はめきんとはコンパイルから発売したRPG、「魔導物語~はちゃめちゃ期末試験~」のことである。スタッフがサブタイトルから「は」ちゃ「め」ちゃ「き」まつしけ「ん」の4文字を取って略称として用いたことが由来。呼びやすいため魔導物語ファンの間でもこの略称で呼ばれることが多い。
1996年9月6日発売のWindows95版「DiscStation Vol.12」に収録され、その後もダウンロード販売などが行われたが、現在は入手困難。魔導物語初のマウス専用ゲームである。
物語としては『魔導物語1-2-3(魔導物語Ⅲ)』からの直接の続編となるが、『魔導物語4』ではなくあくまで外伝とされている。
後の『ルルーの鉄拳春休み』『魔導物語 魔導師の塔』と合わせて新生ARSとして扱われることもある。
作品解説
魔導学校に入学したアルル・ナジャはルルーをはじめとするほかの生徒たちとともに期末試験を受ける。試験内容はサタン様・・・もといマスクド校長先生が指定した迷宮を探索すること。しかし校長が案内した会場には一つ問題があった。その頃試験会場と魔導学校から遠く離れた古代の迷宮へ、シェゾ・ウィグィィが、一つの目的を胸に踏み込んでいた。
お気楽な前半と緊迫した後半の展開の対比が熱い。それまで単なる敵キャラであることが多かったシェゾの活躍で知られ、この作品発売によってファンクラブが結成されたという。またドッペルアルルも雑魚キャラではなく重要人物として登場し、アルルの設定の広がりを垣間見せた。他にもルルーとアルルの交流など見所が多い作品である。
主な登場キャラ
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