概要
共に夏組所属。ふたりの関係は「初めてのオトモダチ?」
※この記事には、メインストーリー・イベントストーリー・バクステストーリーなどのネタバレが含まれます※
プロフィール
名前 | 皇天馬 | 三好一成 |
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年齢 | 16歳→17歳→18歳 | 19歳→20歳→21歳 |
所属 | 夏組 | 夏組 |
部屋番号 | 201号室 | 202号室 |
身長 | 178cm | 176cm |
誕生日 | 6月21日 | 8月1日 |
血液型 | O型 | AB型 |
職業 | 欧華高校2年生→3年生→葉星大学1年生 | 天鵞絨美術大学2年生→3年生→4年生 |
モチーフフラワー | ひまわり | ハイビスカス |
趣味 | 盆栽の剪定、筋トレ | SNSの更新、スキューバダイビング |
好きな食べ物 | ハンバーグ | キャンディー |
嫌いな食べ物 | 野菜全般 | ネバネバ系 |
家族構成 | 父・母 | 父・母・妹 |
特技 | 早泣き | イラストを描くこと |
弱点・欠点 | 方向音痴 | 空気を読みすぎる |
一人称 | オレ | オレ |
お互いの呼び名 | 一成 | テンテン |
出稼ぎ会話
ゲーム内のミニゲームである「出稼ぎ」で発生する会話。
〈ビロード駅前〉
出稼ぎ前
一成「……パシャリ」
天馬「隠し撮りやめろ!」
出稼ぎ後
一成「テンテン~、この写真上げていい?」
天馬「は?…ってオレの寝顔!いつ撮ったんだよ!」
〈ビロード公園〉
出稼ぎ前
一成「あ、ちょい待ち。LIMEの返事させて」
天馬「はぁ!?帰ってからにしろ!」
出稼ぎ後
天馬「お前ボディタッチ多いんだよ…」
一成「仲良しの証拠じゃん☆」
〈ビロード町図書館〉
出稼ぎ前
天馬「うわっ、何だよいきなり!」
一成「イエーイ、テンテンとツーショ♪」
出稼ぎ後
天馬「写真ばっか撮って何に使うんだよ」
一成「インステ~。あ、タグつけちゃお」
※以降、ストーリーのネタバレを含みます※
メインストーリー
第2幕「克服のSUMMER!」(ACT1)
夏組は天馬が発案した合宿へと向かう。少しずつ稽古も進展していき、親睦を深めるために夕食は全員でカレーを作ることになった。にぎやかに料理を進めるものの、天馬の強い物言いから口論めいた雰囲気になる。そこで仲裁に入った一成に向かって、天馬は「お前みたいに誰にでもいい顔してまで、うすっぺらいオトモダチ作ろうとか思わない!」ときつい言葉を投げつける。(第15話)
監督の助言もあり、リーダーとして再び夏組へ向き合う天馬。謝罪の言葉と共に、欠点を指摘するだけではなく、長所をきちんと口にすることで夏組との関係は少しずつ変化していった。(第16話)
合宿最終日には、夏組全員で花火を楽しむ。「修学旅行みたいだね」という椋の言葉に、天馬と三角は修学旅行へ行ったことがないと答える。そんな二人に一成は「行けなかった分、思い出いっぱい作ろう」と声を掛ける。「オレらトモダチちゃんだしさ!」と言って。夏組の過ごす夜はそれぞれの笑顔と花火で、明るく彩られていた。(第18話)
合宿を経てから、夏組の様子は変わった。バラバラになった初代組に対して「オレたちはそうならないだろ」と言う天馬に、一成がほほえんで「オレもそうならないと思うよ、テンテン」と言う。すると夏組も同じようにうなずくなど、関係は深まっていく。(第21話)
しかし、そんな中で意見を求められた一成が、どっちつかずの返答をしたことで、天馬は強い言葉を掛ける。「はっきり意見言えよ!」と言われても、一成は何も言えなかった。(第24話)
その後、一成は監督の部屋を訪れて、中学時代に端を発した、自分の弱さについて話をした。一人になることを恐れて、相手の望むことばかりを口にして、否定しないようにしていたのだと。「テンテン、するどいからさ、バレちゃってんだよ」と言う一成は、自分は変わると宣言して次の稽古に臨んだ。(第25話)
一成は意を決して、自分の意見を口にした。うかがうように「……テンテン、どーかな?」と尋ねると、天馬は「そうだな。それならいいと思う」と真っ直ぐ肯定した。自分の意見を言うことを恐れていた一成が口にした本音を、天馬が受け止めた瞬間だった。(第26話)
天馬の降板騒動が持ち上がるも、父親に認めてもらったことで舞台に立てることに。天馬は、夏組に自身のトラウマのことを話す。その上で、「同じ失敗を繰り返してしまうかもしれない。それでも、どうしても克服したい。みんなと同じ舞台に立ちたい」と言う。
夏組は全員、その言葉を受け止める。天馬がいないと始まらないと、「オレらトモダチだし!」と、天馬のおかげでここまで来たのだと、勇気が出るさんかくをあげると言って。(第28話)
夏組公演の初日。幕が上がる前に、一成は円陣を組もうと声を掛ける。共に乗り越えるのだと、全員の力を合わせるように天馬を囲んで「テンテンがいつも通りやれるように、願掛け!」と円陣を組んだ。天馬は「恥ずかしい」と言いながらも、「悪くないな。舞台が怖いっていうの、一瞬忘れた」と言う。その答えに、一成は「でしょ! これで絶対大丈夫!」と告げるのだった。(32話)
順調に公演を重ね、千秋楽を迎える。独特の空気の中、舞台袖で天馬は夏組に対して仲間でトモダチだと思ってる、と告げる。そして、一成に「お前がオレのこと、トモダチだって言ってくれた時……照れ臭かったけど、ほんとはうれしかった」と素直な思いを伝えた。続けて「合宿の時、薄っぺらいとか言って悪かったな」と謝ると、一成はほほえんで、「気にしてないよん」と答えた。
それから天馬は「一緒に最高の芝居がしたい」「ついてきてくれるか?」と尋ねる。夏組は力強くうなずいて、最後の円陣を組む。
持てる力の全てを出し切り、天馬のアドリブにも全力で応えた夏組。最高の仲間たちとともに、最高の千秋楽を迎えるのだった。(第35話)
第6幕「続・克服のSUMMER!」(ACT2)
201号室で、幸と天馬が口論をしている。一体何事かと、声を聞きつけて夏組や監督が部屋へ集まってきた。喧嘩をしているのでは、と思ったものの、天馬が映画撮影に行きたいと思っていることを察したがゆえの、幸の強い言葉であると理解する。一成が「テンテン、映画の撮影行っといで~。心配しなくても、オレたちは大丈夫だよん」と言えば、椋や九門、三角も続く。全員天馬の夢を応援して、背中を押してくれるのだ。それぞれの思いを受け止めた天馬は、晴々とした顔で映画撮影へ行くこと決意した。
出発を明日に控えて、夏組はプチ壮行会を催す。一成が実用的な日本食を持たせたことを皮切りに、幸は買い物リスト(と野球ボールのキーホルダー)、椋と九門はパスポートケース、三角からはスペシャルさんかくクンと、天馬のために思い思いの品物を用意し、天馬を激励した。(第22話)
第10幕「夢の跡」(ACT3)
芝居をまったく楽しんでいない天馬を前に、最近笑った顔を見ていないと夏組はしきりに心配している。そんな中、一成は天馬のマネージャーである井川に連絡を取り、天馬を三日間連れ出す許可を取りつけた。みんなで合宿へ行こうと発案したのだ。
サプライズで連れてこられた天馬は、「遊びに来てる場合じゃない」と帰ろうとする。しかし、幸のシビアな言葉や続く夏組の懇願に、「しょうがないな」とうなずいた。(第17話)
天馬を笑顔にしようと(一成命名「ニコテン大作戦」)一緒に芝居をして、カレーを作るものの、天馬の顔はなかなか晴れない。それでも、風呂に入った際、九門が持ってきた花火の映るプラネタリウムに反応を示したことから、「ね、テンテン、また花火やろーよ」と声を掛ければ「……そうだな」とうなずいた。しかし、一成の「恋バナ大会しよ!」という言葉には「早く寝る」と答えられて、一成や椋は悲しげな表情を浮かべる。(第18話)
翌日、椋と共に天馬はひまわり畑を訪れる。ひまわりは天馬みたいだと椋は告げ、途中から合流した夏組も「ひまわりってテンテンみたいじゃん?」という一成の言葉にうなずいた。それから夏組は、一体どこまで行けるのか、と全員でひまわり畑の先を目指すことにした。一成は、ひまわり畑に立つ天馬の写真をインステに上げるのだった。
合宿所に戻った天馬は、いつもの調子を取り戻しつつあった。前回合宿同様ネズミ花火を仕掛けられて、大騒ぎする天馬。サプライズ成功を喜ぶも、天馬は黙り込んでいる。恐る恐る様子をうかがえば、天馬は大きな声で笑い出す。おかしくてたまらないと大笑いする様子に、「作戦大成功~!」と夏組は喜び合う。
夏組と監督は花火を楽しみ、最後の花火に火をつける。一成は「最後にテンテンと笑顔で思い出作れてよかった」と言い、監督は合宿所が売却されるのだと説明する。「これがラストチャンスだったから、絶対テンテンと来たかったんだ」と言って、思い出が作れてよかったと三角が続ける。その様子に、天馬は「まだ時間はあるだろ」と言い、断ってしまった恋バナ大会を恥ずかしそうに提案した。(第19話)
第12幕「永遠の一瞬」(ACT3)
第29話「もしもの未来と確かな今/一成」
一成は、大学を訪れた父親を普段の作業スペースへ案内する。制作途中の空の絵を「いい絵だな」という父親に、一成は「ここにどーんとひまわり畑を描く予定なんだ」と言う。どうしてひまわりなのかと尋ねれば、「直感!」と明るく答えた。そんな一成に向かって、父親は問いかける。「一成、今、楽しいか?」
その問いに、一成の頭にはこれまでの出来事が思い浮かぶ。
夏組新生旗揚げ公演。自分の意見を口にすることができなかった一成は、自分を変えるのだと、意を決して自分が思ったことを口にした。恐る恐る形にした自分の言葉。天馬は、一成の本音を受け止めてくれた。
第五回公演で、主演を務めた時。留学か舞台かと悩んでいた一成に向けて、はっきりと告げたのは天馬だった。主演は一成にやってほしいと言って、「自分自信の気持ちを大事にしろ」と一成に言ってくれた。そうして、夏組全員で公演の日を迎えたのだ。
大事な場面を思い浮かべた一成は、父親の問いに「めーっちゃ楽しいよん」と答えを返し、これからの決意を語る。
父親はうなずいて、帰り際に咲也からの絵葉書を渡した。一成は嬉しそうに中身を読んで、咲也には「テンテンのバラエティ観とくといいよ」とアドバイスのLIMEを送ることにするなど、ここにはいない人たちのことを思うのだった。
※公式ノベライズ『FULL BLOOMING』で、旗揚げ公演時のこの回想シーンにおいて、下記の記述がある。
>天馬の言葉を聞いて、一成の胸に、今まで感じたことのないような気持ちが浮かんだ。(『FULL BLOOMING』p.532)
第33話「もしもの未来と確かな今/天馬」
寮を出てから、ドラマやCM、バラエティ番組出演と、天馬は忙しい。主演ドラマのインタビューを受ける過程で、天馬の評価はうなぎ上りだと聞かされる。その背景には何があると思うか、と尋ねられた天馬は、これまでのことを思い浮かべる。
旗揚げ公演の千秋楽の日。舞台袖で、夏組に向かって告げたこと。大切な仲間であり、「トモダチ」だときちんと伝えられた。自分にその言葉を向けた一成には、「トモダチだって言ってくれた時……照れ臭かったけど、ほんとはうれしかった」と言って、合宿の時の言葉を謝る。一成はほほえんで「気にしてないよん」と答えてくれた。それから全員で円陣を組み、千秋楽の舞台へ向かったのだ。
二度目の夏組合宿でのひまわり畑では、「ひまわりってテンテンみたいじゃん?」という一成の言葉にみんながうなずいた。そのあとは、全員でひまわり畑の先を目指した。
今までのことを思い浮かべた天馬は、MANKAIカンパニーの存在の大きさを語る。そして、咲也からの絵葉書を読んだ天馬は、あらためて自身の思いを口にする。
バラエティ番組へ積極的に出るようになったのは、夏組の舞台にいかすため。夏組との芝居や、他の組の芝居は、「目指すべきところは空のように果てしなく高い」と天馬の背中を押すからこそ、もっともっと上を目指すのだ。
イベントストーリー
ACT1
「にぼしを巡る冒険」(新生夏組第二回公演)
(公演/2017年)
ミシンの音から避難しようと、天馬は201号室を出た。向かったのはいつもの104号室ではなく、202号室。一人で自主練をしていた一成と、猫の絵ならこうだ、とやり取りしていると三角がやってきた。二人の絵に対して、一成は一つ一つアドバイスをしていく。そんな一成に、天馬は「稽古の時も今くらい、素直に思ったまま言った方がいい」と言う。クロにはそれくらいが丁度いいと続ければ、三角もうなずく。一成はその言葉を繰り返し、「やってみる!」と告げた。(第5話)
次の稽古で、幸は完成した衣装を持ってくる。それを見た一成が思ったことを口にした結果、幸を怒らせてしまう。すると、天馬は「やればできるじゃないか」と一成を責めるのでも非難するでもなく、本音を口にした事実を肯定した。さらに、「あれであってたのかな?」と尋ねる一成に「お前は感じたままを言っただけだろ。間違ってない」と答える。それを受けた一成は、自分にできることがないか考えてみると、決意を口にした。(第6話)
hAve A greAt trip!
(シーズンイベント/2017年)
MIZUNOエンタープライズの招待で、海外研修へ旅立ったMANKAIカンパニー。現地での芝居に感銘を受けて、充実した時間を過ごす。三日目の自由行動では、空港に集合時間厳守でそれぞれ思い思いの場所へ出掛けていく。天馬と一成も「おい一成、行くぞ」「おけおけ~!テンアゲでしゅっぱーつ♪」と二人でホテルを出て行った。(第1話・第4話・第5話)
一緒に行くはずだった誉に急用ができて、ひとまず一人で美術館へ行くことになった三角。一人で歩かせるのは心配だと、同行を申し出た至と一緒に街中を歩いていると、聞き慣れた声が飛び込む。見れば、天馬と一成が言い合いをしている。「前からリサーチしてたとこなんだってば~! 絶対インステ映えするし、盛り付けめっちゃオシャンでさ!」「オレは元々、こっちの店に行くつもりだったんだ! 肉料理がうまいって、雑誌にも載ってたぞ!」と言っていて、どちらの店で昼食を食べるかでもめていたのだ。(第6話・第7話)
結局、三角と至の仲裁もあり、4人でランチすることになった。美味しく昼食を終えたところで、天馬がスリに遭い鞄を盗られるアクシデントが発生。泥棒を追いかけて天馬と一成は走り出し、追いつけない至を担いで三角も全力で街を駆け抜ける。(第7話・第8話)
途中で泥棒を見失うも、至のゲーム知識で美術館の広場で犯人を追い詰める。至の「天は俺たちに味方したみたいだし」という言葉に、「テンテンの荷物だけにね!」「うまくないからな!?」と言い合っていると、泥棒は往生際悪く逃げ出そうとする。しかし、誉のファインプレーによって捕獲されるのだった。(第9話)
荷物も戻って一件落着するも、時間厳守と言い渡された集合時間が迫っていた。手配されたタクシーも全員乗ることはできない。そこで三角が至を担いで走っていくと提案する。一成が「いいじゃん!」と言えば、天馬も「確かに……」とうなずいて誉も同意し、二手に分かれて空港を目指すことになった。
しかし、結局天馬は空港で迷子になって集合時間に遅刻した。帰国後の寮で、罰ゲームとしてオレンジのうさ耳パジャマを着用する羽目になる。「まあまあ、テンテン! これも旅行の思い出の1ページってことで!」「この写真も一緒に、アルバムの中に入れておくからさ!」という一成の言葉に、天馬は「入れなくていい!」と強い声で答えた。(第10話)
自由行動時間での思い出を、それぞれが語っていく中で、至は「俺はやるときはやる男だからね」と言う。その言葉に一成と天馬は「すみーに担がれてたけどね!」「担がれてたな」と軽やかに答えを返し、楽しい思い出を語る時間は続いていく。(EP)
※この時のイベントは、スカウトSSRが天馬【旅は道連れ】・報酬SSRが一成【WANDERLUST!】であり、開花後の二枚がそろうとスチルがつながる。また、ランキング報酬は「テンアゲ♪TRIP」という二人ミニキャラ付きの称号だった。
ACT2
「SHI★NO★BI珍道中」(新生夏組第五回公演)
(公演/2018年)
完成した脚本を読んだ夏組の言葉から、一成が主演に決まる。そんな中、一成は教授から留学の話を持ち掛けられる。将来的にも意味のある留学だったが、留学を選べば公演に出ることは難しい。(第3話)
稽古が始まるものの、一成と三角のテンポが合わない。しかし、二人にも原因はわからなかった。稽古の後に役作りの話になった際、一成は留学の話が出て、公演のこともあり迷っていることを切り出す。一成の話を聞いた天馬は「わかった。お前の将来に関わることだし、考えて決めろ。オレも前回の公演の時に背中押してもらった」と答える。
ただ、いざという時のことを考えた一成は「主演は交代した方がいいかもしれない」と言う。すると天馬は「いや、このまま一成で行く」ときっぱり言った。「やっぱりキイチは一成が一番合ってると思う」と続け、もしも一成が舞台に出られない事態になったら「その時は、オレがキイチをやる」「だから、どっちを選択しても問題ない。安心してじっくり考えろ」と力強く言う。
夏組の応援を受けて、一成は留学面接用の課題制作に取り組もうとするも、何も思い浮かばない。稽古でもいつもの調子が出ておらず、一成だけではなく、三角も様子がおかしい。(第4話)
九門の提案で、役作りのためのかくれんぼ大会が開催される。隠れる場所を探していた一成が倉庫を訪れると、倉庫には真っ白なパネルを見ている天馬がいた。課題が進んでいないのか?と問いかけられて、一成は「何も思いつかなくてさ」と答える。天馬はまるで絵を描いていない一成に、「いくら迷ってもいいとは言ったけど、逃げてるだけならキイチ役はオレがもらうぞ」と告げる。(第5話)
一成のこぼした「助けて」に答える幸の言葉を合図に、夏組が倉庫へやってくる。三角の提案で、みんなでお絵描きをしようというのだ。夏組は全員で絵を描いた。床も壁も絵具だらけにしながら、にぎやかな声を響かせて、カラフルに彩られて。(第7話)
夜になり、屋根の上にいた三角のもとに一成がやってくる。二人の様子をこっそり見守っていた夏組も集合し、全員が屋根の上にそろう。
天馬は一成に、「オレとしてもキイチは一成にやってほしいけどな」と言う。さらに、「一成のキイチがオレたち夏組にとってどんな影響を与えるのか、知りたい。お前にしかできないキイチがあるはずだからな」と続く言葉を、一成は無言で聞いている。
天馬は公演と留学では、将来の大きな糧になるのは留学だと思う、貴重なチャンスだし、それくらいわかっている、と言ってさらに言葉を重ねる。「オレ自身映画出演の時背中を押してもらった。あの時後悔せずに済んだのは、みんなのおかげだ。お前も自分自身の気持ちを大事にしろ」と。天馬の言葉に、一成は「自分の気持ちを……」とつぶやいて自分の心を見つめた。
絵が描けなかった理由。自身の望み。「花火がしたい!千秋楽が終わったら!」という言葉が、一成の結論だ。夏組はそれを受け止めて、天馬は「それが、お前の出した答えなんだな」とうなずいた。(第8話)
満開の軌跡の途中で
(周年/2019年)
一成が風呂に向かうと、そこにはすでに天馬がいた。共に浴槽につかりながら、ファンミーティングに向けての進捗状況を確認する。
天馬が「稽古とツッコミの練習と撮影の同時はきつい」とこぼせば、詳細を聞いた一成は「前より良くなってると思うよん!」と感想を伝える。落ち着いた調子で言葉を交わし合う二人。一成は「テンテン、あれもこれもって大変じゃない? あんま根詰めすぎないようにね」と声を掛ける。天馬も「お前こそ。あざ、すげーできてるぞ」と言うと、一成は「いい公演にしたいじゃん?」と答える。その言葉に、天馬は同じ気持ちだと示すように「……そうだな」とうなずいた。それから一成は「――あ、ねえテンテン! オレ、超いいこと思いついちゃったんだけど!」と言って、天馬は「……なんだ?」と尋ねた。(夏組第4話)
ついにファンミーティングが始まった。舞台袖で出番を待つ夏組。声が掛かり、一成は「キター! ほーらテンテン、あれやっちゃって!」と明るく言う。天馬は「わかってる!」と答えて、円陣を組むよう言う。それから「お前ら、思いっきり騒いで笑えよ!」と声を張り上げる。「いくぞ、夏組! テンアゲで夏ってこーぜ!」という言葉に夏組が全力で応えて舞台が始まった。レビューの最後に天馬が「年中テンアゲな夏組をこれからも――」と言えば、夏組が「よろしくお願いします!」と唱和して夏組のファンミーティングは幕を下ろした。(夏組第6話)
mAnkai AnimAls
(シーズンイベント/2020年)
アニマルリーダー会議に、夏組リーダーの代わりにやってきたのはキリンのカズナリ。秋組の代理はナマケモノのジュウザだった。しかし、四年に一度のアニマルショーには各国のリーダーが必要不可欠。カズナリは、三日後の会議に「テンテン連れてくるからねん!」と言ってひとまず解散した。(第2話)
次のリーダー会議には、テンマもバンリも参加となった。各国で起きている悪戯についての報告があり、劇場の支配人(監督)がそれについて考えていると、テンマと帰ったはずの一成がやってくる。テンマを夏の国に送ってから、また戻ってきたのだと言う。テンマとバンリがギクシャクしたままで、悪戯騒ぎもあった。悪戯もどうにかしたいし、二人を仲直りさせたいとカズナリはジュウザに話を聞きに行く。(第5話)
悪戯騒ぎについて、カズナリとジュウザは調査を開始する。最終的に全てはDOG座の仕業であることがわかり、無事にアニマルショーも開催された。(第6話~第10話)
夏の国に帰ろうとすると、全員がカズナリを迎えにきてくれた。テンマはあらためてカズナリに向かって、「今回はその……迷惑かけたな。おかげでバンリさんとも仲直りできた」と言う。カズナリは感極まった様子で「テ……テンテン~!!」と騒ぐのだった。(EP)
ACT3
びろーど納涼祭
(集客イベント/2021年)
雑誌『VELUDO』から、天馬を表紙に指名した依頼がやってくる。子役時代に縁のあった呉服屋からの希望だという。快諾し、モダンな浴衣を着用して納涼祭を紹介することになる。
そんな中、201号室を訪れた一成と椋は、天才子役と言われる鶴羽知宏が「気になる俳優」として天馬を挙げているインタビューを見せる。「俳優なんてめっちゃいっぱいいるのに、テンテンの名前が出るってすごくない!?」と一成はテンションが高い。子役の頃から活動している自分が気になるのは当然だ、と天馬が答えると「とか言って、テンテンめっちゃ嬉しそう~!」と一成は明るく言う。天馬は「オレが気になるなんて、なかなか見どころのあるヤツかもしれないな」と内心で思っていた。(第1話・第2話)
納涼祭のロケは、子役の鶴羽知宏も参加して始まった。屋台の手伝いをしたあとは、休憩時間に入る。一成が知宏にお祭りとかに行ったりするのかと尋ねると、仕事以外で来たことはないと言う。「昔のオレと、同じだな」と天馬が思っていると、シトロンがそれなら今から一緒に遊ぼうと声を掛ける。一成は「ナイス提案!」と言って、「もち、テンテンも行くよねん?」と尋ねれば「そうだな……」とうなずいて、四人は祭へ出掛ける。しかし、会場は人が増えてきて、気づけば知宏がいなくなっていた。三人は手分けして知宏を探す。(第6話)
天馬が見つけた知宏は、金魚すくいをしている子どもたちを見ていた。シトロンと一成にも連絡をしたし、時間もあると二人は金魚すくいをやることにした。
天馬に教えられて金魚すくいに成功した知宏が、天馬のおかげだと言うと、友達にコツを教わったからだと天馬は答える。さらに、知宏と同じく仕事ばかりだった自分に、いろいろなことを教えてくれたのが友達なのだと続けた。そんな天馬の言葉に、知宏はすぐに離れていってしまう友達なんて、必要なのかと尋ねる。(第7話)
天馬は、自分も昔はそう思っていた、と答える。だけれど、今はそう思わないと。「今のオレには、オレのことを理解してくれる大事な友達がいるからだ」と答えて、そんなやつを見つけたら、その友達を大事にした方がいいと続ける。そこで知宏が天馬に友達になってくれるかと聞くと、「当然だろ。オレがお前の最初の友達だ」ときっぱり言った。
全ての撮影を終えたあと、知宏は天馬にLIMEを教えてほしいと声を掛ける。天馬は「もちろんいいぞ」と気前よく言って、言葉を続ける。「なんたって、オレはお前の最初の友達だからな」。(第8話)
Fortune Festival
(シーズンイベント/2021年)
秋組アンサンブル・ジュリアンの依頼で、占いイベントに参加するカンパニーメンバー。会場で一成は、昔の自分のように相手に合わせてばかりの少女を見掛ける。(第7話)
タロット占いで手伝いをしていたところ、件の少女とその友達でトラブルが発生。一成や紬が話を聞くと、二人の相性は最悪だと言われたのだという。少女が本音を話していない、自分の意見を言わないことに、友達は親友だって思ってたのに!と憤っていた。(第8話)
二人のやり取りに、一成は「オレもさ、前は自分の意見言わずに、友達の欲しい言葉ばっかりあげてきたんだよね~」と声を掛ける。しかし、そこから薄っぺらい関係では嫌だと、深くつながりたいという気持ちが勇気になり、変われたのだと。二人はどうかと問いかけるも、少女たちは相性が悪いのに続くわけがない、と言う。一成は「それは、これからの二人がどう動くかで変わると思う」「そこはオレで実証済み!」と答えた。「最初は結構険悪モードだった」「でもお互いに1歩踏み出して歩み寄ったことで、今ではめっちゃ仲良くなってるよん!」と、今までのことを思い返して告げた。紬も自身の経験を交えて語りかけ、少女たちはお互いに向きあっていくと決めた。(第9話)
※第二幕で険悪モードだったのはほぼ対天馬。
「WONDER RUSH」(新生夏組第八回公演)
(公演/2021年)
幸が進路で悩んでいるのではないか、と椋から聞いた一成は、みんなでご飯を食べに行こうかと提案する。気晴らしにもなるし、話も聞きやすいと思ってのことだ。あっという間に話がまとまり、「テンテンにはオレからLIMEしとくねん」と一成が言う。(第6話)
落とした帽子を探しに、幸は公園へと向かう。追いかける天馬が「時間かかりそうだったら連絡する」と言うと、一成が「了解~!」と答えた。その後、公園の幸に帽子は見つかったかと一成が電話を掛ける。その電話を奪い取った天馬が「夏組集合だ」と言えば、「おけー!」という返事。すぐに夏組は全員公園へ集合した。(第7話)
憧憬のエアライン
(おでかけイベント/2022年)
明日からロケだという天馬は、相変わらず忙しい。一成はそんな天馬に「いつものことだけど、テンテンいないとつまんないから早く帰ってきてねん!」と言う。天馬は慣れた様子で「撮影次第ではあるが……まあ、努力はする」と答えた。
ロケの話から飛行機の話題になり、天馬が子役時代から乗っていたというと、一成は「小さい頃だと飛行機怖かったりしなかった?」と尋ねた。「初めてのときはすごく怖かった」と答える天馬は、パイロットが話しかけてくれた言葉で怖くなくなったのだと答える。(第1話)
「スカイギャラリー」(新生夏組第九回公演)
(公演/2022年)
一成の展示会をきっかけにして、次の公演は画廊を舞台にして一成を主演にしようと話が進む。準主演は最近大きな役をやっていない天馬はどうか、と名前が挙がるものの、天馬は「仕事が忙しいから考えさせてくれ」と、どこか乗り気ではない。
そんな中、一成は公募展の準備を進めており、アイデア探しにギャラリー巡りをしようとしたところ、天馬と鉢合わせる。一成は天馬を誘い、二人でギャラリーへ向かった。(第3話)
ギャラリーで一成は、「難しいことはわからない」と言う天馬に、「難しく考える必要はなくてさ」と言う。それから、絵に対する気持ちを天馬に語る。「見てくれる人に少しでもいいと思ってもらえるような作品を作りたい」と言う一成に、天馬は口を開くものの、芸能人皇天馬として騒がれそうになり、そのままうやむやになった。(第4話)
公募展の結果、見事入選を果たした一成。テレビ番組の取材に加え、個展のオファーも来ているという。UMCとして活動するにあたって、これは乗り越えるべき壁なのだと全てを受けると一成は決めた。ただ、描くべき絵のイメージが浮かばず、バルコニーで一成は手癖のように空を描いていた。その場を訪れた天馬は、「何の変哲もない青空の絵」という一成の言葉に何かを言おうとするものの、結局言葉になることはなかった。
それから、一成はテレビ番組の取材を受ける。全てを終えたあと、スタッフの忘れ物を届けようとした一成は、コネで入賞したのではないか、という声を聞いてしまう。(第5話)
取材スタッフの言葉が離れない一成。調べない方がいいとわかっていながら、手はスマートフォンに伸びていた。SNSでの声を検索すれば、コネでの入賞についての言葉がいくつも飛び交っていた。スマートフォンを見ない、と思っても手を離すことができず、いつまでも一成はスマートフォンを操作していた。
一成の様子がおかしいことに、夏組は気づいている。一成が「絵のことを考えられない」と言うのだ。夏組はどうすればいいかと話し合い、行動を起こす。(第6話)
夏組は一成を旅行へ連れ出した。以前の天馬のロケ先での出来事にヒントを得て、デジタルデトックスの旅行だ。夏組と監督は川辺で思いっきり遊び、旅館へ帰ってきた六人は昼寝をしようと横になる。しかし、一成は目が冴えて眠れない。すると、天馬は一成に声を掛けて「少し付き合ってくれないか」と言った。(第7話)
天馬が一成を連れてきたのは、見晴らしのいい高台だった。一成は絶景を前にして、ぽつりぽつりと天馬に心情を吐露する。コネで入選したのだとSNSで言われたこと。憶測を立てられることに疲れてしまったこと。絵もSNSも距離を置きたくなったこと。
しかし、目の前の景色を見たら絵を描きたくなった、と言うと夏組が絵の道具を持って出てきた。密かにあとをついてきたのだという。絵を描きたいと思っていたところだ、という一成に天馬は言った。オレはコネもチャンスに変えてきた。理由は何であれ、心に残る作品が描けるのは一成の実力だ。世界中の誰もが味方にはならなくても、夏組や監督、劇団はお前の味方なら十分じゃないか?と。
さらに、準主演を渋っていたのは、天馬以外の個人の知名度を上げた方がいいと判断したからだ、という天馬の思惑が明かされる。その言葉に、一成は天馬の気持ちを汲んだ上で「オレたちみんな、テンテンの芝居が好きなんだよ」と告げた。天馬はその言葉に、「次の公演はオレとお前で組むぞ」と力強く答えた。(第8話)
せっかくなので夏組みんなで写生大会をしよう、と一成が発案する。何の絵を描こうかと言う一成に、天馬は「空の絵」と口にする。以前バルコニーで交わした会話から、何の変哲もない青空の絵に心を動かされたのだと言って、さらに「お前がオレの芝居を好きだって言ってくれたように……オレも一成の描く絵が好きだしな」と告げた。(第9話)
「スカイギャラリー」千秋楽後、夏組は天馬のドラマを撮った監督からパーティーに招待された。パーティー会場で、一成は積極的に営業活動を始める。呆れたように天馬がコメントすれば、一成は言う。「コネも努力と実力で、みんなに認めさせるんでしょ?」その言葉に、天馬は「まあな」と答えるのだった。(EP)
絶景サマーキャンプ
(シーズンイベント/2022年)
卒業生である臣も含めて、夏休みに葉大生で出掛けようという話が持ち上がる。海とかキャンプがいいのでは、という言葉に天馬が「海は仕事で何度か行く予定があるから、どちらかといえばキャンプがいいな」と言い、他のメンバーも同意してキャンプへ行くことが決定する。社会人である臣のスケジュールが出るのを待って、日程は後日決定しようと解散した。(第1話)
臣の休みが出ると、各自予定を確認する。すると太一は家族旅行とバイトがあり、天馬も言う。「オレも仕事と、一成と出かける約束が入ってるな……」。結局太一と天馬は不参加となった。(第2話)
色褪せない思い出を。
(おでかけイベント/2022年)
花ヶ丘ゆうえんちの噂話に関する動画について、SNSにあがっていたと話す十座。出演者で実際に動画を見てあれこれ話していると、九門が言う。動画検索をあまりしないのに、SNSに関する噂をよく知ってたね、と。一成に参考になるものを教えてほしいと頼んだところ、動画を送ってくれたのだと十座は答える。その内の一つを見せたのだ。天馬は十座の言葉に、「へえ、一成から送ってもらってたのか」とこぼす。(第4話)
「彩遊記」(新生夏組第十回公演)
(公演/2023年)
夏組の新しい公演は、西遊記をベースにした物語。主演の孫悟空役は九門で、夏組は口々に似合うと言う。準主演の三蔵役には一成が立候補した。三蔵の役柄が昔の自分にかぶるからと言い、さらに「スカイギャラリーで準主演のテンテンにたくさん支えてもらったから、今度はオレの番かなって!」と続ける。夏組も賛成して、九門主演・一成準主演の公演が決定した。(第2話)
一成がバルコニーで画塾での出来事を思い出していると、天馬が現れる。レポートを書くという天馬に「(PCを開いていると)テンテンも普通の大学生に見えるよね」と言うと、「当たり前だろ。普通の大学生なんだから」と返ってくる。その言葉に、あらためて一成は俳優活動をしながら劇団や大学での学業をこなしていることを、偉いと言う。天馬は「自分で選んだことだしな」と答えて、大変なことはあっても、進学してよかったと思う理由を語る。
一成が「テンテン、すごいな~」と言うと、天馬は「一成だって同じだろ」と答えた。当たり前のことを告げる素振りで、きっぱりと。稽古や公演のかたわら課題をこなして、最近は仕事も引き受けている。その事実を指して、「お前だって十分やってる」と力強く言うのだ。一成が何も反応できずにいると「一成?」と名前を呼ばれる。一成は笑って「ううん、やっぱ、テンテンって言うこともかっこいいよね!」と答えた。(第6話)
バクステストーリー
皇天馬SSR【ネタの仕込みは入念に】『テンイチ即興漫才ショー』
雄三からもらったチケットで、お笑いライブへ行く夏組。客いじりが芸風のコンビによって、天馬が舞台へ上げられる。職業を問われて俳優皇天馬とバレてしまいそうになり、どうするのか、という空気が夏組に流れる。立ち上がったのは一成で、「ここはオレに任せて!」と舞台へ向かった。
天馬のもとへ合流すると、「テンイチってコンビ組んでるんだよね!」と漫才コンビを名乗って、皇天馬であることがバレるのを回避した。成り行きでネタを見せることになり、「後で覚えとけよ」と言う天馬に、一成は「テンテン、こういうのは楽しまないと!」と答える。二人は即興で漫才を繰り広げて、しっかり笑いを取ることに成功して舞台を下りる。
その後、天馬を舞台に上げたコンビは若手漫才の登竜門で優勝する。その中継インタビューで、テンイチはライバル宣言されるのだった。
※テンイチ:春組第三回公演「ぜんまい仕掛けのココロ」EPにて開催のMANMANグランプリで結成された、天馬と一成の漫才コンビ。
皇天馬SR【開花の旅路】『完璧じゃなくても』
天馬の出演映画を全員で見に行った夏組。わざわざ映画館で一緒に観るのが、天馬は気恥ずかしい。しかし夏組は構わず感想を言い合い、天馬の演技以外について盛り上がる。「お前らオレの芝居もちゃんと観ろよ!」と言えば、一成は「あはは、ちゃんと観てたに決まってんじゃん!」と答えて、それぞれの感想に天馬は気を良くする。
2周年祝いの、監督へのご飯プレゼントの話になり、天馬は大量の卵を用意する。ゆでたまごを作るのだという。早速練習を始める天馬を夏組は見守る。しかし、出てきたゆでたまごはボロボロで、狙った半熟にもなっておらず、殻も残っているというありさま。落ち込む天馬に夏組がアドバイスをして、エビフライはどうかという話になる。「エビフライいいじゃん! そしたらこのボロボロゆでたまごもタルタルソースにして使えるし!」という一成の言葉に、天馬は「なるほど、タルタルソース……」とうなずき、エビフライを作ってみることにする。
皇天馬R【イケメン☆ライダー】『正義のイケメンライダー』
ドラマの撮影で、バイク乗りを演じるという天馬。免許を持っていない天馬は、感覚を教えてほしいと臣に頼む。出演するドラマについては教えることを拒んでいたけれど、一成は放映日を把握していた。「オレの周り、皇天馬ガチ勢多いからね~! 出演情報ばっちりおさえられるよん♪」と言って、チャンネルを合わせる。天馬が演じるのはライダーヒーローのゲストライダーだった。バイクを降りてヘルメットを外す仕草に、かっこいいと声が上がり、一成も「テンテン、超絶イケピコ~☆」と盛り上がっている。
皇天馬R【妖の湯加減】『湯もみ練習 in MANKAI寮』
東の知り合いの旅館へ手伝いに行くことになった天馬は、湯もみの練習をしている。湯を張ろうとやってきた一成と椋は、天馬に湯もみとは何か尋ねた。説明する天馬に「テンテンくわしい!」と言えば、「ふん、勉強したからな」と天馬もまんざらではない。
湯もみを見たいという二人に、天馬は「おう!」と実演してやる。すると一成が、天馬が着ているのは衣装かと尋ねた。「水に濡れても大丈夫な衣装らしい」と答える天馬に、一成は「そういう事言ってると、フラグ回収しちゃうんじゃないの~」と茶化す。「どういう意味だ。そんなフラグ回収するつもりはない」「とか言ってると余計に――」と言っていると三角が現れ、天馬に突進した。「テンテン大丈夫!?」と声を掛ける一成。天馬はどうにか踏みとどまって、落ちることは回避できた。
騒ぐ声にシトロンと綴がやってきて、事情を説明する。シトロンと一緒に湯もみをやっている天馬に、一成は「妖怪になりきって湯もみしてみて!」と言ったり、風呂に落ちたシトロンに対して「ほら! そこはテンテンがツッコまないと!」と言ったりするのだった。
皇天馬N【新説・クロウ伝】役作り【クロウ】
クロウ伝メンバーが興じるのは、手作りすごろく。それぞれのマスには手作りらしい内容が並んでいた。「にんじんフルコースのディナーに行く! 1回休み♪」など、書いた覚えのないマスにいぶかしみつつコマを進めていると、千景が「テンテンが迷子! 夏組で捜索! テンテンは一回休み♪」というコマに止まる。「これどう考えても一成だろ!」と天馬が言う通り、制作者の一成はこっそりマスを入れたという。にんじんフルコースも一成の仕業かと悟り、三角曰く「てんまなら、きっと逆転できるから信じてるってかずが言ってたよ!」らしい。千景のコマでも天馬が休みになるという事態に、天馬は「一成、後で覚えてろよ……!」と言うのだった。
三好一成R【Last Planet】『夏組リフレッシュDAY』
202号室に集まって課題をしていると、一成が帰ってくる。明日までが期限の映画の優待券を持っており、みんなに明日の予定を尋ねた。予定はないという答えが返る中、一成は「テンテン仕事だよね……?」と聞くと、天馬は「いや……最近クランクアップしたばかりだから大丈夫だ」と答える。一成はその返答に笑みを浮かべた。
課題があるという言葉には、一成も手伝うと言って「たまには息抜きも必要だよん!」というわけで、夏組全員で映画へ行くことになった。
観る映画を決めず、ちょうどいい時間の映画にしようと言って映画館を訪れる。決定したのは『きらきら☆ダイヤモンド! ジュエルプリンセス THE MOVIE!』。作品に対して後ろ向きな天馬に、一成は「普段絶対に観ない映画だからこそいい発見があるかも!」と声を掛ける。天馬は「まあ、それもそうだな」とうなずいた。
充分に映画を楽しんだ夏組。今日課題を終わらせないと、という言葉に「だいじょぶ、だいじょぶ、オレが教えちゃうよん!」と一成は言う。映画でリフレッシュできたし課題も頑張ろうと声を掛ければ、夏組は「は~い」と声をそろえた。
シトロンSR【開花の予感】『サンセットビーチにて』
談話室に駆け込んできた一成は、天馬のドラマがまだ始まっていないことを確かめる。青春純愛スペシャルドラマで、天馬は準主役を演じるのだ。
集まったメンバーでドラマを視聴していると、一成は「やばば、オープニングからテンアゲ!!」と言って、「あっ、テンテン出てきた!!」と反応する。クライマックスパートを、真剣に見入るメンバー。天馬の愛の告白のシーンに一成は「ヒュー! ちょうカッコイイ……! さっすがテンテン!」と言っている。
ガイR【出立の音】『理想のお弁当作りました』
出張が多いというバーのお客さんに頼まれて、弁当を作ることになったガイ。インステで勉強していると一成が現れた。インステはサラリーマンが食べるような弁当はあまりアップされていないということで、「参考になりそうな人がいるから聞いてみよ!」と言う。
一成が連れてきたのは、サラリーマン代表の至と千景、(好みはお子様でも)ロケ弁当を多く食べている天馬の三人。なお、最終的には「おつまみ系のおかずをメインにした、大人向け弁当」に落ち着いた。
ミニ会話
5周年イベント「同じ星空の下で」天馬&レントトーク(2022年)
楽屋へ挨拶に来たレント。天馬へ感想を言っていると、レントの経営しているライブハウスで、一成が気になっていたバンドのライブがあるという。そのチラシをレントは、一成ではなく天馬に渡す。
シーズンイベント「パティシエたちのスペシャリテ」天馬稽古会話(2/3)(2022年)
甘いものといって、一成を連想する天馬。流行りの店へ行くと行列が出来ていたりするものの、一成は並ぶのが苦にならないらしい。行列も醍醐味で、待つのも楽しくて最高だという一成を指して「なんというか、一成らしいよな」と言う。
その他(ゲーム内)
記念日ボイス
誕生日
上段/天馬→一成
下段/一成→天馬
一年目
「一成…仕方ないから友達として祝ってやるよ 誕生日おめでと」
「今日はテンテンバースデー♪ 新しいサングラスでもあげよっかな~」
二年目
「一成誕生日おめでとう。…きょ、今日くらいは2ショット撮らせてやってもいい」
「今日は我らがテンテンのバースデー! たっくさん感謝とラブを伝えないとねん♪」
三年目
「一成、お前が選んだ“今”をオレは絶対無駄にはしない。リーダーとして…友達としてな」
「テンテンおめでと~♪今年もオレからのラブと感謝の気持ち、ちゃんと受け取ってねん☆」
四年目
「一成、誕生日おめでとう。オレはいつも、お前の明るさに救われて…な、なんでもない!」
「ハッピーバースデー!テンテンはオレの大切な大切な友達だからねん、ビッグラブ♪」
五年目
「群青の岩絵具だ。たまたま見つけて綺麗だったから、一成に。花火を描くのに必要だろ?」
「テンテンおめでと!また立ち止まっても、オレらが笑顔にするからさ♪それが友達っしょ」
※群青の岩絵具
・2020年1月リレーブログ企画で、一成は【持ってる絵具の中で一番高い絵具は何ですか?】という質問に「たぶん岩絵具の群青色かな~」と答えている。「ここぞ!って時に使うようにしてる」ということで、「SHI★NO★BI珍道中」の時に描いた花火の絵を挙げている。
・第九回公演「スカイギャラリー」(EP)でも言及されている。
六年目
「一成の誕生日に祝いの花火、少し買いすぎたか…まあ、あいつらとやればすぐなくなるだろ」
「テンテンが誕生日祝われてると、オレも嬉しくなっちゃうな~。オレの愛も受け取って!」
七年目
「一成の展示会、次こそは見に行くから前もって教えておけ。お前の絵は…好き、だからな」
「テンテン、なんか描いてほしい絵とかない?今ならテンテン限定でリクエスト受付中!」
劇団員ブログ
・天馬が担当したブログでは一成の名前が頻出。よく写真をもらっていることがうかがえる。
2020.01.20リレーブログ
「一成も書いていたが、質問をせっかくもらったのに答えられないのは勿体ないからな」
2020.09.05 秋の思い出ひとつめ
「一成が相変わらず写真を撮りまくってたんだが わざわざブログ用に厳選したらしいから載せといてやるか」
2020.12.06 針供養
「『おみみがいい写真撮ってくれたから今度ブログに載せといて』……って、一成に言われてた写真があった」
2021.07.28 納涼祭
「今、一成が写真を厳選しているが量が多くて、どれにするか悩んでるらしい」
2022.07.16
「一成も展示用の絵を描いてるって話してた」
2022.10.22
「一成が撮影してたって聞いたから写真を何枚か送ってもらった」
2023.06.09
「一成が掃除中の写真を何枚か撮ってたからブログ用にデータもらってきた」
2023.09.06
「ここ最近、一成が毎日インステで大阪グルメや流行スポット探しをしているから、インステで教えてやったら喜ぶんじゃないか」
・2023年1月リレーブログ企画 他己紹介プロフィール帳
企画内容:自分ではない団員のプロフィール帳を記入→翌日本人からの答え合わせ
2023.01.08
咲也→一成において、咲也は一成の「あこがれの人」に天馬と記入。翌日の答え合わせで一成は、イエスともノーともつかない顔文字で答えた。
その他(ゲーム外)
・2nd Anniversary Book Q&A
様々なLIMEグループの中に天馬出演情報共有用「テンテン目撃情報」というグループがあることが明かされている。作成者は言及されていないが、グループ名が完全に答えである。
・A3! MANKAI COMPANY JAPAN TOUR埼玉
盆栽美術館を訪れた天馬。迷子になることを見越して、一成から迎えの連絡が入る。
・A3! MANKAI COMPANY BLOG ARCHIVES 4
2020.07.11大学帰りに葉星大生組で遊園地へ行った、という綴のブログに対するコメント「(夏組での制服遊園地について)いつか一成あたりが提案してきたら考えてやるか」
・5周年各組記念イラスト(ボイス付き)
天馬の肩に一成が手を置くか否か、というイラスト差分がある。ボイスで一成は「テンテン! 流れ星! 見た!?」と言っていて、その声に驚いた天馬が大きな声を上げており、秋組ボイスで左京に「あいつら……夜道で騒ぐなと……」と言われている。
・6周年特別公演「ニヒルの祝祭」告知動画
(公演の特設サイト公開の流れ)「一成も、めっちゃテンアゲなサイト作っちゃったから、お楽しみに~……とか言ってたぞ」