「貴方の“秘密”、頂戴いたしました――」
概要
月刊コミックジーンにて2016年8月号から連載開始。既刊は、2021年3月現在10巻。
作者はマツリ。
作者曰く、毎回後味最悪胸糞が悪くなるほぼ完全読み切りのつもりで描いています(Twitterより)
その言葉の通り、話どうしの繋がりがほとんどない読み切り形式で、後味の悪い話が多いのが特徴。ハッピーエンドで終わることはなく、バッドエンドでなくとも悲しい結末を迎えることが多い。
あらすじ
何か問題を抱えた人間や人ならざる者たちが訪れる宿「叢雲屋」。
宿代として支払うものは自身の「秘密」。
さて今回の来訪者は――?
お聴かせしましょう、咄咄奇怪な百鬼夜談――…。
登場キャラクター
大将
2018年コミックジーン8月号の付録ドラマCD( CV永塚拓馬 )
「叢雲屋」という宿を率いている。
なんらかの問題を抱えるヒト・バケモノの前に現れては、彼らの「秘密」を暴き、奪うという狼藉の限りを尽くすバケモノ。
土蜘蛛
2018年コミックジーン8月号の付録ドラマCD( CV安元洋貴 )
大将のもとで働く人外その1。通称は「蜘蛛」。
もともとは人間でカラダに蜘蛛のバケモノを仕込んでいるため、人間としてのカラダはすでにグズグズ。料理が得意。
蝶化身
2018年コミックジーン8月号の付録ドラマCD( CV増田俊樹 )
大将のもとで働く人外その2。通称は「蝶」。
人当たりがよく、特に女性の心を掴むのがとても上手。しかしヒトらしい温かい心は持たない。大将のことが大好き。
叢雲屋をとりまくキャラクター
骨僧
蜘蛛・蝶よりも古く、従者として宿に出入りしていた人外その3。
現在は独立していて、ヒトやモノの骨を集めては焼き物を作って暮らしている。二人が知らない大将のことを色々知っているらしい。
退治屋
色々あって大将のことを酷く憎んでいる人間。
生涯をかけて彼を追い回すと決めている。家は代々呪術をなりわいとしているらしい。
躁のテンションが振り切れていて激しい。
(説明文はすべて作者のメインキャラ紹介を引用)