概要
この呼称が登場したのはシリーズ第2作『うしろに立つ少女』から。
ゲーム本編の序盤で、丑美津高校に通う小島洋子が殺害される事件が発生。主人公は上司である空木俊介から被害者と年齢が近く聞き込みがし易いと言う理由で、丑美津高校での調査を頼まれる事となる。丑美津高校の生徒に聞き込みを続けているうちにその存在が生徒の間で話題となっていき、テニス部員(オカマくん)から「あなたがうわさのたんていクンね!」と言われるようになってしまった。
そして捜査が進むうち、通りすがりの女生徒達から「探偵クンと橘さんって、仲がいいわよね? 」等と噂される様になる。人里離れた村が舞台だった前作とは異なり、学校を舞台にした今作ならではの演出と言えるだろう。
「たんていクン」というひらがなとカタカナが混じった独特な字面やゲーム内でのコミカルなやり取り、そして主人公自身に公式フルネームが設定されていないこともあり、ファンの間でも一種の通称・愛称として用いられるようにもなった。
余談
- 髪色に多少の違いは有れど髪型が統一されているが故に特徴が一定しているあゆみと違い、ディスクシステム版、SFC版、Switchリメイク版とで外見と容姿の変化が大きい。
- 『うしろに立つ少女』であゆみに良いところを見せるときに空手3段と豪語するがアチョーという空手というより拳法っぽい掛け声をしていたり、『消えた後継者』では犯人の共犯者に一方的に襲われ記憶喪失になったりと空手3段が発揮されるシーンに乏しくハッタリ感が大きい。(消えた後継者のがうしろに立つ少女より先に出た作品なので空手3段設定が無かったのかもしれないが、Switchリメイク版でも空手3段ぶりを目立って生かされることはなかった)
- 双葉社のゲームブックでは「高田直哉」という名前が名付けられている。