たんぽ小町ちゃん
たんぽこまちちゃん
鹿角市がきりたんぽ発祥の地とされることと、美人で名高い小野小町が秋田生まれであることから、秋田名物のきりたんぽと小野小町をモチーフにしたご当地キャラクターになっている。
炊き立ての秋田の新米で作られるきりたんぽのごとく、真っ白でつやめいたもち肌が自慢。
その身を和装で包み、平安時代の外出時の女性に見立てて市女笠を被る。
特産品の一つである桃の花色のようにイメージカラーはピンク。
着ぐるみは約2メートルと長身だが、愛くるしく控えめな笑顔で、鹿角市の観光情報の発信ときりたんぽのPRに励む頑張り屋。
なお、たんぽ小町ちゃんのサインにも、きりたんぽを表す図形が添えられる。
性別 | 女の子 |
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誕生日 | 平成16年11月11日(きりたんぽの日) |
血液型 | 「鹿角の良質な水」型 |
星座 | 鶏座(いいダシが味の決め手。きりたんぽ鍋の味の運命は鶏にかかっているので) |
性格 | たんぽのモチモチの食感の様に粘り強い性格 |
特技 | 当然!きりたんぽ作り!と踊り! |
好きな食べ物 | もちろん!きりたんぽ鍋!それに鹿角の沢山の特産品も!嫌いな食べ物はありません |
趣味 | 鹿角の温泉めぐり、たんぽづくり、トレッキング、鹿角の祭りに参加すること、踊り |
※出典:トレナビ『たんぽ小町ちゃんのプロフィール』、鹿角いいね!『レポーター:たんぽ小町』
2004年に湯沢市の小町娘を手本にデザインされ、翌年に名前が決定し、きりたんぽ発祥の地・鹿角のイメージキャラクターとして本格的に始動。
以後は鹿角市の至る所で、農産物を活用した特産品の開発や観光を推進し、地元の活性化につながるよう農商観の連携に取り組む。
2007年6月からの立体化を機に市内外で徐々に人気が高まり、それに伴い不十分だった観光客の受け入れ環境に対して、鹿角市が整備を見直すきっかけにもなる。
2009年9月には全国放送されたロッテ・Fit'sの秋田篇CMにて軽やかなダンスを披露。一気に秋田県外での知名度が上がる。
2010年7月に開催されたパリの『第11回ジャパンエキスポ』では、日本各地の34自治体のキャラクターのひとりとしてフランスの人々に紹介される。
ユネスコ無形文化遺産の大日堂舞楽や花輪ばやしでも知られる土地柄を反映してか、ダンスが得意なたんぽ小町ちゃん。その名を冠した『たんぽ小町ちゃん体操』が、2011年から広まっていく。
2013年2月はFit's以来の、アサヒ・十六茶のCMに登場。
2013年10月には同じ秋田のご当地キャラであるオモテナシ三兄弟・与次郎・ニャジロウたちと、秋田の魅力を伝えるべく『チームもふっこあきた』を結成し、『ゆるキャラグランプリ2013』に参加している。
2014年末の『第65回NHK紅白歌合戦』では、東北地方のご当地キャラの一員としてゲスト出演。以前からNHKでの出演はあったものの、紅白にはこの年が初参加となった。
現在も老若男女に愛されみんなを笑顔にする存在として、県外の物産展なども含め各地のイベントにて活躍。
一貫してきりたんぽ発祥の地・鹿角の知名度向上を目標に、鹿角市の観光と物産の振興に勤しんでいる。
また花輪市街地循環バス『たんぽこまち号』がコミュニティバスとして運行しており、2012年11月からは専用のラッピング車両が導入され、ナンバープレートにはたんぽ小町ちゃんの誕生日に合わせた番号が使用されている。
鹿角(かづの)ブログ「たんぽ小町ちゃん達がおくるこころの里」
恋する鹿角新聞vol.03:恋する鹿角ニュース(旧・鹿角いいね!)
テレビCM「ロッテ Fit’s」:かくのだてフィルムコミッション
※その他の参考資料
- 『旅の手帖』2009年10月号『ナントカ観光大使vol.6』
- 『日本経済新聞』2010年1月16日版地方経済面『東奔北走』(日本経済新聞記事データベース・日経テレコン調べ)