概要
ついなちゃんは、2011年1月にご当地キャラクターのムーブメントの影響により誕生した【節分】文化のイメージキャラクターである。人呼んで「文化の萌えキャラ」。
キャラクター原案・デザインは漫画家・イラストレーターの大辺璃紗季。
いにしえの節分の儀式【追儺式】を中心に日本の文化を広めるべく、インターネット上のみならず実在の寺社とのコラボレーションを含め、多彩な活動を続けている。
設定
邪悪な鬼や妖怪を退治する【方相氏】の少女。
父方の祖先が修験道の開祖「役小角」、母方の祖先が【鞍馬天狗】の異名をとる異能者「鬼一法眼」と言う霊能力者のサラブレッド(それ故に高い霊力を持つが、本人は霊力の制御が巧く出来ていない)。
普段は役小角の子孫と言う事から「役追儺(えんのついな)」を自称しているが、本名は「如月ついな」。
年齢は14歳、身長は139cm(額の鬼神面【ディクソン】と高下駄込みで158cm)と小柄で、体格は良く言えば華奢、有り体に言うと痩せぎす。
アルビノであり、髪や肌が白い。因みに瞳は金色。好物は豆と鬼の生肝、おそば、コーヒー。
誕生日は節分の日(2月2日〜4日の範囲で変動)。血液型は元々はO型だったが、鬼の生肝を食べ過ぎたせいでO-ni型へと変化したらしい。
生まれは関東だが、京都府生まれの祖父・如月宝庵(きさらぎ・ほうあん)の影響で関西弁混じりの口調で話す。
元々は中国語のスラング【日本鬼子(リーベングイズー)】を萌えキャラにした【日本鬼子】関連のサブキャラクターと言う位置づけだったが、ついなちゃんの生みの親である大辺璃が諸事情により同キャラの管理を担っていた団体【ひのもと鬼子ぷろじぇくと】の運営から離れた為、関連性は抹消された。
なお、後述のVOICEROIDとしてのライセンスや制限と言った扱いに一切変更はなく、日本鬼子に関わらない作品についてはこれまで通り投稿が可能。
追儺・方相氏とは
追儺(ついな)とは、節分の日に行われる伝統的な鬼やらいの儀式のこと。
方相氏(ほうそうし)とは、その追儺の儀で、古来より鬼退治をしてきた鬼神。金色に光る四つの目を備えた面を被り、矛と盾を構えて邪悪な魑魅魍魎を祓う。四つ目の鬼神面や矛と言った意匠は、ついなちゃんの戦闘服にもしっかり反映されている。
ボイスドラマ
2016年8月より、ついなちゃんが主役のボイスドラマ「鬼っ子ハンターついなちゃん」がクリエイター支援プラットフォーム「ファンティア」にて配信開始された。
https://fantia.jp/fanclubs/326
原作・脚本はついなちゃんの生みの親である大辺璃紗季が務める。
ついなちゃんを演じるのは人気声優の門脇舞以。
VOICEROID化
暫く経った2019年1月、クラウドファンディングで目標額に達したため門脇舞以の声を元とした『VOICEROID2』化が決定した。何気にボイロでは初の個人運営キャラである。標準語版と関西弁版が同梱されており、EXボイスはなんとあの東北きりたんをはるかに超える約800種類。
なおVOICEROID化した時期もあって、付属のexVOICEには鬼子への呼びかけが存在する。
現在は追加ボイスとして別ブランドの「ぴた声」も配信されている。
SynthesizerV AI化
2020年12月に行われたクラウドファンディングの目標達成を受け、ついなちゃんのSynthesizer V音源の制作が決定。2021年11月26日に発売した。AI版・Standard版の2種類の歌声データベースが存在する。
本製品のために衣装が新規にデザインされており、公式サイトによれば「歌姫衣装」。AI版・Standard版の区別をしやすくするためか、両者の間で一部デザインが異なっている(上記画像はStandard版)。
俺嫁スレパズル化
2023年、俺嫁スレ ゲーム制作プロジェクトに参加し、俺嫁スレパズル化が実現した。
販売元による公式デモソング紹介動画
関連イラスト
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ツインドリル 矛 俺嫁スレパズル VOICEROID SynthesizerV
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