
ちなみに、TV Sizeの方にはフルバージョンにはない約10秒のイントロが追加されている。
第7話と第8話はライスシャワーにスポットを当てた回であり、アニメ版でも非常に人気の高いエピソードである。7話EDでは、菊花賞の優勝でトラウマになってしまう前の、希望に満ちあふれていた頃の笑顔の姿が映されており、歌詞も相まって視聴者の涙腺を崩壊させた。続く第8話では、天皇賞(春)勝利後のクライマックスで挿入曲として使われている。
アプリゲーム版では、メインストーリー第2章やライスシャワーの育成シナリオで、アニメとは少し異なる形でライスシャワーの天皇賞(春)が描かれている。ゲーム内では、この楽曲をアレンジしたインストBGMがたびたび使われており、メインストーリー第2章を見事クリアするとこの曲を歌うライスシャワーのライブ映像が解禁される。
全国のトレーナーのお兄さま・お姉さまはぜひ頑張って挑戦して欲しい。
主にこのタグが付けられている絵は、
「ライスシャワーの幸福を願うもの」「ライスシャワーが祈っていたり、歌っていたり」単に「青いバラを持っている」絵に付けられることが多い。
また、まだ未実装だがウエディングドレスを着ているライスシャワーにもこのタグが付けられることがある。
これは、第7話EDでまだ幼いライスシャワーが花嫁を見て喜び、花嫁の人形を大事にしていたことから皆に祝福される花嫁への憧れが元になっていると推察される。
彼女の勝負服も漆黒に塗られているが、ウエディングドレスをモチーフとしているなど関係が深い。(花嫁の短剣は、貞淑や永遠の愛など色々意味があるらしい)
何よりも一重に、彼女の幸福を祈る人々が望む姿なのかもしれない。
お兄さま・お姉さまは泣いていい…
余談
アプリゲームでは、楽曲解放条件さえ満たせば、歌唱ウマ娘を未所持だろうとライブシアターにて別のウマ娘を代役に立てた上でのライブ映像の視聴は可能であり、それは本楽曲も例外ではない。
しかし本楽曲は、アプリゲームに実装されている唯一のバラード曲であり、終始しっとり、ラストには涙を流すなど、独特のモーションが多々含まれている。そのため、「鉄仮面でお馴染みなミホノブルボン」や「皇帝、そして生徒会長として学園の実質トップに君臨しているシンボリルドルフ」といった普通にプレイしてたらまず泣く様を拝めないであろうウマ娘の落涙シーンのような本編中では決して見ることができない一枚を簡単に視聴できるという楽しみ方がある。
なお、初出がゲームではない楽曲で歌唱ウマ娘が追加も変更もされなかったという初めての例でもあった。