概要
松本洋子の漫画作品。少女漫画雑誌「なかよし」の1993年3月号別冊付録にて発表された。
少年たかしはにんじんが大嫌いでよくを残して母親に怒られていた。にんじん嫌いを無くしたいと思ったたかしは神様に好き嫌いが無くなるようにお願いする。すると全ての食べ物がにんじんに見えるようになってしまった。しかしそのにんじんはハンバーグやパンの味がする物であり、それらを食べているうちに本物のにんじんも食べれるようになった。
そこまでならまだ良かったが、食べ物だけでなく犬や小鳥などの動物もにんじんに見えてしまうようになり、食べたら美味しいのかと疑問に思うようになった。
翌朝、たかしが部屋のベッドで起きると目の前に巨大なにんじんがあった。たかしは喜んでそれにかぶりつき、その美味しさに感動してしまう。一階に降りると巨大なにんじんが新聞を読んでいた。それはたかしの父親であり、2階にあった巨大なにんじんはなんとたかしを起こしに来た母親だった。2階には無惨な屍となった母親の姿が…。
という衝撃的な話となっている。