概要
シリーズ通じてのヒロイン。探偵クンの助手として共に事件解決に奔走する。
第1作目及び番外編では17歳、第2作目では15歳。一本縛りにしたおさげを肩に垂らしているのが特徴。
第1作目では既に助手として空木探偵事務所で働いており、記憶を失った探偵クンを支えて共に資産家・綾城家で起きた殺人事件を解決。
第2作目で探偵クンとの出会いが描かれ、母校・丑美津高校で起きた殺人事件の調査のためにやってきた彼と協力して事件を解決。それを縁に空木事務所に所属することになる。
外伝編「雪に消えた過去」では、彼女も探偵クン同様に複雑な家庭の事情を抱えていたことが明かされる。
第1作目ではあくまで探偵クンをサポートする助手としての立場が強調され、彼女自体はストーリーそのものにほとんど絡んでこず、調査の結果もさらりと報告してくるため事務的な印象が強かったが、第2作目では親友思いの一途で健気な一面を垣間見せ、セーラー服姿の容姿と相まって、80年代角川映画ヒロイン的な清純なイメージを印象付けた。
……がしかし、思いつめるあまり、危険を理由に自分を遠ざけようとする探偵クンをインド人もびっくりな手段で足止めし、更には自ら近所を聞き込みして容疑者の実家の住所を特定し押しかけるという、10代の少女にしては大胆にも程がありすぎるその行動力でプレイヤーを驚愕させた。
時系列的に後となる1作目でもその行動力をいかんなく発揮しており、綾城アキラの金銭関係や交友関係、蔵から盗み出した骨董品の行方、事件後の足取りなどをわずかな期間で単独調査してくるという敏腕探偵ぶりを見せつけてくれる(ちなみに、この綾城アキラ、ヤクザとも付き合いがある)。・・・・・・本当に17歳?
その他
スーパーファミコン版公式サイト内の「10年のあゆみ」と言うコーナーで、各シリーズのあゆみの写真をクリックすると、あゆみの旧イラストと新規イラストがおいてあるページに飛ぶ。更に旧イラストをクリックすると、水着姿で恥らうあゆみのサービスショットが出てくる。
イラスト自体はファミマガ誌上で行われたファミコン美少女コンテスト企画のために開発チームによって描き下ろされたが未使用となったもの。他にも、袴を身に着けて模擬長刀を振るう姿や、アイドル歌手のような可憐な衣装に身を包んだイラストも存在しており、誌面では袴姿のものが使用されている(ちなみに彼女は堂々の3位を獲得している)。
ちなみにNintendo Switch版の特別版に付属していた調査ファイルによると趣味はヘビメタ鑑賞で特技は薙刀と記載されており、時折見せる大胆さはこれらの体験や稽古で培われたものなのかもしれない。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではフィギュポンのフィギュアとして『ファミコン探偵倶楽部2』の時の服装で登場した。上記の行動力についても解説文で少しネタにされている。
また『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツとして登場。憑依ファイターはむらびと、ランクはNOVICEで効果は「クイック脱出」と言う拘束状態から抜け出しやすくなると言う物。ちなみにバトルの際に流れる曲は10ばんどうろ(『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』)である。
関連イラスト
消えた後継者
うしろに立つ少女
関連タグ
ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 うしろに立つ少女 助手 女子高生
名探偵ピカチュウ、シーラ・ベル:『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のスピリッツで共演した探偵系のキャラ。ただし両者よりもずっとずっと先輩。