これは、
魔法使いに憧れる少女に訪れた、
絶望と希望の物語。
△概要
『とんがり帽子のアトリエ』とは作者:白浜鴎(しらはま かもめ)による王道ファンタジー漫画。
月刊モーニングtwoにて2016年7月より連載中。
単行本は2018年9月21日時点で4巻を発売中。累計100万部突破。
TVCM とんがり帽子のアトリエ
Renta! とんがり帽子のアトリエ
△あらすじ
小さな村の少女・ココは、昔から、魔法使いにあこがれを抱いていた。
だが、生まれた時から魔法を使えない人は、魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、ココは魔法使いになる夢を諦めていた。
しかしある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが、魔法を使うところを見てしまい——。
△主な登場キャラクター
魔法使いに憧れた仕立て屋の家の娘。とある魔法使いの一派にその気持ちを利用され、禁止魔法を使って母と家を石に変えてしまった。そして同時にそのことが魔法使いの一人キーフリーに知られてしまう。
たまたま仕立て屋を訪れていた魔法使いの青年。村に来ていた馬車の魔法を直すところをココに見られてしまう。一度は村を離れるも、ココの思い出話から“彼ら”の関与を疑い引き返し、ココが魔法を使っているところを発見する。
“彼ら”を追うため、彼女の記憶を消さずに済ませるため、彼女を他の魔法使いから匿うため、掟を破りココを弟子にする。
△キーフリーの弟子達
アトリエに来たココに最初に話しかけてきた少女。
空飛ぶ雲に乗ってお昼寝をするのが子どもの時の夢。
無口で自分の外に興味がない少女。いつも自分が作りたい魔法を作り、描きたい魔法を描きたい。
そのこだわりを通すために、一度別の魔法使いとの師弟関係を解除している。本名:リチェリット。
水晶等の石を操作する魔法が得意。
プライドが高い現実主義者。上昇志向が強い。
自分に出来ることが出来ない子が嫌い。一緒にいて得るものが無いから。
魔法陣の知識は弟子の中でも高く出来ることの幅は広い。
代々図書の塔の司書を務まるアークロム家の1人であり、本人もそれを目指している。
△その他の魔法使い・魔材屋
キーフリーの知り合いの魔女。風の魔法をよく使う。
泥森の町「カルン」の魔材屋「星の剣」の老店主。
ノルノアの孫であり徒弟の少年。銀彩症で色が分からないため染料が触れない。
得意なのは杖作り。
キーフリーの親友でありキーフリーのアトリエの「見張りの眼」。本業は魔法器の制作。
ココが魔法を好きになるきっかけになった魔法器「灯石道」の制作者。
日常生活に役立つ熱や光の魔法器をよく作る。
魔法使いクックロウの弟子。第2の試験を2度落ちた。
魔法の知識も応用のセンスもあるにはあるが、あがり症で他人に見られていると震えて魔法が描けない。そのため監視員がいる第2の試験は鬼門。
▲つばあり帽
掟を破り、危険かつ非人道な魔法「禁止魔法」を使う魔法使いの一派。
様々な掟と秘密で縛られている現状の魔法使いの世界を憂いている。
ココが幼い時に魔法が描かれた絵本とペンを与えたつばあり帽の魔法使い。本名:イグイーン。
ココに執着しており、彼女の魔法使いとしての成長を願い、掟を破った魔法の使用を誘う。
目玉の帽子(仮)
アガット・リチェ・ユイニィの3人が第2の試験を受けていると現れた黒い帽子のつばあり帽。
ココへの試験のため、3人を利用する。
△語句
魔法
世界に溢れていて民衆の生活を豊かにしてくれている便利な奇跡。
魔法を掛けられるのは生まれついての魔法使いだけで「ふつうの人」にはできない………とされている。
実際は、特別な「魔の墨」・決められた「魔法陣」、この二つさえあれば誰にでも使えてしまう技術。
魔法使い達はこれを秘匿しており、魔法陣がなくても魔法が発動出来ているように振舞っている。
結託の日
その昔は特別な技術ではなかった魔法だが、それ故に危険で、実際争いにも使われていた。
それを憂いた良識人が「魔法使い」として結託、人々から魔法の記憶を消し、秘密を守れる弟子にだけ教えることにした。
禁止魔法
争いの時代に描かれていた「人を傷つける魔法」。
様々にあるが、ひとまとめに説明するなら「人体そのものにかける魔法」。
この掟によって魔法は基本的には道具になっている。
魔法器
魔法がかけられた道具。魔法使い以外でも発動出来るため世界中で重宝されている。
魔法使いにしか作れないため高価。
要は魔法陣が見えないように描かれた道具のこと。
魔警団
魔警騎士団。結託の日に定められた掟に従い
禁止魔法に手を出した者や、魔法の秘密に触れた者の記憶を消し去る「魔法を守る魔法使い」。
△テレビアニメ
2025年に放送予定。
スタッフ
△関連イラスト
△関連タグ
マーベル・コミック DCコミックス スター・ウォーズ:作者が表紙を担当。