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じゃあ、君の代わりに殺そうか?

じゃあきみのかわりにころそうか

別冊ヤングチャンピオンで連載の漫画。原作:蔵人幸明 漫画:榊原宗々。“親友グロサスペンス”と銘打たれている。
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ねえ、君は一体、何者なの……?

概要

月刊『別冊ヤングチャンピオン』で2018年12月号から連載されている漫画。現在4巻刊行。
原作は蔵人幸明、漫画は榊原宗々が担当。

人物は柔らかく強いタッチで描かれており、美少年達の触れ合いといったBLに近い描写もあるので、チャンピオンという男性の客層が占めている雑誌の中では例外に多くの女性ファンを獲得している。
更にテレビでも芸能人がお勧めする漫画の一つとして紹介されている。

親友グロサスペンス”と銘打たれているが、内容は想像以上に重い。
殺人性暴力拷問汚物といったジャンルも含む。最近では危うい兄弟愛も追加され、それでもまだ4巻しか発売されていないという、とんでもない濃度を誇る作品。

ストーリー

主人公の藤倉優馬は中学の頃から西野とそのツレから壮絶な虐めを受けていた。
ラジオに投稿する事でしか生き甲斐の無い優馬の前に現れたのは金髪の美少年、雨里涼。
どうしようもない世界で、雨里は優馬の唯一の親友になった。しかし…


「殺人という共同作業をこなしたら、二人はもう完璧な関係になるんだよ」


優馬の新たな地獄の日々が始まる……。

登場人物(ネタバレ注意)

主要人物

  • 藤倉優馬

本作の主人公。高校一年生。
物心ついた時から虐めを受け続けており、西野達に目をつけられてからは自棄的になっている。
最初は雨里の助けを拒むが、彼が同じ夢を持つ事と憧れのハガキ職人「ダンシマニア」だと知り心を開いていくが、彼の友情を超えた執着の罠に囚われていく。
雨里が西野を監禁し、自分の為に殺人を犯してからは共に罪を背負う覚悟を決める。
内向的で人と接することが苦手な性格。純粋かつ友達想いで優しい気質の持ち主。中学生のときに西野から唯一、庇ってくれた小山には未だ負い目を抱いている。ラジオのコーナーに投稿するのが生き甲斐で、放送作家になるのが将来の夢。
黒髪の少年で甘い顔立ち。裕福な家庭育ちで、親には虐めの件は伝えていない。
幼少から大人しく、ある人物からは「出来損ない」と見做されている。

  • 雨里涼
もう一人の主人公。優馬の同級生。渾名は「アメリ」。
学校では誰とも打ち解けていないが、美形で密かに女子達の人気を集めている。優馬と同じく放送作家を目指しており、「ダンシマニア」の名でラジオ投稿している。
虐められている優馬を助けたのがきっかけで彼と親友になる。そして自分達の絆を完璧にするべく西野を利用し、殺人を取り入れて計画的に暗躍する。
ある理由で優馬に狂気的な独占欲と愛情を抱いており、彼を害する人間には躊躇なく襲い、たとえ親しい人間であっても敵意を向ける
秋劉会系熊狼組組長熊狼一賽の愛人の子の一人。兄弟達の中でも父の性分を濃く継いでいる。既に殺人経験があり、拷問や銃の扱いもこなし、車の運転もできる。中学の頃は陰気で、ある日を境に人格そのものが変わったらしい。
爽やかな容姿を持つ金髪美少年。問題のある母親から育児放棄同然に育てられ、亡き父から相続した家で独り暮らしをしている。

同級生

  • 横田悠奈

牛島達によって中学時代から性暴力を受け続けており、実家から遠距離の学校に通っている。その経緯から西野達に虐められている優馬を自分と重ね、密かに教師に改善を訴えていた。
牛島達の魔の手から逃れる為に西野を殺害した犯行写真を取引材料に雨里を脅迫する。雨里の暗躍で解決したが実は他者が大切にする者に依存する厄介な性を持ち、次は雨里が執着する優馬に狙いを定め、雨里を殺す為に愛繕と協力する。
しかし優馬と雨里への想いに混乱する中で愛繕に切り捨てられた。
序盤では加害者(悪)を嫌う傍観者として描かれていたが、雨里の狂気に影響されていく。
黒髪のおかっぱ頭の美少女。

  • 西野
常日頃からに悪友と犯罪行為を繰り返している危険人物。
絵に描いたような悪人で、優馬を中学時代から虐めており一度彼を助けようとした小山を半殺しにして火をつけた。
優馬を庇う雨里を排除しようと行動するが返り討ちに遭い、彼の家の地下室に監禁され拷問を受ける。脱走後は雨里と優馬に復讐するべく真央を誘拐し、助けに来た優馬を一方的に叩きのめした。
しかし全て雨里の策略の上で、自分が優馬との共同殺人を行う為の媒介に過ぎなかった事を雨里の口から明かされ、銃弾を受けて倒れた。それでもしぶとく生き伸びたので殺処分は神楽水が請け負った。
スキンヘッドが特徴の強面の少年。雨里の拷問により指の一部が切断され、顔が焼けている。

  • 真央

優馬の年上の幼馴染。
西野に誘拐され、事件に巻き込まれるが救出された。雨里を危険視し、優馬に近づかないように告げた。幼い頃に一度だけ雨里と出会っている。
今はお淑やかだが子供時代は男勝りだった。清楚な美少女。

  • 牛島
横田の元カレで中学時代の同級生。両親が病院を経営しており、跡を継ぐべく進学校に通っている。
横田の交際中、彼女の執着に恐怖し取り巻き達を使って性暴力を加え続けていた。遠方の学校へ進学した彼女に再び暴行を働いたが、雨里と取引をした彼女からの報復を受け拷問される。このとき横田の異常性を独自に解釈して雨里に伝えた。後に彼女に謝罪のメッセージを送り、縁を切るが機嫌を損ねた愛繕によって性器を切断された。

  • 小山良平
優馬と西野と同じ中学に通っていた元同級生。
優馬を虐める西野に注意し、彼に暴行され火を点けられて重傷を負った。後に引っ越し、優馬に深い後悔を残すものの本人はさほど気にしていない。
転校先で雨里と出会い、西野への報復を依頼した事で共同殺人に繋がっている。
実はゲイであり、優馬に想いを寄せていた。雨里とは一時期パートナーを結び、今は「元カレ」。

  • 熊狼一賽
秋劉会系熊狼組の組長。故人。愛繕を含む九人兄弟の父親。
物語開始から三年前に亡くなっている。卓越した知識と技術を持つ人殺しのスペシャリストであり、その血を継いだ子供達も凶悪な性を受け継いでいる。
自分以上に殺人の才を持つ愛繕には特別目をかけており、13歳まで選択肢の無い生活を送らせていた。己の死後、遺言で九人兄弟に真の遺産を相続させるべく戦いを仕掛けた。
スキンヘッドに眼鏡をかけた壮年の男性。

  • 神楽水和虎
雨里と愛繕の父親の部下。秋劉会系熊狼組の幹部。
味の好みが同じ者同士は思考も似ている、という持論を持つ。雨里が住む家を買い戻すべく現れ、取引で西野の処分を引き受けた。愛繕に慕われている。
後日、雨里から二度目の依頼を引き受ける代わりに愛繕の成長を促す遊び相手として戦わせる。
知的な容姿を持つ男性。殺し屋として訓練を受けた拷問のプロでもある。

  • 天堂仁
前日譚~プリクエル~にて登場。
愛繕が通う中学校の不良グループの頂点に起つ男。与一や暴漢に襲われていた愛繕を助けてからは彼に一目置かれるようになり、「導く者」に選ばれた。
性格は朗らかで、面倒見がいい。非常に肝が据わっており人間離れした腕力を持つ。
黒髪の少年。喫煙者。後輩にお金を借りており、金銭には疎い模様。

異母兄弟

  • 熊狼愛繕

熊狼一賽の本妻の息子。
父親から色濃く人殺しの性を受け継ぎ、数多の兄弟から「本物」になる野望を抱いている。
慕っている神楽水に評価された雨里に興味を持って接近し、彼を殺す対象と定める。横田からの交渉で雨里の弱点である優馬の存在を知った。
雨里を追っていく内に真実の一つに辿り着くが、更に闘争心を煽られる結果となった。
雨里の異母兄弟の一人。女性に関心はなく、イカれた男に興奮をする危険人物。
独特な髪型の美少年。サッカーが得意。
三年前の前日譚~プリクエル~では主人公。父親の命令で選択しの限られた生活を送り、13歳で解放される。自由な生き方を求めて思い悩み、与一の忠告を受けてからは仁を「自分を導く存在」として意識する。本編では黒髪だが、プリクエルでは金髪に染めている。

  • 岡崎与一
前日譚~プリクエル~にて登場。熊狼一賽の愛人の息子。
父親から既に殺人の許可を得ており、満たされない欲求を持て余して暴れ回っている。
敗者を吸血する事で能力を得るという独特な考えを持つ。
生き方に思い悩む愛繕に「自分を正しく導く者を探す事」と忠告して別れた。後に雪華に捕縛されて拷問に遭い、隻眼となる。
ナイフの使い手だが雪華曰く「即脱落レベル」との事。大人しい見た目に反して猟奇的な性格の持ち主。小柄な美少年。

  • 雪華
前日譚~プリクエル~にて登場。熊狼一賽の愛人の息子。
幼少期から父親に強いファザーコンプレックスを抱いており、本妻の子である愛繕に羨望と嫉妬心を寄せる。
真の遺産を巡る兄弟同士の戦いで情報を得るべく与一を捕縛し、片目を焼いた。父に愛されたい想いから勝利するべく、愛繕に狙いを定める。機嫌が悪くなると人の目を焼く癖がある。
上半身に入れ墨を入れており、十代にも関わらず喫煙者である。
くせ毛が特徴の美少年で、無気力な雰囲気を醸し出している。

熊狼一賽の愛人の息子。
引き籠り生活を送っており、常にゲームをしているオタク。
父の遺産で豪邸に住んでいる。実は…。

関連イラスト

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アメ優



関連タグ

別冊ヤングチャンピオン 殺人 拷問 兄弟愛 双子 BL




ネタバレ(閲覧注意)

優馬もまた熊狼一賽の子の一人であり、雨里の双子の弟
雨里の実母は双子の養育を断念し、養子に出した事で優馬は裕福な藤倉家に何も知らずに育てられたらしい。
雨里は二年前に双子の弟の存在を知り、小山から優馬の所在を聞いて同じ高校へと進学する。
優馬への執着は家族愛によるものだった模様。







更なるネタバレ(閲覧注意)

実は雨里は本物の雨里涼を騙った偽者である。
本物は父の遺産分配によって裕福な引き籠り生活を送っており、兄弟同士の戦いから一線を引いている。
更に雨里が優馬に事実を告げた内容と虚偽が複数浮上し、真央の記憶でも矛盾が生じている。

【矛盾点】
・真央は幼少期、優馬と遊んでいたときに雨里と出会っている。兄であると牽制された事で、一時期二人は遊ばなくなった。優馬は雨里と遊んだ事を覚えていない。
・雨里は優馬の両親は義理と告げているが、アナザーストーリーでは優馬の義母が一賽と対話している描写があり、実母である可能性もある。

雨里が熊狼一賽の実子ではない可能性もあるが、真実はまだ謎。
事実なのは、雨里が幼少期から優馬に強い執着心を抱き続けていた事のみ。

余談であるが、現時点(5巻)で登場している異母兄弟の中で優馬だけが善人(非力)
幼少期に一目会いに訪れた一賽からは「出来損ない(血が薄い)」と酷評されていた。
その脆弱っぷりから兄弟同士の戦いから完全に蚊帳の外であり、愛繕にも気づかれていない程。(ただしアメリの存在によって異母兄弟の矛先から逃れていると言える。)

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